『山の中で、愚痴をさけぶ』(上野原の山)

山に響く声は聞いていて心が和むものとそうではないものがある。自分勝手な叫びはセカチューならぬジコチューなのである。
『山の中で、愚痴をさけぶ』(上野原の山)
自分がやりたい事と現状に差が生じれば誰もが違和感や不満を感じる(楽観的な人は特殊)、温厚な人とイライラする人の違いは、その感情を表に出すか出さないかに過ぎない。
ストレスは意識の違いでも発生する。皆で歩くことを目的としている人、目的地に着く事を目的としている人、グループハイキング・登山ではグループの目的に合わせないとトラブルの原因となる。

一人歩きは人為的なストレスはないが、悪天候や難路、進行を妨げる状況が続くとストレスが溜まってくる。そして、ストレスが許容量を越えると突拍子もない行動を起こしてしまう。人は追い詰められると変わった行動をとるが、その奇行こそ本性なのかもしれない。

「山の中で、愚痴をさけぶ」主演:ヤマラ

ここ最近体をあまり動かしていなかった所為か、序盤の登りから体のダルさを感じていた。
平坦ランニング区間に入り気分を切り替えようとするも、殆ど走ることは出来なかった・・・先週の裸足ランニングで踵を痛めてしまい、そのまだ痛みが残っていた。

疲労からペースが落ち、気力も低くなっていった、思うように動けない事から楽しさを感じられずストレスが溜まっていく。
今日のルートは、要害山 ⇒ 権現山 ⇒ 坪山 ⇒ 雨降山 ⇒ 不老山だったが、このペースと体調では無理そうなので坪山で終わりにすることにした。坪山のコースは2つあり御岳神社とびりゅう館に下れるが、景観が良さそうという理由からびりゅう館コースで下ることにした。

景観はこれという特徴のない普通の内容だった。
疲労と足の痛みからとっとと下山したいが、このコースは平坦な尾根が続き下る様子がなかった。。その内に登りとなり、アップダウンが何度か続いた。登っても展望は無い、なぜ巻道を作らないのか?そんな不満が募っていった。

平坦までは許せた、一度や二度の登りも何とか耐えた。しかし、三度目で私はキレた。

「ふざけんな、このクソコース!」

大きな声でその様な不満を発した。
権現山からは誰にも出会っていない、蜘蛛の巣が多く道も荒れていたことからこの付近は不人気エリアと判断した。坪山の山頂からは道が良くなったが、山頂に誰も居なかった事から今日はこのまま誰にも会わないと予想し、不満を声に出した。自然に文句を言っても無意味だが、叫ぶことでストレスは多少なり発散できる。

その登りを終え少し下って行くと、予期しないことが起こった・・・誰もいない筈の登山道、そう思って愚痴をこぼしたのに、ハイカーがいたのだ\(^o^)/

「あのー、ひょっとして変な叫び声が聞こえましたでしょうか?」恐る恐る尋ねてみる。「えぇ、まぁ・・・」やっぱり聞こえていたか。。
人が居ないからTシャツは頭だけ通していて半裸の身なり、とりあえず私が危ない奴では無い事を証明しなければならない。あたふたしながら事情を説明したら、少し引き気味だったが「そういうことありますよねー」と言ってくれた。
その人逹とは帰りのバスでも会った。「あっ、発狂野郎だ」と思われているのだろうか、こんなことならあの時に始末しておけば・・・

今日の教訓

『壁に耳あり障子に目あり』どこで誰が聞いているかわからいから、負の感情は表に出さない方が良い。
どうしても抑えられない時は語尾に「なんちゃって」と付け加える。「バーカ、バーカ!・・・なんちゃって」これならもし人に聞かれたとしても面白い人と思われるかも。

私は人が居る時はいかなる時も平静を装うが、内心はこんな感じ、自然に対して怒る事は多々ある。
でも、辛い時に奮い立たせるのは怒りの感情、こん畜生という気持ちがなければ乗り越えられない事もあるから、この感情は必要だったりもする(普通のハイキングでは不要だけど)。

ルート



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距離:29.853km(内10km位は車道)
累積標高(登り):2433m
累積標高(下り):2201m
※ルートはカシミール3Dで作成

山行記録


CL決勝

深夜からCLの決勝を観戦、リヴァプール vs レアル、勿論応援するのはリヴァプールだ。
リヴァプールはプレミアの中では一番好きなチームだ、サラー・フィルミーノ・マネの最強3トップ、情熱的なモチベーターのクロップ、ハラハラドキドキさせるサッカーは魅力的だ。コウチーニョが移籍した時はどうなる事かと心配したが、3トップが躍動し戦力は寧ろ上がったようにも見える。チームは今季も好調、リーグは3位、そしてCLは何と決勝まで駒を進めた。

ゲームはサラーが負傷してからリヴァプールが防戦一方となる、後半カリウスのミスで失点した時は終わったと思ったが、セットプレーからすぐに同点に追いついた。
面白くなってきたところで出発の時間、ゲームが終わるまで遅らせるか考えたが、もしリヴァプールが負けたら、悪い気分を引きずってしまうので、勝敗は帰宅後の楽しみとして出発することにした。

(帰宅後)その後ベイルにしてやられリヴァプールは敗戦した。。
カリウスのミスによる失点は大きいが、サラーが退場して攻撃のリズムを掴めなかったのが敗因だろう(動揺)。それとメンタル、レアルの選手は重圧に対する耐性が高い。
カリウスには同情する、来季イタリアの至宝ドンナルンマを獲得するから気負ってしまったのかもしれないね。

昨季マンUがELを優勝したから今季はプレミアからは5チームがCLに出場した。全チームグループリーグ突破、結果はリヴァプール(準優勝)、マンC(ベスト8)、マンU(ベスト16)、トットナム(ベスト16)、チェルシー(ベスト16)となった。
プレミアはCLに弱いと言われてきたが、優勝も狙えるリーグと証明した。タレントと戦術に長けたマンCならレアルとどんな戦いをしたのか?来季CLもプレミア勢の活躍が楽しみだ。
とりあえずプレミアは5枠にするべき。リーグの競争率を加味するならプレミア4、リーガ3、ブンデス2、セリエ2、リーグアン2、これにプレーオフの1枠を追加するのが適正だと思う。

要害山~御林峠

7時前に上野原駅を出発。要害山登山口までは簡単な道順なのだが、いきなり道を間違える・・・そのまま進めば良いものをわざわざ別の道に入り込んでしまった。。こういうアホみたいな道間違いは、時間のロス以上に精神的ダメージが大きい、今回の疲労困憊したのはこのミスも影響している。
車道の入口から急坂を上り、神社の場所が要害山の登山口となる。
上野原駅上野原駅~要害山登山口(道を修正中)
上野原駅~要害山登山口要害山登山口

登山口からも急な登りが続く、要害山の標高は隣の聖武連山(542m)・能岳(543m)よりも低い536mだが、コースは2つと比較にならないくらい急だった。山頂に先着していた一人はお疲れのようだったが、確かにこの登りは辛いと思う。
眺めは良好、この急な登りでもし展望が無かったら心が折れてしまうね。
登山口~要害山
登山口~要害山要害山
要害山からの眺め

要害山から下り、次のピークの端には「風の神様」の標識が立っていた(ピークには標識がない)。
風の神様は本日はお休みのようで風は吹いていなかった・・・むしばむ暑さは休んで、寒い日には仕事をしてる?ここの神様は嫌らしい性格なのかもしれない。
要害山~風の神様要害山~風の神様
要害山~風の神様風の神様
風の神様風の神様からの眺め

風の神様からコヤシロ山へ、コヤシロ山の尾根を北上して行くと以前歩いた御林峠に出た。
風の神様~コヤシロ山風の神様~コヤシロ山
コヤシロ山
コヤシロ山~御林峠コヤシロ山~御林峠
御林峠

二本杉~権現山~西原峠

御林峠からは少し景観が良くなる。二本杉に出て権現山へ、この稜線は平坦な道なので気持ち良く走りたいところだが、既に体調が悪くて殆ど走ることが出来なかった。。
御林峠~二本杉
御林峠~二本杉二本杉
二本杉~雨降山
二本杉~雨降山二本杉~雨降山

雨降山は登山道に標識が立っているが、施設の奥に赤テープが張ってあった、多分ここがピークなのかもしれない(三角点は無かった)。
雨降山雨降山(登山道)

権現山の山頂で高齢の人と暫く談笑した。
その人は年間100日登っていると聞いてビックリした、団塊世代の人は驚くほど意欲的なのに若者は対象的に冷めている、時代背景の違いでこうも違いがあるのは不思議だ。もし日本が成長期なら若者はエクストリームスポーツに興じていたのかな?
雨降山~権現山
雨降山~権現山権現山
権現山からの眺め

権現山でゆっくり休憩したが疲労は回復せずペースは落ちていった。
権現山から西側は歩く人が少なく、荒れていたいる箇所もあったが、山頂標識や道標は立っているので明瞭だった。景観は全体的にあまり良くないが、三ッ森北峰の山頂は素晴らしかった。鏡が置いてある山頂は見たことがない、用途はこの鏡に映る自分を見て「よくここまで頑張った」と褒め称える?それとも化粧している女性の為?
権現山~麻生山権現山~麻生山
麻生山
麻生山~三ッ森北峰麻生山~三ッ森北峰
三ッ森北峰
三ッ森北峰からの眺め三ッ森北峰からの眺め

三ッ森北峰から下り「鋸尾根」の分岐を右(北)に進む、この尾根(稜線)はそのまま進んでいけば大菩薩嶺に通じているので、要害山までのエリアは大菩薩連峰となる。
分岐分岐~大寺山

地理院地図には分岐から西原峠までの登山道が記されていない、この部分は尾根を間違えないように気を付けなければならない。
途中で進行方向をチェックしようとコンパスを見てみると、コンパスの北(進むべき方角)は真逆を指していた・・・一体これはどういう事だ?
壊れたコンパス

信じるべきは自分よりもコンパス、コンパスには絶対的信頼を置いている。
しかし、分岐から間違いなく北に進み、ここまで不明な箇所も無かった。どう考えても反転する筈がない、しかし今日は序盤で道を間違えているし、イマイチ自分を信じられない。。
少し引き返すも分岐に戻る事は明白なので止まって考え込む、猿も木から落ちると言うし、コンパスも間違える事がある・・・「ゴメン、今回だけはお前を信じることは出来ない」

暫く進んでいくと大寺山に到着した、この山名はヤマレコで調べていてここが正しい進路であることを理解した。標識があって良かった、もし標識が無かったら尾根の分岐を間違えていたかもしれない。
コンパスが壊れた原因は、背負っていたザックあった。そのザックのポケットには簡単に開閉が出来るように磁石が付いていて、これにコンパスが反応し狂ってしまったようだ。レース用のトレランザックとは言えこれは大きな欠陥である、電子コンパスやGPSも影響を受けることがあるそうなので、磁石は取り除いたほうが良さそうだ。
大寺山大寺山

ぶっ壊れたコンパスと方向音痴な私、現在地は把握できたが、これから先、触覚を失った蟻が目的地に辿り着けるのだろうか?
大寺山から少し下ると林道の終点となり、そこからは林道を歩いて行った。途中林道が尾根から外れたのでそこは尾根通しに歩く、下っていくと再び林道に出た。その付近が西原峠のようだが、標識は見当たらなかった。
大寺山~西原峠大寺山~西原峠
大寺山~西原峠大寺山~西原峠

坪山

林道から右に入る道を見つける(白いテープあり)、何の根拠もないただの勘だが、ここから登山道に出られるような気がした。
進んでいくと「坪山」の道標・・・適当に進んだのにまさかの大正解、道間違いを繰り返しているうちに私に野生スキルが身に付いたのかもしれない(それはない)。
ショートカット入口道標

蜘蛛の巣はあるが道は明瞭、山頂に着き遭難の危険が無くなりホッとする。
ショートカット路ショートカット路~坪山
坪山
坪山からの眺め坪山からの眺め

今日は踵の痛みがあるのでソールが厚めのファイブフィンガーズにしたが、足が痛い・・・
足が痛い・・・

山頂からはびりゅう館コースで下った、前述した通りこのコースで私は叫び、そして恥ずかしい思いをした。。
コース内容は、疲労とイライラであまり覚えていないが、変わった樹木がある点は良さを感じた。通常なら30分位で下れそうだが、不満ばかり口にして足を動かしていなかったから、たった3km弱の下りに一時間半もかかってしまった。。

計画していた雨降山から不老山部分は中止、バスが一時間待ちだったので初戸バス停までは歩いて移動した。
坪山~登山口
坪山~登山口坪山~登山口
坪山~登山口坪山~登山口
坪山~登山口
登山口初戸バス停

不快な叫び声を聞かせしまい、本当に申し訳ありませんでした。今後この様なことがないよう、十分に留意いたします。

ルート評価


区間ルート評価


※展望ポイントの多いエリアですが、この時期は霞が強く景色はあまり良くありません。くっきりすっきりの眺望を求めるなら、秋から初春の時期が良いでしょう

【要害山・コヤシロ山】

景観  :★★★☆☆(3.5)
ルート :★★★☆☆


要害山・風の神様・コヤシロ山、全てのピークに展望があります。要害山の登りは急なので、ゆっくり登らないと序盤から体調を崩します。コヤシロ山からは実成山・尾続山を経由する周回コースがあります。

【二本松~権現山】

景観  :★★★★☆
ルート :★★★☆☆(3.5)


平坦な歩きやすい(走りやすい)コース、特に雨降山から権現山の景観が良いです。雨降山は電波施設の奥に赤テープがありここが三角点のようです。

【権現山~西原峠】

景観  :★★☆☆☆
ルート :★★☆☆☆


三ッ森北峰の展望が良く、それ以外のピークは展望がありません。利用者は少ないですが道は明瞭です。大寺山から先は林道に合流し西原峠の先で奈良倉山と坪山の稜線に合流します、白テープが張ってある所がショートカット路(巻道)となります。

【坪山】

景観  :★★★☆☆(3.5)
ルート :★★★☆☆


今回は見られませんでしたが、山頂からは大きな富士山が眺められるそうです。坪山はヒカゲツツジが群生していて花が好きな人に人気があります、見頃のこの時期は混雑するので、奇声を発するのは控えましょう。

タイム


上野原駅(6:50)~【道間違い】~要害山登山口(7:37)~要害山(7:53)~風の神様(8:04)~コヤシロ山(8:18)~御林峠(8:35)~二本杉(8:56)~雨降山(9:37)~権現山(10:10)~【山頂で談笑】~【体調不良によるペースダウン】~麻生山(11:00)~三ッ森北峰(11:27)~大寺山(11:54)~坪山(13:19)~【愚痴を叫ぶ】~坪山登山口(14:41)~初戸バス停(16:05)

その他の写真


20180527
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