66°North - Grettir Hoodie

フードの付いたウェアはミステリアスな雰囲気を醸し出してくれる。ジェダイの騎士や魔法使いが着るロープは、特殊能力を持つ者の象徴であり「私はつよい!」という意味がある。
66°North - Grettir Hoodie
強靭な精神力や玄人感、そんなオーラを発するフードウェア、なぜフードウェアは魅力的に感じるのか?
ジェダイ

実は、私はこれまでフード付きのウェアはオーバージャケット以外には購入した事がない。理由はフードは無機能で無意味だから。
フードが必要なのはオーバージャケットのみ、雨の日や風の強い寒い日、特に雪山の吹雪いた状況ではフードと目出帽がなければ危険な状態に陥ってしまう。
ダウンジャケットもフードは不要、襟が高いものであれば機能は十分に得られる。鑑賞しながらのんびり歩く場合、長時間休憩をする場合、極端な気温の変化で体が冷やされた場合、幕営や山小屋での防寒として等、そういった場合でもフードが必要な状況はないと思う。また、言うまでもなくアンダーウェアやミドルウェアのフードも不要だ、何枚も重ねるよりも一枚の目出帽で事足りる。

そもそも頭部の保温はあまり効果がない、とういか頭部は冷えにくい。寒さを感じるのは肌の露出部分であり、「脳が寒い」と感じることは無い。故に耳・首・顔全体は目出帽や帽子、その上に風よけとしてハードシェルのフードを羽織れば防寒は十分なのである。

フードの有無は僅か数グラム、収納時もほんの少しの大きさの違いかもしれない、しかし使わない飾りに1gでも重くなるのはバカバカしく、そういった考えからこれまでフード付きウェアには目向きもしなかった。

フードウェアの魅力

私の考えとは反してフード付き製品は多い(オーバージャケット以外)、何故なのか?おそらく、これはファッションの影響が強いと思われる。
例えばパーカーは普遍的な人気がある、このフードは元は実用から生まれたものだが、機能性よりも見た目のデザインで好まれている。こういった街着のお洒落感がアウトドアウェアにも反映され、消費者のニーズがあるようだ。

パーカーで不思議なのは、パーカーを着ていてもフードを被っている人は少ないという事だ。ラッパー・暗殺者・魔術師などそのような真似で被ったりする人はいても、殆ど見かけることはない。
パーカーは無闇にフードを被ると不審者や変質者にも見られかねない。顔をそむけたり、顔を隠すような様子は不審に思われ、帽子やマスクなどを着けたまま人と接することは日本では非常識とされる。こういった文化的側面から『フードは人前では被ってはいけない』という暗黙の制約があるようだ。
話が逸れるが、ブタ鼻のザック(リュック)もパーカーのフード部分と似ている。本来の用途はピッケルホルダーであり、下部のループに通して石突側をこのブタ鼻で固定するのが正しい使い方だ。しかし、現在はこれが付いているのはなぜタウン系のワンデイパック、位置的にバランスがいいのか、無機能な装飾として使われている。

これまでは無機能という理由から、そのような製品はどちらかと言うと否定してきたが、近年は考え方が変わってきて機能の捉え方が変わってきた。最近お気に入りの天然素材や裸足感覚シューズ、これらは山の安全性の視点からは反しているが、新しい感覚を知ることができ、多くを満たしてくれた。
『無機能なフード・人前で被れないフード』それでも良いではないか、不合理な事ほど実は面白い、フードウェアを着ることで新しい発見が生まれるかもしれない。

66°North - Grettir Hoodie


2ndレイヤーとして重宝していたメリノールが穴だらけになってきたので、代わりに軽量フリースウェアを購入した。メリノウールには不満はなかったが、色んなレイヤリングを試してみたい理由から替えてみた。

ブランドは66°North。「66°North」とは北緯66度線の事で、この緯線上には北欧・ロシア・カナダ・グリーンランド、そしてこのブランドの生産国のアイスランドが在る。読みは「66th parallel north(シックスティー シックスパラレルノース)」となるが、英語の数字は長く読みにくいので私は勝手に『ロクロクノース』と略称で呼んでいる。

このブランドは広告が特徴的で、初めてオフィシャルサイトを見た時は独特の雰囲気に魅せられた。製品を強調した一般的な写真とは異なり、モードやハイファッション系ブランドのような暗くぼかした見せ方。衣類と人と使用環境を表現する写真はアートでありながら、製品の特徴をしっかりと伝えている。 66°North Official Site
66°North
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映っている人の表情は硬く、子供すら笑顔がないのには違和感があるが、これはカッコ良さの演出というよりは、真面目さを表現しているのかもしれない。「過酷な環境に耐えられる機能性、製品の持つ堅牢性は着る人に強い心をもたらす」
他に気になったのは雲が多いという事、これも演出なのかと思ったが、どうやらアイスランドは雲が多い気候らしい(下の動画はっ白夜の4k映像)。
ロゴの「66」はルート66みたいでカッコイイ、ワイルドなイメージと曲線のエレガントさ、二桁の並び数字なら一番好きな数字だ(松井秀喜や長友佑都の背番号55も好き)。



形はフーディータイプ、いわゆるパーカー。この製品のイメージ広告は作られていないが、このブランドのテイストで作るなら、冒頭に貼ったジェダイの写真が近そうだ。
選んだ基準は重量と生地、あとはブランドのカッコ良さ。2ndレイヤーの重量は個人的に120~150gがベストだと感じている、生地を厚くして保温性や防風性に優れた物は意外と使い勝手が悪い、一枚で済ませようとせず、暑い時・寒い時はレイヤリングで調整する方が微調整ができ快適だ。生地は保温性を重視するなら格子状のブロックフリース一択、起毛タイプは肌触りが良いだけ。
サイズはタイトに着たいのでSサイズにした。

製品詳細・評価


ウェア 66°North「Grettir Hoodie」

デザイン:★★★★☆
機能性 :★★★★☆
価格  :★★☆☆☆(2.5)

◆スペック
素材:Polartec Power Grid | 91% Polyester, 9% Spandex
重量:150g (Men's S-size)
カラー:ブラック、ブルー、レッド
サイズ:XS~3XL
Official Page
Shop Page(日本代理店)


4点

Grettir Hoodie
Grettir Hoodie
Grettir Hoodie

フリースとメリノの比較


66°North - Grettir Hoodie ibex - Woolies 150
素材Polartec Power Grid (91% Polyester, 9% Spandex)18.5 micron Merino Wool 100%
重量(実測値)150g127g※

※洗濯しまくり&穴も少々あるので、購入時から軽量化している

機能性比較

条件はセカンドレイヤーとして使用した場合(ベースは化繊)
保温性:Grettir ≧ Woolies 150
吸水性・速乾性:Grettir ≧ Woolies 150
※大量の汗をかいた場合はメリノの保温性は落ちる
着心地(肌触り):Woolies 150 ≧ Grettir
収納性:Woolies 150 > Grettir
違い

汎用性:Woolies 150 = Grettir
メリノは着心地・収納性が高く、フリースは保温性が高い。どちらも通年使える汎用性の高いアイテムであるが、春夏秋ならメリノ、フリースは夏場はメリノより快適性の部分で劣るが冬場は優秀(春秋冬)。

無意味であろうが、フードは積極的に被っていくつもり。色が黒だから気分はダースシディアス、これを着て山で暗黒卿と怖がられる存在になりたい(。◟皿◞。✿)

【追伸】Ibexが1月に倒産していた・・・「End of the Trail」の文言に悲しくなった。。
今はどのブランドもメリノウールを作っているし、化繊のハイブリットもあるからなぁ。Icebreakerもどうなる事やら、SmartWoolは靴下もあるし問題無さそう。
Ibex Official Site
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