丘歩きに目覚めた(草花丘陵)

先週の狭山丘陵、そして新3大を見て低い山の興味を持ち始めた。今はこれといって歩きたい山も無いので、少しの間は丘歩きを追求することにした。
丘歩きに目覚めた(草花丘陵)
丘陵は山よりも景観は劣るが、丘陵ならではの魅力がある。
一つは手軽であること、交通の便が良く、基本的には短いコースなので数時間で終えることができる。また、装備も最小限で済む、短いコースだから食糧は要らない、鈴も鳴らす必要がない、ペットボトルと防寒具があれば十分だ。
二つ目は安全なこと、コースから外れなければ遭難することはない、もし外れても適当に進めば道路か人家に出られる。
三つ目は上二つに関係しているが、丘陵は気楽な気持ちで自由に歩く事ができるということだ。これは山歩きではできない事で、この点に非常に魅力を感じている。

私の理想の歩き方は自由気ままに歩く事だ、ルートを事前に決めずその場の景色や感情でルートを作っていく、登山道の有無は関係なく気になる山があれば道が無くても登るという歩き方だ。ただ実際は低山や高山ではこのような歩き方はできない、位置もわからず進んでいけばすぐに遭難してしまう。

しかし、丘陵なら遭難する可能性が極めて低いので理想の歩き方ができる(※遭難する丘陵も例外的にある)。今回の草花丘陵ではコースを外れまくった、普通に間違えた箇所もあるし上記の理由から意図的に外れた事もあった。

景観はパッとしないが自由に歩ける事は魅力的だ、丘歩きは奥が深く学べることが多いと感じた。

丘陵と山


日本の地形は山地が大半で、山地以外は平地・盆地・湿地・丘陵・河川・湖・高地・低地・台地等と細かく分類される。
丘陵とはどんな地形なのか?
丘陵(きゅうりょう)とは、なだらかな起伏や小山(丘)の続く地形のことである。地形学では高度や起伏が山より小さく、台地より大きいものを指す。 wiki

ポコッと飛び出た場所は丘で、それが高域に広がっている場所を丘陵という。
余談だが「○○ヶ丘」という地名があるが、中には丘っぽさを感じない街も多々ある。自由が丘は丘っぽくは無い、光が丘は公園があるので丘っぽく感じる、桜ヶ丘(聖蹟)は高さがあるので丘っぽい(桜ヶ丘は多摩丘陵の一部)。

wikiの『日本の丘陵一覧』には48箇所しか掲載されていないが、それ以外にも丘陵は存在するようだ。この点はよく解らない、ある程度規模の大きい丘陵が48で、それ以外に小さいエリアが存在するという感じなのかな?

また、山地と平地の境界に存在する丘陵の区別も不明瞭だ。例えば青梅丘陵は丘陵という名前だが地形的には山地のような気がする、山地に連なっていれば標高が低くても山地だと私は考えている。
今回あるいた草花丘陵も境界に在るがこれは丘陵だろう、都道238号を境に西は奥多摩山地(日の出山に通ずる尾根)となる。

OpenStreetMapで丘陵を探そう!

丘陵探しは国土地理院では判りにくいからOpenStreetMapがオススメ。OSMの優れた点は見やすさで、林道と登山道の区別、それと配色による区別が秀逸だ。色彩的に見やすい地図はYahoo!地図、詳細は国土地理院、OMSは地形や道の区分に長けている。

でも、登山道が網羅されていない(記載)のが欠点だ・・・この点が改善されれば完璧な地図なんだけど、どこかの法人が金かけてGPSデータを収集してくれないかな。

ルート


今回は草花丘陵、福生駅が最寄りの駅となるが、遠目から景色を見たいので拝島駅から多摩川沿いを歩くことにした。浅間山からは満地峠へ、そこから二ツ塚峠に西進して、復路は北の丘陵を東進して小作駅を終点とした。

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標高グラフでは頑張っている感じがするが、最高点はが二ツ塚峠の340mと低く、累積標高は740mと少ない

距離:19.840km
累積標高(登り):743m
累積標高(下り):697m
※GPSデータはカシミールで作成

山行記録


多摩川サイクリングロードは何度も自転車で走ったが歩くのは初めてだ、自転車と歩くのでは景色の見え方が異なる(走るのも)、速度が一番遅い歩きは一番景色を楽しむことができる。




拝島駅から歩いて正解だった。遠目から見える対象物(草花丘陵)がどんどん近づいてくる、「どんな所なんだろう?」人は長く見続けることで興味を持ち始める、こういった心理効果を使うことでより楽しく歩くことができるのだ。


永田橋を渡って住宅地を上って行くと登山口となる。大澄山(だいちょうざん)までは3分で着いてしまった、でもこの手軽さが良いのだ。汗水たらして頑張って登るなんてナンセンスだ、「ハイキングは登山とは違うのだよ!登山とは!」(ランバ・ラル)



大澄山からはコースを外れて適当に歩く。203mのピークには三角の記念碑あり、そこからは藪道を下り登り返してコースに復帰した。ハイキングコースの分岐は順路を無視して直進する、今回は自由に歩くことを優先した。



一度下って車道に出て、交差点まで歩いてそこから丘陵に取り付く。急登を登ると明瞭な道が現れ、そこから少し登るとピークに到着した。



そのピークを下ると住宅地、更に下ると道標が立っていた、どうやらコースに復帰できたようだ。


その後は道標に従ってコースを歩いて行く、朝日山妙見堂を下った辺りからはゴルフ場に隣接したコースとなる。道が狭い点が個人的には良かった、細い路地は雰囲気があって心が落ち着く、この道はそんな感覚に近かった。



浅間山は立派な山頂だった。これで多摩川側が一望できたら最高なんだけどなぁ、「伐採!伐採!」景観の為なら自然破壊してもよい、最近は景観至上主義になりつつある・・・そのうちしっぺ返しが来そうだな。


浅間山からは満地峠に進む予定だったが、ここは道に迷ってしまった。途中「満地トンネル・菅生バス停」と「多摩川橋・小作駅」の分岐があり、満地トンネル方向に進んだら間違っていた。
自分の失敗を人のせいにする訳じゃないけど、なぜ「満地峠・多摩川橋・小作駅」って書かないの?満地トンネルって書いてあったら満地峠に行けると想像してしまうのは私だけ?



満地トンネルから西の斜面は急で登れそうもない、少し北上すると先の分岐のもう一方のコースに復帰した。



暫く進んでいくと道標があり、ここからの進路に悩んだ。道標は無視して感覚で進んでいくと二ツ塚峠の道標を発見した。帰宅して調べたところ先の分岐が満地峠ということらしい、『満地峠』と記した標識と『至る二ツ塚峠』の道標は必要だ。


その先は旧満地峠、ここには『古満地峠』と標識が立っていた。


満地峠から二ツ塚峠はなだらかな道で歩きやすかった(ここは走った)。

この区間はマウンテンバイクの人気コースでこの日も多くのバイクが走っていた、確かにMTBで走ったら気持ちよさそうなコース内容だ。
MTBを山で見ることは少ない、個人的には乗り入れは規制する必要は無いと思う。都が策定した『東京都自然公園利用ルール』にも特にダメとは書かれていないし、マナーさえ守ればどこを走ってもいいと思う。速度が異なる物が一つの道を共有する事は難しいが、すれ違い時に最低スピード(歩行)に合わせればトラブルは生じない。
それより一番の問題は集団で、人が多くなると配慮が欠如してしまう事だ。これはハイカーでも言えることで、子供の遠足なら許せるが長蛇の列で道を封鎖されるのは不快に感じてしまう。『グループの細分化』などのルールを策定してもらいたいものだ。

MTBを見ると乗りたくなる。樹林帯を疾走し、ジャンプ台を飛び跳ね、大丘陵を駆け巡る、この動画の躍動的な姿からは楽しさが伝わってくる。


途中にはインパクトのある道標や武田信玄(獅子)や本多忠勝(鹿)の像があり楽しませてくれた。






二ツ塚峠からは北上して谷間を挟んだひとつ上の丘陵に取り付いた。先程歩いた道を下から見る、この緩い起伏が丘陵の特徴なのだろう。



多摩リハビリテーション病院の入口付近に分岐があるが、神社の裏の藪道から取り付いた。少し登ると広い登山道(作業道?)に合流した。


その先の分岐からは道幅が狭くなり踏み跡も薄くなる、道標は無いので適当に進んでいく。暫く進むと倒木が多くなり、そして道が無くなってしまった。2m位の段差なので飛び下りられるが、方角的に違うので戻る事にした。



丘陵線上に進んでいくが今度は道路で進路が断絶してしまう、この高さは下りられないので迂回して道路に出た。思うように進まず景観も悪い、藪漕ぎも段々飽きてきたしこのまま道路で下ろうかと思っていたら、明瞭な道(登山口?)を見つけた。



この選択は大正解、道は歩きやすくそこそこ景観も良かった。最後は登山道を外れ真新しい東屋のある場所に下山(下丘?)した。




今回はコースを無視し感覚で歩いてみたが、結果的には計画していたルートを歩くことができた(細かい部分は違うが)。山歩きとは異なる充実感、丘歩きは面白い!!

帰りは昭島で山岳映画(感想は別記事)を観てきた。


映画鑑賞の後は『アウトドアヴィレッジ』に寄った、こんな所にアウトドアショッピングモールが在るなんて知らなかった。面積は大きく、敷地内にノースやモンベルやコロンビアやマウテンハードウェアやサロモンといったアウトドアブランドが出店している。
全部のお店を回ったが特に欲しい物は無かった(MHWの赤いシュラフは少し気になった)。今欲しいのは超気持ちよく走れるトレランシューズ、ベアフットかミニマルで探しているが良いものが見つからない。。




ルート評価


草花丘陵 大澄山から二ツ塚峠

景観  :★★★☆☆(3.5)
ルート :★★★☆☆(3.5)
体力  :★★★☆☆
アクセス:★★★★☆


3.5点

※『羽村草花丘陵ハイキングコース』というコースが設定されていて、浅間山から羽村駅に下るのが一般的なルートとなります

景観は浅間山までは展望ポイントがたくさんあり良好です、満地峠から二ツ塚峠・二ツ塚峠から小作駅までの道は展望はありません。
ルートは急な登りもなく気持ち良く歩けます(トレラン向き)。満地峠から二ツ塚峠までは人気のMTBコースとなっていますが、皆さんマナーが良いので危ない感じはしませんでした。二ツ塚峠から小作駅間の丘陵はコースを外れると危険な箇所がありました。
体力は累積標高700m程度なのであまり消耗はしません、登山道を外れても登る距離は短いのでそこまで消耗は激しくありません。

タイム


拝島駅(9:08)~多摩川(9:19)~永田橋(9:52)~登山口(10:00)~大澄山(10:03)~203mの丘(10:08)~【道間違い】~コース復帰(10:13)~【道間違い】~車道合流(10:18)~200mの丘(10:27)~コース復帰(10:29)~朝日山妙見堂(10:31)~浅間山(10:46)~【道間違い】~満地トンネル(11:03)~コース復帰(11:08)~満地峠(11:18)~旧満地峠(11:21)~二ツ塚峠(11:56)~車道歩き~【道間違い】~神社から入山(12:20)~コース復帰(12:26)~【道間違い】~コース復帰(12:44)~【道間違い】~下山(下丘)(13:04)~多摩川橋(13:24)~小作駅(13:39)

その他の写真


20170115

今日のスズメさん


スズメって丸っこくて可愛いね、飼い慣らして一緒に山を歩きたい。

【多摩川のスズメさん】




【二ツ塚峠のスズメさん】

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