白山縦走計画→いつもの→赤兎山で敗退①

今回もお決まりの早期敗退。。根拠の無い適当な計画、でも行けると思って計画している・・・私はバカなのか?これからはバカラと改名しよう。
白山縦走計画→いつもの→赤兎山で敗退①
憧れの白山縦走を計画したが、メチャクチャな計画と体調不良で早期敗退してしまった。まぁ、私の記録を見ている人からすれば「またやったか」と予想通りの結果と言えるが(私は皆さまの予想を裏切りません!)、正直こんな計画を立ててしまう自分が少し悲しくなった。

山行計画・ルート


山域は未踏の『白山連峰』、そろそろ登っておこうと今回計画した。白山は名前からしてやはり雪山を登りたい、残雪期でもよいのだが他に登りたい山がないのでこの時期に登ることにした。
ルートはせっかくなので(遠いから)、登れそうなコースを繋ぎまくった。西の奥越高原牧場を起点として、経ヶ岳 ⇒ 赤兎山 ⇒ 三ノ峰 ⇒ 剣山 ⇒ 白山、白山からは妙法山 ⇒ 野谷荘司山 ⇒ 三方岩岳 ⇒ 笈ヶ岳 ⇒ 大笠山と北上し、終点を福野駅(城端線)とした『白山連峰を全部登ってしまえ!ルート』にしてみた。
いつも通り積雪や危険箇所など下調べはしておらず、国土地理院の地図で判断してルートを決めた。途中三方岩岳から大笠山までは登山道が敷かれていないので、その区間に関しては山行記録を調べ通行が可能かを調べた。日程は全距離115kmを6日で計画した。


大きいサイズで見る
※GPSデータはカシミールで作成



距離:116.580km
累積標高(登り):9589m
累積標高(下り):9722m
※GPSデータはカシミールで作成

現実・・・(写真や備考は別のマップファイルに記載)


1日目の目的地(赤兎山)に3日もかかってしまい、状況的に白山も厳しそうなので赤兎山で敗退した。積雪期、しかもトレース無しで1日平均20kmなんて無理に決っている。しかも病み上がりでベストの状態からは程遠い状態、体力不足・トレーニング不足・体調不良、これらの要因が揃っていてもこの位は歩けるという理屈、この楽観的な考えは性格なのか?自分でもよく解らない。。


大きいサイズで見る
※GPSデータはカシミールで作成



距離:32.164km
累積標高(登り):2341m
累積標高(下り):2027m

今年の抱負は『謙虚さ』と『計画性』、めちゃくちゃ計画達成率が低いので3回に一回くらいは完遂できるようになりたい。

山行記録(1日目&2日目)



大きいサイズで見る
※GPSデータはカシミールで作成

【1日目】


距離:12.436km
累積標高(登り):1218m
累積標高(下り):85m

【2日目】


距離:4.841km
累積標高(登り):585m
累積標高(下り):481m

前日(東京)


先日のボッカトレ、その後少しでも体力をつけようと自宅でスクワットをしていたら軽い腰痛が(もう1日ボッカトレしたかったのに)・・・しかも、大晦日に大掃除をしていたら更に悪化してしまった(中腰での作業で)。。
掃除後マッサージをして風呂で温めたら痛みは治まったが不安になった、こんな状態で縦走できるのだろうか?しかしこの時点で中止にするのは嫌だし、腰を労わりながら歩けば何とかなるかもしれない。踏破は無理かもしれないがブナオ峠(大笠山の先)までなら行けそうな気がする。念の為、ブナオ峠からのエスケープルートは調べておいた。

にしても、完治していたと思っていた腰痛が再発するとは・・・歳をとってからの腰痛は簡単には治らないのかね?腰痛持ちでも山歩きは可能だが走るのは無理そうだ、うーん走れないのは困るから何とか完治させたい。

①日目(曇り時々晴れ)


福井駅から九頭竜線(越美北線)で越前富田駅へ移動、越前富田駅には10時半に到着した。
「えっ、10時?山登りナメてんの?」と突っ込まれそうだが、実はこの九頭竜線は本数が少なく、6時半の始発の次の便は何と9時なのだ(学生とかどうやって移動しているんだろ?)。もし、もう少し早い時間から登り始めていたら敗退内容も少し変わったかもしれない(白山まで行けたかも)。
しかし不便であってもこのような列車に乗るのは貴重な体験だ。パワフルなディーゼルエンジンは「走っている感」が伝わり、マニュアル車のようなぎこちない加速や減速は逆に楽しさを感じさせてくれる。また景色も良く、大野の町並みはとても美しかった。



越前富田駅は何も無い無人駅だった。タクシーを使うなら越前大野駅で下車しないと拾えない、というかタクシーを利用するなら福井駅からえちぜん鉄道で勝山駅に行ってそこからタクシーで移動した方が良い(えちぜん鉄道は本数が多いので早い時間に到着できる)。
登山口までは約9km、のんびり景色を楽しみながら歩いた。奥越高原牧場の山の斜面に描かれた牛(草を狩って)には驚いた。



奥越高原牧場に12時半に到着。ここまでは予定通り、ここから本日の目的地赤兎避難小屋まで約10kmを歩く。計画では時速2.5kmで17時前に着くと予定していたが、結局この目的地まで3日もかかってしまう事になった。。

初っ端の登山口を間違える、標識が無いので車道を進みスキー場らしき場所から適当に登り始める。ゲレンデから外れ草薮地帯へ、ここでハマる・・・弾力のある草の上に雪、通常のラッセルより過酷だった。薮を越えると舗装されたハイキングコースに合流した。


舗装されたハイキングコースを進んでいき、古いリフトがある尾根から取り付く、どうやらここが登山道のようだ(標識・道標は無い)。


尾根を登っていくと林道に合流、ここには道標があり「至る保月山・経ヶ岳」と記されていた。現在14時、草薮でロスしてしまい奥越高原牧場からここまでの1kmの距離を1時間もかかってしまった(目標時速2.5kmなのに)。ここから挽回できるのか?歩きやすい道であることを願うしかない。


しかーし、徐々に積雪が多くなり思うように進めない。。積雪はそこまで多いという事もないが、体力不足で足が取られてしまいペースが上がらない。
15時過ぎに保月山に到着、ここまでも時速1kmのペース・・・この状態(道・体調)ではペースは上げられないし、時速1kmだと今日の目的地までに到着するのはあと8時間もかかってしまう。。


目的地までは絶対に無理なので途中で幕営する事にする。初めは経ヶ岳までは辿り着きたいと考えていたが、道が悪くなり更にペースダウンしてしまう、結局保月山から500m程先でテントを張ることになった(16時半)。


夕食はレトルトシチューとカンパン、胃の調子が悪いからカンパンは3つしか食べられなかった(以降カンパンは全く消費しなかった)。

②日目(曇り時々晴れ)


昨夜の摂取カロリー量が少なかったので、朝食は無理やりインスタントラーメンを食べたが、最後のほうは吐きそうになった(以降ラーメンも未消費)。。胃の不調は、体力を無駄に奪い、カロリー摂取もできないと負のスパイラルが生じるから困る。胃薬は効果が薄いし、超強力な胃薬でもあれば試したいものだ(多少リスキーでもよい)。

出発は7時半。遅れを取り戻すためにもっと早い時間に出発するべきだが、朝は寒くて行動が鈍ってしまう。暗いとウダウダして、明るくなると「そろそろ出ないとヤバい」という感じで出発するパターンがほとんどだ。

8時半に中岳に到着。ここから経ヶ岳までは1km、しかしこの1kmが長かった、1kmを2時間半・・・「たかが1km、されど1km」今回の山行は『1km』という距離がこんなにも長いものという事を痛感した。




経ヶ岳の内容は山容はまぁまぁ、山頂からの眺望は非常に良かった。
経ヶ岳は何と旧名が『越前駒ヶ岳』だった!自称駒ヶ岳ファンとしては嬉しい限りだ、駒ヶ岳ファンクラブに入会して全国制覇を狙おうかな。



経ヶ岳到着が11時、幕営地から2kmを3時間半もかかっている(時速0.6km)。今日は三ノ峰避難小屋を予定していたが、経ヶ岳から三ノ峰避難小屋までは約15km、このペースだと単純計算であと25時間・・・どんなに歩きやすい状態でも20時間はかかりそうだ。仕方なく目的地を変更して赤兎避難小屋(約6km)までとした。
しかし、その先は難路が続いた。経ヶ岳の次のピーク(分岐)からの稜線は細くなって歩き難い、また所々藪漕ぎとなりペースはどんどん落ちていった。赤兎山はすぐ先に見えるのに一向に距離が縮まらない。。


経ヶ岳に11時、分岐に12時半、最鞍部に14時半、大舟山には15時半に到着した。大舟山から赤兎避難小屋までは約3kmなので確実に日が暮れてしまう。せめて分岐までは進みたかったが、胃の状態が最悪だったので大舟山で幕営することにした。
テントを張ってすぐ寝込む、数時間後吐き気が治まり、夜中になってようやく胃が落ち着いてきた。


胃痛による負のスパイラルは、実は私の対処に問題があり、『たばこ』を吸ってしまうことが悪化させている大きな原因だ。この時も胃が少し良くなった瞬間に火をつけてしまった。。胃がムカムカする程度ならバンバン吸ってしまう、行動中もエネルギー補給はしないがニコチンは補給しまくる。ニコチンよりカロリーが大切なのは解るんだけど、やはり美味しいと感じる物を優先してしまうのだ(。-_-。)

ニコチンタイムの後は遅めの夕飯(午前2時)、レトルトバターカレーが美味かった!程よい辛味とバターのコク、バターは胃に優しいので食べやすい。今後は主力食料として必ず持っていくことにしよう。
食事の後は再び就寝。外はパラパラと雪が降っている、更に難路は続くのか?この先どうなることやら?

②に続く

タイム


【1日目】越前富田駅(10:26)~奥越高原牧場(12:40)~(適当に歩く)~登山道復帰(13:18)~林道合流(13:55)~保月山(15:15)~幕営地(16:32)

【2日目】幕営地(7:38)~中岳(8:38)~経ヶ岳(11:02)~分岐(12:19)~最鞍部(14:20)~大舟山・幕営地(15:44)

その他の写真


20170101-04
 この記事をシェアしてくんろ
同カテゴリ記事 (直近10件)

タグクラウド

 ルート評価  ドラムンベース  DnB  奥武蔵  奥多摩  ダブステップ  Dubstep  チルアウト  奥高尾  雪山山行  幕営山行  道迷い  自転車山行  りっすんべーす  ディープ  丘歩き  棒ノ嶺  ザックブランド  Deep  Chillout  フットウェアブランド  ウェアブランド  丹沢  テント・シュラフブランド  デザイン  フットウェア  小物ブランド  山と音楽  ウェア  裸足  奥秩父  エレクトロ  トレーニング  サッカー  音楽山行  オぬベ  ランニング  小物  Soulful  Garage  ザック  山動画  富士山周辺・箱根・伊豆  尾瀬・日光・北関東  飯能アルプス  北アルプス  音楽ジャンル  google  雨山行  上越・西上州  熱中症  南アルプス  ブログ  ディープハイキング  フォトムービー  クライミングブランド  東北  裸足感覚  企画  自力山行  駒ヶ岳  Mountainstep  ストーブ・クッカー・ボトルブランド  アニマル動画  時計・計器ブランド  山岳書籍・映画  Electro  ハード  8mara-eyes  修行  Hard  アルプス  飯能市  藪漕ぎ  熊  模索山行  山ショップ  自転車  なぐるっと  雪山装備  ヤマラ考察  カモシカ山行  ヤマラ仕様  大菩薩連嶺  アニメ  カジュアルハイキング  街散策  多摩川  ミニマルハイキング  東信  三浦丘陵  ストーブ・クッカー・ボトル  良滝  八ヶ岳  便利かもツール  怪我  Techno  テントシュラフ  コースタイム計算  トレランシューズ  デジタルカメラ  山小屋白書  凍傷  お喋り山行  街中トレイル  クライミング  メッツァ  ヤマノススメ  プラティパス  登山地図  Experimental  Downtempo  山めし  熊鈴  北関東  iTunes  ビブラムファイブフィンガーズ  たまリバー  WiMAX  裸  Footwork  地形  Ambient  時計・計器  Firefox  上越  中央アルプス  山行計画  沢登り  白山連峰  アウトドアブランド  コーラ  メリノウール  メリー歩荷トレ  レース  カルピス  山と犬  高尾山  趣味カテゴリ  日本の詩  ソロキャンプ  けろっぴ  都市計画  まちづくり  はぐれ低山  二百名山  リベンジ  表示テスト  アウトドアビジネス  フードウェア  イヤホン  百名山  散策  ゲーム  スマートフォン  ヒップホップ  堕天使  超低山  Youtube  MFM  アートワーク  海外の山  パンダ  エネルギー切れ  未踏峰  アート  奥武蔵ラビリンス  山道具探しの旅  はい!きん、ぐぅ~  茸  登山届  クライミングギア  Backpacker誌  絶体絶命  亀ウォーキング  奥多摩三大急尾根  ガチャピン  山小屋サミット  ダウンテンポ  登れない山  恥ずかしい失態  登山用品店  スタイル  キツネ村 

月別アーカイブ

上に戻る