ノポットに登っと。

奥武蔵の地図を眺めていたら『ノポット』という山を見つけた。地形から推測すると大して魅力のなさそうな山だが、このメルヘンチックな名前に惹かれ登ってみることにした。
ノポットに登っと。
ノポットは奥武蔵にある標高435mの山。
この山は昔、妖精の森と呼ばれ多くの「ノポット」が住んでいました。しかし、人間がこの近くに住むようになり騒がしくなった為、妖精たちは別の場所に移り住んだと言われています。by wiki(想像)

標高や位置的に展望が良いということは無さそうだから、きっと山頂の内容が優れているのだろう。苔に覆われ光り輝いている山頂、花が咲き乱れる花畑の山頂、そんな神秘的な山のイメージを膨らませていた。

しかーし!実際は何の特徴もない低山だった。樹林に覆われた山頂、景観不良&踏み跡の薄い悪路のコースで魅力ゼロの山だった。。
山頂標識には『登戸』と漢字表記が・・・内容的には「のぼりと」って感じ(普通という意味)なのに、何故「のぽっと」とメルヘンな当て字を付けたのだろうか?今の状態だと名前負けしているから、せめて山頂標識を可愛らしい装飾にして、「のぽっと」らしさを表現して欲しいものだ。

ルート



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距離:22.283km
累積標高(登り):1150m
累積標高(下り):1012m
※GPSデータはカシミールで作成

山行記録


飯能駅から周助山登山口までは走って移動、バスを使わず走るのはトレーニングの意味もあるが、登る山の山容を遠目から見る事も目的だ。山容が美しい山は登りたいという気持ちにさせてくれる、またその形からコースの内容も事前に確認できる。
目的地が近くなり目立つ山容の山を探す、そしてそれっぽい山を見つけた。


「おぉ、中々立派な山ではないか!」


目的地の交差点の手前で山頂に神社がある小さな山が現れる。「この山が周助山か?」先の山より『周助』という名が似合っている山容だ。原市場中学校の交差点からその山に向かうが登山口が見つからない・・・途中で地図を確認すると初めに見つけた山が周助山だった。。


交差点から少し進むと登山口に到着した。


住宅地の裏を抜けるとガラッと雰囲気が変わり山深くなる。何か出そうな気配がすると思ったら鹿の親子に遭遇した、こんな住宅地の近くで行動しているということはこの山の利用者が少ないという事だ。踏み跡はほとんど無く急登で歩きにくい、谷筋を抜け尾根に出てからは勾配も緩くなり多少楽に歩けるようになった。
山深いのは嫌いではないが、殺風景な景色と悪路で楽しい気分にはならなかった。樹林に覆われた特徴のない山頂、この山に一般登山道が引かれない理由が納得できた。





周助山の内容はどーでもよかったが、この調子だと『ノポット』の内容も想像がついてしまう。。ここからどんでん返しの展開はあるのだろうか?

周助山から尾根通しに進むと分岐が現れた。地形的に左の方角が進路と感じたが、私は右の方角に進んだ。理由は右に『ピンクテープ』が張ってあったから・・・私はピンクテープを信じてしまう癖がある、違和感を感じていても抗えない絶対的な力、ピンクテープは私にとって神のような存在なのだ。
その尾根を暫く下りようやく異変に気がつく、地図ではアップダウンなのに下り調子、方角もおかしい。コンパスで進んでいる方角を確認すると、西進する筈が北上しているではないか!分岐の時点でコンパスチェックをしておけば・・・とりあえずピンクテープ症候群を治すのが先決だね。


分岐に登り返して正しい方角に進むとノポットに到着。これまた冴えない山頂・・・道迷いもあり一気にテンションが下がった。。


ノポットから林道までは『蜘蛛の巣地獄』と化していて、大きな蜘蛛の巣で登山道は遮られていた。最近の雨続き、そして人気の無いコースという事で蜘蛛の大豪邸が立ち並ぶ。いつもは『蜘蛛取り棒(木の枝)』はシングルだが、今回は範囲が広すぎてシングルでは除去できないのでダブルとした。あまりの多さに低いモチベが更に低下、蜘蛛の巣を除去する事に疲れ果て、途中で引き返すか悩んだくらいこの区間は難路だった。


林道から先は蜘蛛の巣が減り歩きやすくなる(林道の少し先から一般登山道となる)、伐採され開けた箇所や苔が生息していたりと景観も優れていた。





暫く尾根通し歩いていくと竹寺に到着した。霧の中にうっすらと姿を現す建造物、大きな屋根、その屋根には苔がむしていた。何と美しい寺なのか、山の景色に同化したその姿に感動した。



竹寺も良かったが、その先のコース内容も素晴らしかった。子の権現は何度も歩いているが、まさかこんな所に良コースがあるとは思わなかった。ノポットは期待外れだったが、ノポットに興味を持ったことでこのコースを見つけることができた。ありがとうノポット!




子の権現からは伊豆ヶ岳に進む予定だったが、足の疲労と雨脚も強くなってきたので、そのまま西吾野駅に下山した。


ルート評価


奥武蔵 周助山&ノポット

景観  :★★☆☆☆
ルート :★★☆☆☆
体力  :★★☆☆☆
アクセス:★★☆☆☆


2点

踏み跡が薄く歩きにくく、景観も不良であまりオススメできない山です。

一般登山道ではないバリエーションとなりますが(周助山~林道先の仁田山峠付近まで)、尾根通しにテープが張ってあるので不明瞭な箇所は少ないです。
  • 周助山の先の小ピークの分岐は左の尾根(西)、右の尾根(北)は別の下山コース(ピンクテープ)
  • ノポットの先の林道合流点は右(北)、20m位進んだ所に登山口がある(テープあり)

アクセスは飯能駅からバスで原市場中学校下車、車の場合は駐車場が無いので路駐となります。

奥武蔵 竹寺~子の権現

景観  :★★★★☆
ルート :★★★★☆
体力  :★☆☆☆☆
アクセス:★★☆☆☆


4点

太い樹木が残っていて、自然豊かなコースです。ルートは緩いアップダウンと巻道で静かな山歩きを楽しむことができます。
オススメのルートは、中沢(飯能駅からバス)を起点として『竹寺 ⇒ 子の権現 ⇒ スルギ ⇒ 前坂 ⇒ 中沢』と周回するルートが良さそうです(静かで景観良好)。

タイム


飯能駅(8:12)~原市場中学校交差点(9:16)~(道迷い)~周助山登山口(9:34)~周助山(9:57)~(道迷い)~ノポット(10:35)~林道合流(11:01)~竹寺(12:08)~子の権現(12:51)~西吾野駅(13:40)

その他の写真


20160918
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