南アルプス冬季縦走(敗因考察)

私は南アルプスをなめていた、そして洗礼を受けた。軽く見ていたのは認める、でもそこまでやらなくてもいいのに・・・慈悲の欠片もない試練の連続、冬の南アルプスは鬼のような苛烈な山だった。。
南アルプス冬季縦走(敗因考察)
2~3週間で南アルプスを縦走する予定だったが、10日目に下山した(エスケープ)。
厳冬期の南アルプスがここまで過酷だとは予想外だった、北アルプスとは異なる過酷さ、冬の南アルプスは引けをとらないくらい手強かった。敗因は私の認識不足(計画不備)が大きいが、天候不良という運的要素も大きく影響した。

山行計画


冬の長期縦走ルートは限られる。北アルプスは安定しない天候と険しい道筋なので100%無理(短い区間でしか縦走ができない)。冬型の影響を受けず降雪量が少ない、そして比較的穏やかな地形の南アルプスは唯一の縦走路と言っていいだろう。

私は前々から死ぬまでにこの『南アルプス冬季縦走』を登りたいと考えていた、そして登るなら今しかないと感じていた。
このルートは技術より体力が必要とされるルートだ。一ヶ月やそれ以上かけてゆっくり歩けばその分荷物は重くなる(各ポイントにデポするというやり方もあるが私はそのスタイルを好まない)、『最小限の装備でペースを維持する』踏破するには体力が重要なのだ。
体力の衰えを感じる今日この頃、登るなら今しかないと思い実行した。

ルートは寸又峡温泉から朝日岳に登り光岳、後は主稜線を北上していく、仙丈からは北沢峠に下り、そこから鳳凰三山を経て韮崎に下山する。「ルートは美しく」が私のモットーなので、ルートから外れる間ノ岳や北岳は回らない。起点に関しては本当は畑薙ダムとして茶臼岳から主稜線を辿りたかったが、畑薙ダムまでのアクセスが悪く、別のルートを探していた所、光岳から南下する尾根(稜線)を見つけた。
日程は休息日を含み14日間とした、天候不良による停滞で予備を4日、最大18日間という日程を立てた。

※最近の南アルプス冬季縦走の記録が無いんですが・・・一昔前はそれなりに人気があったのになぁ(。-_-。)

ルート



距離:139.608km
累積標高(+):14875m
累積標高(-):14886m
※GPSデータはカシミールで作成

標高グラフ



朝日岳~大根沢山 ○大根沢山~光小屋 ○光小屋~聖平小屋 ○聖平小屋~百間洞山の家 ○荒川岳~小河内岳 ○小河内岳~北荒川岳 ○北荒川岳~野呂川越 ○野呂川越~北沢峠 ○北沢峠~地蔵岳 ○地蔵岳~韮崎駅

ルート詳細


地点km目的地標高m備考避難小屋
0奥泉駅367  
9寸又峡温泉登山口554林道歩き 
12.2朝日岳18271200mUP 
14.61706峰1706  
17.71883峰1883  
19.7三方峰2150  
21.2大無間山2329ピストン 
22.7三方峰2150  
24.71922峰1922三方峰から南 
26.2大根沢山2239  
27.2ブナ沢ノコル1793大根沢山から北西 
29.6樺沢ノ頭2107  
31.1椹沢山2320樺沢ノ頭から東 
31.4信濃俣2332椹沢山から北 
32.5信濃俣ノコル2071  
34百俣沢ノ頭2418  
35.5光岳分岐2510百俣沢ノ頭から北北東 
35.9光岳2591ピストン 
36.3光岳分岐2510 光岳小屋
38三吉平2205樹林帯 
39.9易老岳2354  
42.2希望峰2501  
43.4茶臼岳2604  
43.9茶臼小屋分岐2505 茶臼小屋
46.2上河内岳2803  
47.2南岳2702  
49聖平小屋分岐2279南岳から北東聖平小屋
49.5薊畑分岐2406  
50.5小聖岳2662薊畑分岐から北 
51.4聖岳3013  
52奥聖岳2982ピストン 
52.6聖岳3013  
53.8鞍部2631聖岳から北西 
54.6兎岳2818 兎岳避難小屋
55.6小兎岳2738  
56.4中盛丸山2807  
56.8大沢岳間分岐2724  
57.2大沢岳2819大沢岳間分岐から北東、稜線通しor巻き 
58.1百間洞山の家2500 百間洞山の家
59百間平2763  
61.4赤石岳31202827峰から稜線通し?赤石避難小屋
62.2小赤石岳3081  
63.4大聖寺平27243030峰から北西 
64.6荒川小屋2615稜線通しor巻き荒川小屋
65.9中岳分岐3046  
66.3中岳3083ピストン 
66.7中岳分岐3046 荒川中岳避難小屋
66.8前岳3068  
69.5高山裏避難小屋2450前岳から北西、樹林帯高山裏避難小屋
71.1板屋岳2646高山裏避難小屋から北 
72.1大日影山2573板屋岳から西 
74.5小河内岳2801大日影山から北東小河内岳避難小屋
75.5前小河内岳2784  
76.7烏帽子岳2726  
77.8三伏峠小屋2615 三伏峠小屋
79.8本谷山2658三伏峠から北北東 
82権左衛門山2682本谷山から北東、2512から東 
82.9塩見小屋2760 塩見小屋
83.8塩見岳3046携帯電波入るかも 
84.6北俣岳分岐2935北俣岳分岐から北 
86.8北荒川岳2697  
88.7新蛇抜山2667  
90.6安倍荒倉岳2693  
91.6井川越2572稜線通しor巻き熊の平小屋
93.6三峰岳2999間ノ岳まで1km 
97.1野呂川越2290三峰岳から北西 
97.7横川岳2478  
99.8伊那荒倉岳2519横川岳から北 
103.1大仙丈ヶ岳2975  
103.8仙丈ヶ岳3032携帯電波入るかも 
105.3小仙丈ヶ岳2855 仙丈小屋
106.1薮沢大滝ノ頭2510  
107.8北沢峠2032  
108.6長衛小屋1990  
110.6栗沢山2714  
111.6アサヨ峰2799栗沢山から南東 
113.82463峰2463アサヨ峰から東早川尾根小屋
114.8広河原峠2344  
115.8赤薙沢ノ頭2553  
116.1白鳳峠2450  
116.9高嶺2779  
117.9赤抜沢ノ頭2750  
118.1地蔵岳2764ピストン 
118.3赤抜沢ノ頭2841  
119.6観音ヶ岳2841  
120.5薬師岳2780 薬師岳小屋
124.5登山口1263  
136.9武田乃郷白山温泉422林道歩き風呂
139.6韮崎駅356  


結果・敗因


結果は10日目に易老渡に下山した。3日目に光岳という計画だったが、雪に阻まれ6日目に光小屋に到着した。6日目に足を怪我し、且つ装備に不備があったので光小屋で敗退を決定した(天候不良と道迷いで光小屋に4泊停滞し下山)。

敗因


このルートは総合力が必要となる。体力・技術力・判断力・計画力・気力・私は全てにおいて劣っていた・・・
  • 体力
    重荷耐性が低く序盤からペースが落ちてしまった。普段はワンデイハイクで幕営山行は年数回、事前のボッカトレ1回では耐性は上がらなかった(当たり前だね)
  • 技術力
    ルートファインディング能力が低く何度かルートを外れた。技術不足を認識していながら下調べを怠った
  • 判断力・修正力
    1日の移動距離を10km、累積標高を1200m程度で見積もっていたが、ラッセルや道迷いで大幅に遅れてしまった。雪面が安定していれば15kmは歩けるが猛ラッセルとなると1日3kmも進めない。
    今回は入山前に週間天気予報を確認し、入山後は予報を確認しなかった。雪の予報でもホワイトアウトしなければ歩けるので、事前に知る必要はないと考えていたが、低気圧の移動状況は把握していないと、調整ができなくなる(燃料や食料の管理)。天候が怪しい時は16時の気象通報で天気図を作成した方が良い
  • 計画力
    南アルプスに関する知識が薄い(天候・地形)。低気圧通過時の降雪量の多さには驚いた。不明瞭な箇所は、地図から地形を想像するか、事前に情報を収集するべきだった(過去の記録や拡大地図の作成等)。装備の不備(詳細は装備欄)
  • 気力・精神力・達成欲
    単独行は強い精神力が必要となる。モロ単独行(他パーティーも居ない完全孤独状態)の場合、機敏な行動や冷静な判断が鈍ってしまう(今回は初日にハイカーに会ったきり誰にも出会わなかった)。パーティーなら憂鬱な気分でも「流れ」に乗れば考えずに行動できるが、単独は億劫に感じ行動が遅くなってしまう。そして、遅延が重なり日程に遅れが出ると目的を達成する事への疑問を感じるようになる(逃避)。
    シンプルな白い景色は美しくもあるが孤独感を助長させる、『寒さ』は精神も疲弊させる。病んでいくと「もしここで何かあれば」と考え、恐怖感を感じてしまう。

    過酷な状況と孤独に耐える。昔の私なら岳人(クライマー)精神を持ち、苦難に打ち勝とうという気持ちを持っていたが、今の私にはそのような強い意志は無い(自然と戯れるハイカーの精神)。「なぜ苦労をしなければならないのか?」過酷な状況を乗り越えて得られるリターンが今の自分にとっては無意味な事を知っているだけに、この状況に自分が居ることが不可解に感じた。

そう、このルートは今の自分を満たしてくれるルートでは無かったという事だ(価値観の変化)。例え再チャレンジし踏破できたとしてもそこに喜びや発展性は生まれないだろう・・・はい、言い訳です。。

装備について(貢献度・改善点)


貢献度トップ3
第1位:目出帽
長年愛用しているパタゴニアのフリース目出帽。防寒性に優れ肌触りも非常に良い、行動・就寝中と大活躍

第2位:重荷用肩パット『やわらぎ8号』
洗車用のスポンジを半分に切っただけの肩パット。30kgの重荷、樹林の茂る藪雪山で縦横に振られるザックの重みを軽減してくれた。20kgを超えるザックを背負うと100%肩が痛くなるのに今回は痛みが全くありませんでした!(かなりオススメ)

第3位:ストック(枯れ枝)
ザックの重みでバランスが崩れやすく、ストックに頼りっぱなしだった(1本しか携行していなかったのでもう1本は枯れ枝を使った)。特に登りで楽をさせてもらった。ストックは信濃俣の下降で殉職(下に投げて後で回収しようとしたら見失った)

貢献度ワースト5
第1位:ワカン
装着中は「もっと浮け!」と連呼していた。。あまりの無能っぷりに呆れて後半は使わなくなった

第2位:冬靴
濡れまくりで足が冷えすぎた(足の怪我は濡れが原因)。革製のダブルブーツを選択すれば良かった

第3位:オーバーグローブ
濡れまくりで無駄にガスを消費してしまった(乾燥)。予備は厚手のウールや、防水性の高いレイングローブ(緩雪用)を携行すれば良かった

第4位:テントポール
ジョイント部分が凍結し、撤収に時間がかかった(素手でシコシコして解凍する作業が大変)。ポールはカーボン製かインナーフレームのテントで無いと対処できない。1人用テントは結露で濡れるのが難点なので、もう少し広いテントが良かった

第5位:乾パン
美味くない!お世話になった光小屋に3袋寄贈した(処分した訳じゃ無いです・・・)

予備装備について

装備の紛失・破損は即敗退につながるので予備が必要となる(無雪期なら誰かに頼る、すぐエスケープできる等なんとかなるが)。
  • ストーブ。99%壊れる事はないが壊れたら水作りができなくなる
  • ヘッデン。光が無いと日没と共に寝なければならない
  • オーバーグローブ。一番濡れやすいウェア、濡れて冷えた状態が続くなら交換する(行動時)
  • 靴下。手と足は凍傷にならないように注意する
  • その他ウェア(無雪期の長期縦走の感覚で着替えを携行したが不要だった、低温で発汗は少ないし、臭いも気にならない)
  • 時計。太陽が出ていない天候の日は時間帯を把握できない
  • 予備電池・モバイルバッテリー。ヘッデン・ラジオ・iPod・携帯用
  • ライター。ガス・タバコ着火用、ライターは長期でも日帰りでも予備を携行している

装備リスト


道具備考感想
ウェア
ハードシェルジャケットゴアテックス 
オーバーパンツ非ゴアテックスもう少し防水性が欲しい(防寒性は良い)
オーバーグロープ×2(予備はインナー無し) インナーも必要
インナーグローブ中厚フリース、テント内用 
インナーグローブ薄手化繊 
冬用パンツ×2 予備は不要
アンダータイツ中厚ウール、防寒用中盤から使用
ダウンジャケットテント内用、ダウンパンツ・象足は未携行 
ミドル長袖シャツ厚手フリース 
ミドル長袖シャツ薄手メリノウール、防寒用未使用
アンダー長袖シャツ×2化繊予備は不要
アンダーパンツ×2化繊予備は不要
厚手靴下×2ウール 
中厚靴下ウール、テント内の防寒用(重ね履き) 
目出帽×2厚手フリースと薄手ウール薄手ウールは防寒性が低くて使えない(不要)
帽子×2 未使用(不要)
冬靴 濡れ過ぎ、ダブルブーツ必須
外スパッツゴアテックス 
内スパッツネオプレーン、防寒+雪の侵入を防ぐ用 
ザック+サイドポケット50L+6.5L*2装備が足りなかったので80Lくらいの容量が必要かも
雪山装備
ピッケル50cm 
アイゼン12本爪10本爪で十分
ワカン 個人的には不要
ストック1本途中紛失。ダブル(2本)の方が良い
幕営装備・小物
スコップ整地用 
小タオル汗ふき用寒くて発汗しないので不要
小速乾タオルテント内用凍るので不要(重くなる)
銀マット  
エアーマット  
シュラフ羽毛量中(-12度)寒気通過時は少し寒く感じたが、ウェアを着込めば耐えられるレベルだった
シュラフカバーゴアテックス 
テント(アライエアライズ1)+冬用フライ テントポールのジョイント部分が凍る、一人用は結露が気になる
コッヘル(大小)アルミ製、水作りには大きい方が良い 
ストーブ×2 予備が壊れてた・・・
ヘッデン×2  
腕時計×2  
サングラス 使用する機会は少なかった
燃料(ガス)×4プリムス500T乾燥・暖房で使うと4缶では足りない
予備電池単4電池 
モバイルバッテリー10400mAh重すぎ、半分の容量で良かった
携帯ラジオ天気予報 
携帯電話・iPod×2緊急時連絡・音楽鑑賞 
地図・方位磁石2万5千(光岳までの樹林帯)と3万(光岳~韮崎の森林限界)をプリントアウト複雑なポイントは1万くらいの拡大地図が欲しい
テルモス500ml 
プラティパス(2L)×2  
胃腸薬・整腸薬・痛み止め等毎日胃薬を服用
その他幕営用小物  
食料
夜用:乾パン×8(16日分)1袋200g(824Kcal)消費1袋、食べにくい
夜用:レトルト×8(カレーとシチュー)一日置きに消費 
夜用:粉末スープ×16袋(16日分)  
行動用:チョコ(16日分)1日60g(300Kcal)行動中は殆ど食べなかった
朝用:インスタント麺(16日分)マルタイ、日清、パスタ 
非常用:アルファ米+ドライソーセージ  
つまみ  
のど飴+ラムネ ラムネは軽くて美味い!
粉末レモネード 美味い!
粉末紅茶フルーツ系無糖紅茶の方が良かった
ほうじ茶パック(行動用)  

補足(感想)


  • 重荷+雪山なのでストックは必須。ルート上はガチガチの急勾配が殆ど無いのでストックで事足りる(ピッケルの出番は少ない)、通常はダブルストックで危険箇所だけストック+ピッケル。
  • ワカンは個人的には不要と感じた。稜線上のクラストした雪面ならアイゼン、緩雪・吹き溜まり・樹林帯では重荷なのでツボ足と大差ない、踏抜き時の脱出にかかる体力の消費量を考慮するとツボ足の方が楽ということになる
  • 視界不良や樹林帯の分岐は地図だけでは理解しにくいので、高精度の高度計があると良いかも(今回私が使用した高度計は精度が低くて使えなかった)
  • 今回何度も道迷いをしたが、GPSがあればルートを外れることは無い(私はGPS不要派なので今後も使わないが)
  • 不明瞭なポイントは2万5000以上の拡大地図(1万~5千)があった方が良い(細かなピーク・尾根・谷を把握)
  • ラジオは天気予報を知る為の道具であるが、孤独感を緩和させる効果もある(和やかなスタジオの雰囲気を聴くと寂しさが紛れる)
  • ロウソクは意外と使える。リラクゼーション効果、電池・ガスの節約(暖房効果少々あり)
  • テントが狭いので足先が結露で濡れる、寝るときは足にビニール袋をかけると濡れない(防水と多少の保温効果)
  • 乾パンはスープに浸したり、おかず(レトルト)に混ぜても美味しくない。そのまま食べるのがベストだが、パサパサしているので水分が無いと喉を通らない。水は有限(燃料を消費)なので、水分を必要とする乾パンは日常食というより非常食で少量携帯するのが良いかもしれない
  • 粉末レモネードは必須。ビタミンCの補給(疲労回復)、ホットレモネードで体を温めるも良し、コールドレモネードで清涼感を味わうのもよし(私は冷たいのが好き)
  • 行動用の飲料はほうじ茶が良い。寝る前にテルモスにパックと水を入れ、朝沸騰させると少し濃い目で美味くなる
  • 紅茶は粉末のフルーツ味紅茶を携帯したが、甘さでくどく感じたのでストレートティーの方が良かったかもしれない
  • コーヒー・ココアは不要(紅茶やチョコレートで代用できる)
  • レトルト食品は美味いが重い(水分の部分が重い)。野菜・肉・調味料に分け調理した方が良いかもしれない
  • レトルトのスパイシーカレーが異常に美味しく感じた。辛味は体を温める効果があるので、唐辛子やラー油で味付けすると良いかもしれない
  • インスタント麺の扱いには注意、砕けると麺が短くなり不味くなる。マルタイの棒ラーメは美味いがくどさがあり飽きる。日清のフィリル(詰め替え用カップ麺)が優秀、『カップヌードルカレー』『どん兵衛きつねうどん』が特に美味い
  • 粉末スープはコーンスープとオニオンスープを携行した。コーンスープは濃厚で後処理(コッヘル洗い)が面倒だが、実はこの残りカスは凍ると美味い(フランス風シャーベットクリームソース)。オニオンスープはすっきり味で後処理は簡単、この粉末スープをレトルトカレーに入れるとカレーのコクが増す





ザックについて


現在私は大型ザックを所有していない(一番大きなザックが50L)。無雪期で10日間程度なら50Lで収める事ができるが、雪山装備で2週間以上となると50Lでは厳しい。この先使うことのない一度きりの山行の為に大型ザックを購入するのはもったいないがやむを得ない(使用後ヤフオクで売るという手もある)。
現行の大型ザックを調べてみたところ、私好みのザックは見つからなかった。。山ショップを回りネットでも該当無し・・・いつもの色とデザインに拘りすぎて購入できないパターンだ(一回だけの使用でも妥協できない性格なのです)。

中型まではラインナップが豊富だが、大型ザックはブランドが限られる。
グレゴリーやオスプレーは機能性は認めるが所有したいとは思わない(ノースフェイスと同じ理由でブランドとしての魅力が薄い)。ホグロフスはデザイン的には好きだけど、山や街で良く見かけるほどの人気なので最近はそこまで欲しいと思わなくなってきた(私はアンチです)。ブラックダイヤモンドもデザイン的には◎、『ミッション75』の色が青じゃなく黒なら購入していた。妥協して安価なモンベル(ゼロポイント)の『エクスペディションパック70』を購入しようと思ったら、色がオレンジだった(赤色なら・・・)。

八方塞がりで煮詰まっていたところで、一休さんが閃く。
(チッチッ、ポーン)「足りないなら付け足せばいいじゃん!」
50Lのザックにサイドポケットを付ける、サイドポケットは小型ザックにも付けられるのでその後も重宝しそうだ。モンベルのサイドポケットはダサかったので、バッハのサイドポケットを購入することにした。6.5Lが2つで13Lの増量、合計63Lなら何とか入るかもしれない。

購入し装着してみると、意外と使い勝手が良かった。片側のポケットには予備のウェア、もう片側にはテント一式(本体・フライ・ポール)を収納した、テントを外側に収納できるとテント内でパッキングが完結できるのがありがたい。また、サイドに装着するので横の膨らみが気になりそうだが、樹林帯の歩行でも特に問題は感じなかった(高さを上げた方が引っ掛かりやすくなる)。

中型ザックを大型ザックにしてしまうサイドポケット、機能性も高くオススメです。


※山行記録(朝日岳~光岳)は後日公開します
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コメント

え~~~~~~~~!!!
ちょっとちょっとちょっと。


積雪期に畑薙から茶臼、上河内、できれば聖に行きたいと
狙い続けて、はじき返され続けて3年。
そろそろ行きたいと思って
最近、南ア南行った人いるかな~と検索してみたら
最初に出てきたのがヤマラさんでしたよ!。
あんなに「僕は重いのはダメなので」…って言っていたのに。
しかもこの行程。

すごい!。
やっぱりタダモノじゃないんですよね。
これ以外の記事でも十分タダモノではないということは
伝わっていましたが。

写真がないのが残念…。
いやいや、全然凄くないんですΣ( ̄ロ ̄lll)
私の計画は壮大ですが、成し遂げる力はありません。。
多分、光岳までのルートの最長記録を作ってしまったと思います(恥)

写真は撮りましたよ、後日記録を公開します
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