出来るだけ自力山行@奥多摩(最終回)

前回から始めた自力山行、1回目は登山口にすら辿り着けないという失態を犯してしまった。今回は山に登る事ができるのか!?
出来るだけ自力山行@奥多摩(最終回)
今回の目的地は奥多摩、前回と同様に自宅から完全自力(交通機関を使わない)と行きたいところだが、前回から体を動かしていないので、十中八九山に登れないのは予想できる。なので、今回はプチ自力として途中までは電車を利用することにした。

アプローチルートは青梅駅から青梅街道で奥多摩駅へ、そこから東日原まで走る。山ルートは東日原から稲村岩尾根で鷹ノ巣山に登り石尾根で奥多摩駅に下山する。稲村岩尾根は前から登ってみたいルートだったが、アクセスと距離の短かさから延期していた。

結果


一応山には登れたが、予定していた山には登れず、約半分の地点の鳩ノ巣で挫折した。目的地の東日原までは頑張れば行けたが、そこで体力が尽きてしまい前回同様に山に登ることはできなかっただろう。その時の体力で登るには鳩ノ巣が限界だった。

自分の体力の無さが招いた結果ではあるが、失敗した事に関係なく、2回目にして自力山行の本質を理解できた気がする。
  • 道路を走る分、山を走った方が良い
  • 交通機関があるのに利用しないのは変な拘りだ
  • 道路を走る事に全く楽しみを感じない

自力以前に山のルートの考え方の問題で、登山口から登山口までがルートであって、そこから繋げる事は蛇足でしかない。道路や林道を含めたルートの評価が低いのは、この蛇足部分がマイナスポイントとなっているからなのだ。
TJARの日本海から太平洋というコースも、スケールの大きさという点では凄いと思うが、山ルートとしては低評価になってしまう。八ヶ岳と奥秩父縦走路を繋げるルートも人気があるようだが、山や自然から離れた時点でそのルートの魅力は激減してしまう。但し、一つのルートとしてなりたっていないだけで、個別のルートの評価はまた別物だ。

無理に繋げたい気持ちは解る。道路を使わざるを得ない状態だから使っているだけで、出来れば自然帯で完結したいと誰もが思っている筈だ。もし、100km四方の自然地帯(その領域にはインフラが存在しない)が日本に存在したらアウトドアマンのユートピアとなるだろう。

無理して繋げる事に意味は無い。そして自力山行の場合は道路をやむを得ず使っているというより、意図して使っているので論外と言っていい。今回は自力山行の価値の無さを実感したので、今回をもってこの研究は終了する。
「そんなのやる前からわかっているだろ」と突っ込む人もいるかもしれないが、『何事も経験』気になったらとりあえずやってみる、それが山を探求するという事なのだ(*´`ω´)/

※交通機関を利用して体力を温存するというのは正しい考えだが、自転車山行は使う筋肉が異なるのと、行為そのものが楽しいのでオススメしたい。また純粋に走る事が好きな人は自力山行も良いと思う

ルート



※ルート(線)はGoogleマップで作成(適当)

山行記録


いつも電車を利用する時は早い時間帯なのでハイカーはまばらといった感じだが、時間が遅い所為か青梅線は混雑していた。混んでると嬉しい気分になる、山でも多くの人に会えるといいな(๑˘ᴗ˘๑)

8時半に青梅駅に到着。準備をして青梅街道を走り始める。ウェアは下は短パンで、上は曇りで気温が低めなのでTシャツの上にペラペラジャケットを羽織った。
走り始めは快調。奥多摩駅までは何箇所か坂があるが、傾斜が緩いので負荷は特に感じなかった。今回もスイッチは入らない、楽しいというか退屈でつまらない。つまらないからノリの良い音楽を聴く、ドラムンベースは丁度良いテンポなので、足の運びが軽快になる(ノリノリで振りが大きくなるのが問題でもある)。

この調子なら東日原までは余裕だと思っていたが、御嶽駅付近で股関節に違和感が生じた。走り始めてまだ1時間位しか経っていないのに・・・このままだと痛みに変わる可能性があるので、川井で休憩を取った。


休憩後は股関節が気になってペースが落ちる、そして股関節の違和感は軽い筋肉痛に変わっていった・・・「オイオイまだ目的地までは相当の距離があるぞ。。」
このままだと前回同様に股関節痛で山に登れなくなってしまう、あくまで目的は山登りなので予定を変更して鳩ノ巣から山に登ることにした。


【新しい道ができてた】


【青梅街道沿いの紅葉】




登山口で休憩を取る。腿の付け根辺りを押すと痛い。。これは単純に走り続けるという運動に股関節が慣れていない所為で、このようになってしまうのだろう(山で走ったとしても1時間走り続ける事は無い)。週一のペースで(今回は3週間ぶり)で走っていても痛みは必ず発生するだろう、毎日短くても走る習慣を付けないとこの問題は回避できないと思う。


奥多摩川からこの展望台までは人通りが異常に多かった。
御岳からのハイキングコースがここまで人気があるとは考えられない。訊くと、『大多摩ウォーキング・トレイル』という古里駅から奥多摩駅までの奥多摩川沿いの散策コースがあり、紅葉時期&連休ということで混雑していたようだ。山に登るのも良いけど、偶にはこのような散策コースをのんびり歩くのも良いと思った。
大多摩ウォーキング・トレイル(PDF)

工事中の林道を越え山道に入る、「おや?前回の道と方角が違うぞ?」そしてここから急登が続く。グイグイと上がる標高、次の目的地となる大楢峠の標高を超えているようだ。先に見える謎のピーク、一体どこに向かっているのだろうか?

登山口で足の筋力は相当消耗していたが、この急登は苦に感じなかった。約一ヶ月ぶりの山登り、この足に伝わる疲労感は寧ろ気持ち良く感じた。このコースは踏み跡はそこそこ明瞭だが、鬱蒼としていて静寂が漂う。この雰囲気も気持ち良い、誰も居ないコースは寂しさを感じる反面、それだけ山を感じられる良ルートなのだ。



それにしても長い登りだ、ペースを上げて登っていたので足が辛くなってきた。。そしてやっとピークに到着。山頂には『鳩の巣・城山』と書かれた標識、そして展望は無かった・・・


城山から大楢峠への道は下降していく、頑張って登って景色を楽しめず下降するのはやりきれない気持ちだ。途中で海沢の道に合流し、暫く進むと大楢峠に到着した。
大楢峠に貼られてた虎ロープ、鳩ノ巣からの登山道は現在通行止めとなっていて、これまで辿ってきた道がその迂回路という事だった。迂回路にしてはちょっと大回りし過ぎだろう、この迂回路で泣いた人は多いと思う。てか、一体いつまで林道工事してるの?誰も使わない林道に予算を使わず、街の存続に繋がる投資でもした方がいいと思う。


大楢峠から御岳は巻道で気持ち良く走れる区間だが、筋力が限界なのでのんびり歩いた。『つまらない道路を走って(疲弊して)、楽しめる山道で走れない』嗚呼アホらしい。




御岳は観光者で激混み&体力も限界なので、神社には寄らず古里駅に下った(大塚山は巻いた)。古里から御岳の区間は一度歩いているが、やはり良ルートと感じた。下りでそれなりに良いと感じるルートは良ルートで、登ったら相当楽しめるものだ(下りより登りの法則)。



古里駅から見える城山、中々山容は素晴らしいのだが展望が無いのがね・・・林道の工事をするなら城山をハゲ山化してしまおう!


タイム


【アプローチルート】
青梅駅(8:35)~川井駅(9:54)~古里駅(10:14)~鳩ノ巣駅(10:41)

【山ルート】
鳩ノ巣駅(10:41)~登山口(10:51)~城山(11:46)~大楢峠(12:16)~御岳(13:24)~(大塚山は巻く)~登山口(14:37)~古里駅(14:54)

その他の写真


20151122

 この記事をシェアしてくんろ
同カテゴリ記事 (直近10件)

タグクラウド

 ルート評価  ドラムンベース  DnB  奥武蔵  奥多摩  ダブステップ  Dubstep  チルアウト  奥高尾  雪山山行  幕営山行  道迷い  自転車山行  りっすんべーす  ディープ  丘歩き  棒ノ嶺  ザックブランド  Deep  Chillout  フットウェアブランド  ウェアブランド  丹沢  テント・シュラフブランド  デザイン  フットウェア  小物ブランド  山と音楽  ウェア  裸足  奥秩父  エレクトロ  トレーニング  サッカー  音楽山行  オぬベ  ランニング  小物  Soulful  Garage  ザック  山動画  富士山周辺・箱根・伊豆  尾瀬・日光・北関東  飯能アルプス  北アルプス  音楽ジャンル  google  雨山行  上越・西上州  熱中症  南アルプス  ブログ  ディープハイキング  フォトムービー  クライミングブランド  東北  裸足感覚  企画  自力山行  駒ヶ岳  Mountainstep  ストーブ・クッカー・ボトルブランド  アニマル動画  時計・計器ブランド  山岳書籍・映画  Electro  ハード  8mara-eyes  修行  Hard  アルプス  飯能市  藪漕ぎ  熊  模索山行  山ショップ  自転車  なぐるっと  雪山装備  ヤマラ考察  カモシカ山行  ヤマラ仕様  大菩薩連嶺  アニメ  カジュアルハイキング  街散策  多摩川  ミニマルハイキング  東信  三浦丘陵  ストーブ・クッカー・ボトル  良滝  八ヶ岳  便利かもツール  怪我  Techno  テントシュラフ  コースタイム計算  トレランシューズ  デジタルカメラ  山小屋白書  凍傷  お喋り山行  街中トレイル  クライミング  メッツァ  ヤマノススメ  プラティパス  登山地図  Experimental  Downtempo  山めし  熊鈴  北関東  iTunes  ビブラムファイブフィンガーズ  たまリバー  WiMAX  裸  Footwork  地形  Ambient  時計・計器  Firefox  上越  中央アルプス  山行計画  沢登り  白山連峰  アウトドアブランド  コーラ  メリノウール  メリー歩荷トレ  レース  カルピス  山と犬  高尾山  趣味カテゴリ  日本の詩  ソロキャンプ  けろっぴ  都市計画  まちづくり  はぐれ低山  二百名山  リベンジ  表示テスト  アウトドアビジネス  フードウェア  イヤホン  百名山  散策  ゲーム  スマートフォン  ヒップホップ  堕天使  超低山  Youtube  MFM  アートワーク  海外の山  パンダ  エネルギー切れ  未踏峰  アート  奥武蔵ラビリンス  山道具探しの旅  はい!きん、ぐぅ~  茸  登山届  クライミングギア  Backpacker誌  絶体絶命  亀ウォーキング  奥多摩三大急尾根  ガチャピン  山小屋サミット  ダウンテンポ  登れない山  恥ずかしい失態  登山用品店  スタイル  キツネ村 

月別アーカイブ

上に戻る