さわらびの湯まで走って行ったら棒ノ嶺に登れなかった。。

山に登る為に人は山に行く。それなのに登山口にさえも辿り着けず何もしないて帰宅してしまった。私はマラソンをなめていた、マラソンは山より過酷かもしれない。
さわらびの湯まで走って行ったら棒ノ嶺に登れなかった。。
棒ノ嶺に登りたかった、白谷沢だけでも、いや登山口まででも行きたかった。でもさわらびの湯に着いた時には足が全く動かない状態だった。

今回の企画は『人工物をいっさい使わずに山に登ってみよう』という内容だ。この企画は前から考えていた事で、いつかやりたいと思っていた。車の移動はつまらない、しかし自転車は景色を楽しめ、また自力という点に魅力を感じていた(現在自転車が壊れていて自転車山行は休止しています)。そして自転車山行を越える、移動手段さえも道具を使わない『完全自力山行』、これは究極の山行といえよう。

「目的の山はどうするか?」棒ノ嶺と奥多摩の山で悩んだが、奥多摩は(私を満足させる)手軽に登れる山がない。また、青梅街道は交通量が多いので危ない(よろけて惹かれでもしたら困る)。棒ノ嶺は奥多摩と比べると交通量は少ない、また登山口までの道も何度も車や自転車で走っているので迷う事もない。まぁ一番の理由は大好きという事、正直道路を走るのは苦手というか嫌い、だけど大好きなあの山の為ならその苦労も耐えられる。「まっててね、ぼうのみね、いま会いに行くよ」

結果は上記の通りダメ(いつものパターンです)だった。
今回わかった事は「マラソンは超過酷」という事。私はこれまでマラソンをなめていた、平坦路なんて山道に比べれば余裕と思っていたが、走ってみると全くの別物で、山や自転車の比にならない程のキツさを感じた。

実は私はこれまで、道路を長い距離走った経験が一度もない(人生の中で)。
1番長く走ったのは中学時代のマラソン大会でこの時は道路と林道の複合コースを8kmくらい走った。トレーニングとして家の近所を走っていた時期もあったが(三日坊主だけど)それも最長で5kmくらい。今年の春の筑波連山縦走の帰路(舗装路23km)は少し走ったが殆ど歩いていた。
山では走っているが、山は起伏があるので実際は長い時間走り続けてはいない(走ったり歩いたり)。

そんな私が、さわらびの湯までの40kmという距離を走るとどうなるのか?

ルート



距離はちょうど40km(Googleマップ計算)

山行(マラソン)記録


今日は久々のイノヴェイトくん、ガチガチのオフトレランシューズよりロード要素がある方が良いと思いチョイスした。
もくもくと走る、走る、走る。車を気にするのは面倒だし(音楽全開なのでまわりの音を聞き取れない)、景色は冴えないし、う~ん面白くない。


早く到着する必要もないし、無理して体を壊すのも困るから、無理のないゆっくりペースで走った。「走るの楽し~」というスイッチが入らないかと期待していたが、気持ちの変化は見られなかった。

音楽を聴いていて気づいた事は、道路を走るときはゆったりした曲(チルアウト系)は合わないという事、合うのはテンポが早めの曲でビートと足の動きが同期すると気持ちよく感じる。あまり激しいのはダメ、フォームを崩さないように機械的に体を動かすのが楽と感じた。

約2時間かかってようやく463号と16号の交差点に到着した。


少し疲労を感じていたので、16号を越えた先のコンビニで休憩を取った。現在地は約半分(半分より手前)なので、あと2時間半くらいで到着できるとこの時は楽観していた。


再スタートするが体が重い、ひょっとして休憩しなかった方が良かったのか?
463号から飯能駅に向かう299号に入ってからは、ペースが落ちてきた。途中ゆっくり走っているジョギンガーに抜かれたので追走しようと思ったが、どんどん離されていく、ちょっとくやしい(;`д´)

これも今回感じたことだが、人のペースに合わせることも大切と感じた。負けたくないという気持ちも多少はあるが、同じペースで走っているとその空間を共有しているような感覚になって、一体感を感じることができた(協力しているような)。マラソンのレースで大勢の人と走る喜びというのは、このような感覚なのかね(そうなら楽しそう)。

無理して追走した所為で、疲労が溜まってきた(走るのが辛い)・・・東飯能から県道70号の入口までは筋力を回復させる為に歩くことにした。


回復量は少なく県道70号から走るもペースは遅い。一つ目のセブンイレブンで休憩を取った。腿の筋力は結構消耗している、勾配のある峠を走っているならともかく、何で平坦な道をゆっくり走っているだけなのにこんなに疲れるのだろうか?


その先は超ノロノロ、走っているというか、もがきながら歩いているという感じ。
街の景色から自然の景色に変わった点は良いが、自転車と違って景色の展開が遅いので魅力を感じない(軽快に走れていたら多少は感じ方が変わるのかもしれないが)。


次のセブンイレブンでも休憩を取った。途中で冷たいものや温かいものや快適なトイレや牛乳が飲めるというのは、山と違って良い点だね。
足がそろそろ限界、この時は腿筋がプルプルしていた、ゴールまで筋力がもつのか心配になってきた。


再スタートしてから異変が・・・筋力もキツいが、関節が痛い、股関節の痛みで足が上がらない。。
この痛みでこれまでの疲労の原因と今回の無謀なチャレンジを理解することができた。道路と山道の大きく異なる点、それは『地面の硬さ』だ。慣れない硬い地面に何も考えず足を置いていたら、股関節が痛くなるのは当然だ。着地時の衝撃は関節だけじゃない、筋肉の疲労も大きくなる、だから平坦でゆっくり走っていても疲労を感じるのだ。しかも、今回選んだ靴はミッドソールの薄い、衝撃を緩和しないタイプのシューズだ。

普段道路を走らない、はじめてのマラソン、シューズの選択ミス、これは成るべくしてなった結果なのだ。自分が馬鹿なのは知っていたが、これはやっちゃいけないレベルの事だと思う(反省)。

その先は、ほぼ歩きとなった。途中筋力が少し回復したので無理して走ってみたが長くは持たなかった。
途中、足が痛くてフラフラ走っていたら、車が前に停まって運転者のおじさんが何かを言ってきた。音楽を聴いていたので聞き取れず「道でも尋ねているのか?」かと思ったら(イヤホンをとる)

「大丈夫か?」

と言ってきた・・・聞いた瞬間は涙が出そうになった。私も山で怪我やキツそうな人を見ると声をかけているが、まさか下界で、それも道路で、どんだけこの人は優しいんだよ。こんな人が上司や社長だったら尽くしたい。
てか、私はどんだけ酷い姿で走っていたんだろ(´・ω・`)

バスが県道を外れる所(成木街道の交差点)からは、股関節が痛すぎて歩くことも困難になってきた。あと少しなのに遠い、この時点で棒ノ嶺に登ることは諦めた。



何とかさわらびの湯に到着、河又の信号からさわらびの湯のちょっとした勾配でも大変だったので、棒ノ嶺に登ろうとしたら5時間はかかっていただろう(途中で動けなくなる可能性の方が高い)。

「こんな馬鹿で愚かな私をなぐりづえでなぐってください」


さわらびの湯に移動販売の珈琲屋さんが営業していたので、コーヒーを頂いた。昨年こっちに引っ越してきて、珈琲屋さんを営んでいるらしい、オンライン販売もしているそうなので好きな人は一度賞味してみてくだされ。
アスロンコーヒー焙煎所


山に登らず、温泉も利用しない、私は何をしにココに来たのだろう?
今回は失敗したが、完全自力山行(マラソン)は続けてみようと考えている、次はどこに行こうかな?その前に股関節を治さないと歩くこともできない状態だ(帰りは電車に乗るのも大変だった)。


タイム


清瀬(8:03)~R463〈R16交差地点〉(9:45)~東飯能駅(10:55)~セブンイレブン1(11:27)~セブンイレブン2(12:25)~(股関節痛でノロノロ)~さわらびの湯(14:49)

その他の写真


20151031

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