びっしょり石尾根(大雨)

猛暑が過ぎ去り、過ごしやすい秋の季節になりました。エアコン無しで眠れる、何と幸せな事だろう。この気候なら快適に山を歩けると思ったら山は大雨、快適を通りすぎて寒い・・・暑さも苦手だが寒いのも苦手なヤマラであった。
びっしょり石尾根(大雨)
今回のルートは石尾根。奥多摩駅から石尾根に取り付き、六ツ石・鷹ノ巣・七ツ石山を経て雲取山、下山は鴨沢というルートを予定していた。

しかーし、山の天気は大雨。防水性の低い軽量ジャケットでは防ぎきれず雨でずぶ濡れ(小雨程度だと思いハードシェルは携行していない)、加えて稜線上は風が吹いていたので体が冷やされ寒さを感じるようになってしまった。風がなければ走ることで体温を維持できそうだが、風があるとどうしようもない。このままだと低体温症になってしまうので、やむを得ず途中の鷹ノ巣山避難小屋から下山した。

雨は濡れると寒いが雨景色は美しい、水墨画のようなぼんやりとした景色は心が癒される。風のない六ツ石山までは雨が体熱をクールダウンしてくれて快適に走ることができた。天然クーラーに幻想的な景色、非常に心地良い状態なのに同化現象は現れなかった(ここ最近ずっと同化していない)。雨の雑音が無心になるのを邪魔しているのか?ディープな音楽でも聴ければ同化しそうだが、雨の日は機器が壊れるので音楽を聴くことができないのが難点だ。。

【美しい石尾根】





雨は寒くて美しい、そして雨の日といえば緑の奴、雨の日は『けろっぴ』に注意しなければならない。

カエルは皮膚呼吸(メイン皮膚サブ肺のハイブリッド)なので、雨が降ると呼吸がしやすくなり元気になる。「雨キターーーー!!」と我を忘れ水分を摂取しまくるカエルは、ハイな状態で警戒心がない、茂みだと水量が少ないから土が露出した登山道に出てくるのだ。理由は解らんでもないがそれは自殺行為である、こっちは走っているので高速道路に迷い込んだ歩行者を避けるようなものだ、しかもそこら中に居る。

踏みつけて『ぴょん吉』みたいにシューズにくっついたらどうしよう、歩く度に「ゲコゲコ」鳴くシューズ、ピコピコサンダルより迷惑なアイテムかもしれない(「そこ滑るよ!」とか注意してくれるならいいけど)。


正直邪魔臭い存在に感じるが、遭遇して一生懸命逃げる姿を見ると申し訳ない気持ちになってしまう。遭遇する度に「驚かせてすいませんでした」と声をかけその場を過ぎ去った。(回避して)バランスを崩し転倒しそうになることもあったが、何とか踏まずに下山することができた。

【お気に入りカエルさん動画(山とは無関係)】



山行記録


レトロでオサレな青梅駅の待合室(初めて見たかも)。奥多摩行きの電車にはそこそこハイカーが乗っていたが奥多摩駅に降りた人は少なかった(10名未満)。
自宅を出発する時は曇りだったが、奥多摩駅に着くとパラパラと雨が降っていた。もう少し遅い時間帯か雲取付近で降り出す事を予想していたがスタートから雨とは・・・防水性の低い軽量ジャケットを着て出発した、雨用パンツは運動を妨げるので走る時は履かない、体が冷えやすいのは運動が少ない上半身、下半身や靴は濡れても問題は無い(冬や高所の気温が低い所を除く)。


ジャケットは体熱がこもるので少し暑い。登山口からは木々が防いでくれるので、ジャケットを脱いだ。雨が上昇した体温を調整してくれて気持ち良く歩くことができた。
登山口から少し登っていると二人組のトレイルランナーに出会った。御前山に出る道を尋ねられたので六ツ石山からの下山ルートを教えたが、水根口を戸倉山口(鷹ノ巣山からの下山ルート)と勘違いしていて「下ったら戻る」と間違えて教えてしまった。途中で気づき正しい道を伝えようと思ったが引き返すのはダルい、モヤモヤしているとハイカーの人とすれ違ったので伝達をお願いした(スッキリ)。

六ツ石辺りから雨脚が強くなり土砂降りになってきた。ここからは雨除けの木が無くなるのでジャケットを着るも効果は薄い、鷹ノ巣山に近づくにつれ風まで吹いてきた。走っても体温が上昇せず体がどんどん冷えていく(T_T)


誰もいない鷹ノ巣山。ジャケットはびっしょりんこ。。この先も風はやみそうにないので撤退することにした。水根か倉戸山に戻るのがベストだったが、とりあえず雨を避けたいという理由で鷹ノ巣山避難小屋に向かった。


避難小屋で雨宿り&食料補給。
今日のオススメ行動食は『ヤマザキ 北海道チーズ蒸しケーキ ミニ 袋4個』です!北海道チーズ蒸しケーキは激ウマ菓子パンとして有名ですが、それのミニバージョンがこれなんです。ノーマルだとちょっと多く(くどい)感じる人には、このミニがオススメです。山で「よかったらどうぞ」といってこれを出せばモテモテですよ(*^_^*)
この北海道チーズ蒸しケーキは冷凍して半解凍の状態で食べると本物のチーズケーキの味になるらしい(私は試したことは無い)、まぁチーズケーキを食べたいなら普通にケーキを買えばいいと思うんだけど。


避難小屋は快適だ、でも休みすぎると小屋から出たくなくなる(もう寒いのはイヤ!)。やはり鷹ノ巣からそのまま水根か倉戸山に下山するのがベストの選択だったようだ。
避難小屋から峰谷に下るコースは初めて歩くが内容はあまりよろしくない。ダラダラとした緩い勾配の長い道にパッとしない景観、そして登山口からバス停までの距離が長過ぎる。


登山口からうねうねと林道を歩いていたら行き止まりになった。「あれ?道が無い!」辺りを見回すと電柱に文字が・・・

『下りバステイ』

外人かよ!しかも油性マジックで書いてあるし。多分「停」という漢字をど忘れしてこのようになってしまったのだろう。てかここから30分もあるのか・・・


山道を下ると集落に出た、そこから沢沿いの林道を下って行くと峰谷バス停に到着した。


「長い!」登山口からバス停までが無駄に長すぎる!下図のように真っ直ぐに下れる道をなぜ作らないのか?


峰谷バス停に着いたのは12時20分(登山口から一時間もかかった)。バスの時刻表を見ると一日三本しか運行していない・・・しかし『奥多摩行き12:55』、雨に降られたのはアンラッキーだったが最後はラッキーだった。


帰りのバスでもう一人の乗客の女性とお話した(乗客2名)。90歳になる一人暮らしの母親に毎週会いに来ているそうだ。70歳が最年少という限界集落の現状には驚かされた、数十年後には消滅してしまうと考えると悲しい気分になる。村落の価値とは何か?第一次産業の衰退による影響とは何か?人口減少に一極集中と日本はこの先どうなってしまうのだろうか!

「まぁ何とかなるでしょ」精神で次世代に負債を背負わせるのは良くないと私は思う。

タイム


奥多摩駅(7:28)~石尾根登山口(7:53)~六ツ石山手前の分岐(9:12)~鷹ノ巣山(10:14)~鷹ノ巣山避難小屋(10:25)~登山口(11:25)~ 峰谷バス停(12:20)

その他の写真


20150830

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