大菩薩連嶺 うしくんと大菩薩嶺 by 車

パペットマペットのかえるくんはヤマラキャラに似ている、うしくんは牛奥ノ雁ヶ腹摺山に似ている。牛奥ノ雁ヶ腹摺山は長くて覚えられないから今後は『うしくん』と呼ぶことにしよう。
大菩薩連嶺 うしくんと大菩薩嶺 by 車
連休真ん中に大菩薩嶺から黒岳に縦走してきた。大菩薩エリアは今回も素晴らしかった、雷岩~天狗棚山の区間は特に景色が素晴らしく、水を得た魚・玩具を得た子供・雪を得た犬の様に気持ちが高揚してしまった。一応大菩薩嶺は踏んでおいたが正直この山は登る価値がないと思う。

出来れば前回のルートの様に端まで縦走したかったが、雪の状態がわからないので今回は裂石駐車場を起点として黒岳までとした。
そして、今回も道を間違えてしまいました!ついつい踏み跡とピンクリボンに釣られてしまった、もし私が動物なら原始的な罠に引っかかるだろう。

「おっ!ピンクリボンだ」テクテクテク、バタッ(かご)
パペットマペット

ルート



距離:25.378km
累積標高(+):2212m
累積標高(-):2212m
※GPSデータはカシミールで作成

山行計画


私は今『スノートレイルラン』のルートを探している。
例外的な降雪を除き常に雪があり積雪が少ないルート、そんなスノートレイルランができるルートは意外と少ない。積雪が多いと走れない、スノーシュートレイルランというのもあるらしいが、そこまでして走る必要があるのか疑問を感じてしまう。『数十センチの積雪で利用者が多くトレースが付いている』これがスノートレイルランの条件だと思う。パッと思いつくのが七ツ石山から雲取山、丹沢山や蛭ヶ岳周辺、完全雪ルートとなると八ヶ岳(赤岳鉱泉周遊)だろうか。
今回大菩薩を選んだのは、この条件に合致しているから。ここなら気持よくスノートレイルランができるだろう。

【結果】
大菩薩・小金沢連嶺はスノートレイルラン向きのルートであった。大菩薩エリアはくっきりトレースなので走れる場所が多い(凍結区間は走れない)。小金沢連嶺はトレースが減るので平坦でも足を取られるが(脚力があれば走れる)、起伏を活かして下り限定とすれば気持よく走ることができる。

山行記録


塩山からだと遠回りなので国道411号で大菩薩登山口へ向かう。奥多摩湖付近は問題なく通過できたが、柳沢峠が凍結していて大変だった。部分的な凍結なのでチェーンは付けたくない、超減速して慎重に車を走らせた。

7時過ぎに裂石に到着、駐車場は満車だったが歩くのが面倒なので僅かなスペースに強引に駐めた。こんなに車があると嬉しい気分になる、今日はいつもと違って出会いがたくさんありそうだ。

前回は丸川峠コースを歩いたので今回は上日川峠コースを選んだ。駐車場付近は雪が無いが徐々に白くなっていく、ロッヂ長兵衛までの区間は雪が少なく良く踏まれているのでガチガチに凍結している。部分的な凍結で地面が露出している部分もあるので、普通のアイゼンより軽アイゼンがいいでしょう。私のシューズは鋲が付いているのでアイゼンは装着しなかった。



ロッヂ長兵衛~福ちゃん荘までの区間は朝の演出も重なり気持よく歩けた。登山道の近くに林道が平行しているが、雪で白くなっているので存在感が無い、無雪期だとこの林道が雰囲気をぶち壊してくれそうだ(^_^;)


福ちゃん荘の分岐に人だかりがあった、ガイドツアーか何かの講習会か?
近づいていくと、その中のひとりが私に「止まって下さい」と言ってきた。私はその言葉にカチンときてしまい

「なんで?(タメ口)」

と発してしまった。なぜ道を塞ぐのか?そしてなぜ私が講習会の様子を見守らなければならないのか?
状況を見てみるとどうやら撮影をしているようで、言葉のやり取りの後に「カット」の声が掛かっていた。なんだ撮影していたのか、自分の大人げない対応に恥ずかしくなってしまった(≧∇≦)
勘違いした私も悪いけど、撮影するならスタッフの一人が手前(数十メートル)で止めればいいのに。連休の山日和で混雑するの解っているのに、全員で撮影場所に集まって眺めてるのはどーなんでしょう。
言葉も端折らず「今撮影しているので暫くお待ちいただけますか」って言われれば素直に従うのに。


福ちゃん荘からそのまま大菩薩峠に行って帰りに大菩薩嶺に寄る予定だったが、案内図に雷岩に抜けるコースがあったので雷岩コースを選択した。このコースは景観に優れ歩きやすい良ルートであった。雷岩からの富士山が美しかった、やはり冬場の景色は格別だ。



帰りに寄るのも面倒なので先におまけの山(大菩薩嶺)に登っておいた、写真だけとってすぐ雷岩に戻る。このようなピークハント的な登り方は好きじゃない、丸川峠コースも微妙だし次回は省いてもいいかな。


今回のメインディッシュ。雷岩~大菩薩峠までは絶景ポイントであるが、走りポイントでもある。この突き抜ける開放感は人の心を駆り立てる、風のように走りこの景色を吸収していく。
私がこの区間を走りぬけ大菩薩峠で休憩していると、雷岩でお話した人がやって来た。その人はランナーでは無い、つまりこの区間は誰もが走りだしてしまうという魅惑のエリアという事だ。



賽の河原の雪面にダイニングメッセージが残されていた、『2015 1月10日』昨日この付近で事件があったようだ、そしてその横には犯人の名前が・・・


大菩薩峠の休憩所はトイレあり、売店あり、風よけあり、灰皿ありと充実したサービスで疲れを癒してくれた。大菩薩峠からは少しトレースは薄くなる、丸川峠~大菩薩嶺~大菩薩峠~上日川峠というルートが人気で小金沢連嶺へ行く人は少ない。
石丸峠から小金沢連嶺に入る、この場所はのっぺりしているのでドカ雪が降ったら困難なルートに変貌するだろう(通過に時間がかかる)。



小金沢山を経てうしくんへ。大菩薩峠から先は雪は少ないがトレースが薄いので走ることはできなかった(下りのみ)、相当の脚力が無いと走ることはできなそうだ。



それにしてもうしくんはいい山である、素直な山で登りやすく山頂の景色も素晴らしい。ここに牛が生息していたら完璧なのに、牧草植えて寒さを凌ぐ小屋建てたら住めそうじゃないか?


ここでルートミス、うしくんから黒岳に向かう道を間違えてしまう。踏み跡とピンクリボンに導かれ下って行くと明らかに方角がおかしい、そのまま進んでいくと踏み跡は消えて鹿トレースになってしまった。ピークに登ると正面に大菩薩湖が・・・あれ?逆走してるんですけど。。
現在地を把握したいが、何と今日は地図を持っていない(地図不携帯は絶対ダメ)。仕方なくうしくんまで戻ると『黒岳→』と書かれた道標を発見した。なぜこの道標を見落としてしまったのか、正面に川胡桃沢ノ頭を視認しているのに違う方向に進むのは『お約束ギャグ』のようだ。
そう、私は読者の期待を裏切らない。敢えて間違った道を進んでいるのだ(ウソです)。


正しいルートに戻り黒岳に向かう。うしくんから黒岳は短いようで意外と距離が長い。うしくんからは長い登りが続き高度が上がっているように感じるが、実際はうしくんの方が標高が高い(牛奥ノ雁ヶ腹摺山⇒1995m・黒岳⇒1987m)。
黒岳で休憩をとる。余裕があれば大蔵高丸まで行ってお気に入りの景色を眺めたかったが、道を間違って時間をロスしたので今回は黒岳までとした。


ランチパックでランチを取り、ニコチンを補給をする。山頂でお話したグループの人が「ランニングするのにたばこ吸うんですか」と驚いていた。私はタイムを競っているわけじゃないし、健康の為に山に登っているわけでもない、山男は煙草が大好物なんです。避難されそうだけどここだけの話
「空気のうまい山でのタバコは格別なんです」


それにしても今何時なのだろう?今回は地図も忘れたが時計も忘れてしまった(タイムの時刻はデジカメの記録)・・・まぁ、今日は晴れているので太陽の位置で大まかな時刻はわかるし、偶には時間を気にせず歩くのもいいだろう(全然よくない、時計は必須です)。
本日三回目のうしくん登頂、君はかわいい山だから一日5回位のぼっても飽きないだろう。


小金沢山を超えその先の樹林帯を抜けると、天狗棚山と熊沢山が出迎えてくれる。この双山の姿は気分を穏やかにさせてくれる。『石丸山西峰』と『石丸山東峰』という名前にしたらもっと親しみがわきそうだ。



大菩薩峠は賑わっていると思ったら人が居なかった・・・ここで話す人を見つけて一緒に下ろうと考えていたのに。ひょっとして時間が遅いのかな?
大菩薩峠から福ちゃん荘までは整備されていて、いや整備されて過ぎていてつまらなかった。走る分にはこの方が楽なんだけど山道を歩いているという気分にならない。
そして雪がなくなり舗装路をガリガリ音を立てて歩く。このシューズはアンチ雪道として機能性に富んでいるが、舗装路だけは苦手なんだよね。


タイム


裂石駐車場(7:24)~ロッヂ長兵衛(8:12)~福ちゃん荘(8:27)~雷岩(8:58)~大菩薩嶺(9:02)~雷岩(9:06)~大菩薩峠(9:22)~石丸峠(9:46)~小金沢山(10:23)~牛奥ノ雁ヶ腹摺山(10:48)~(彷徨う)~牛奥ノ雁ヶ腹摺山(11:08)~川胡桃沢ノ頭(11:29)~黒岳(11:49)~牛奥ノ雁ヶ腹摺山(12:44)~小金沢山(13:11)~石丸峠(13:49)~大菩薩峠(14:07)~福ちゃん荘(14:35)~ロッヂ長兵衛(14:45)~裂石駐車場(15:23)

その他の写真


20150111

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