山小屋白書 その弐(日記)

山小屋白書

※愚痴や否定的な内容の文章を記しているのは、その時の感情や率直な考えをストレートに伝え参考にして頂く為の手法であり、同じ雇用形態である一部のアルバイトや雇用主に対する誹謗中傷を目的としたものではありません。故に当人に迷惑が掛からないよう実名は伏せて略称で表記しています。詳しい方なら文面や写真から推測すれば特定できるかもしれませんが事情をご理解いただけますようお願い申し上げます。

※吹出し内の飯は私が作った従業員の飯で客食ではありません

 山小屋白書 その壱(感想)
 山小屋白書 その参(日記)

勤務前

仕事期間は休みも無く好きな山を歩くことができないので、数日前に入山して久々の北アルプスを堪能する事にした。
朝から行動したいので高速バスを利用、高速バスに乗るのは3度目だ。
最近の高速バスは素晴らしい、先ず驚いたのがバスの待合室だ(昔利用した時は歩道で搭乗手続きをした)。まるで空港だ綺麗なロビーには売店やネット端末も設備され快適に過ごせる。ターミナルに到着したバスをアナウンスし、乗車していない場合呼び出しまでしてくれる。座席も工夫され快適性に優れている。今回は通常より広めのゆったりシートを選んでみた。新宿を23時に出発し明朝6時に富山駅に着いた。
殆んど眠れなかった(~_~;)
座席は広いが深夜バスに慣れない所為で体制を固定できない、足を伸ばすと腰が浮くのでクッションが欲しい。そして冷房が強過ぎて寒い、、ブランケットを掛け体制をコロコロ変えていたら、朝になり熟睡出来なかった。。
予定より10分早く富山駅に到着したお陰で、6:20発の折立行きのバスに難なく乗ることができた。このバスは予約制となっているが昨日空席状況を確認したところ、空いていたので予約はしなかった(空席がある場合予約無しでも乗車可能)。


折立登山口から入山。緩やかな樹林帯を抜け三角点からは眺望が広がり、この山域らしい穏やかな景色が一望できる。東京の高温多湿と異なり快適な気候と眺望が相まって気持よく歩けた。
こんな素晴らしい所で生活できる事は幸せだ。と思いつつも仕事の事を考えると少々不安である、年なので異なる生活習慣を柔軟に受け入れられるだろうか?

太郎小屋を経て薬師峠にテントを張り薬師岳をピストンした、途中から転向が崩れ強風に煽られた、山頂付近は富山の街側からの風が強く崩れると風が強くなるそうだ。
例年に比べ雪渓が残っているようで所々登山道も雪渓で覆われれていた。山頂から戻る途中にまだ毛の一部分が白い雷鳥を見た。

翌日は太郎平~雲ノ平~祖父岳(じいだけ)を巻いて三俣蓮華岳~黒部五郎岳~太郎平を回ってきた。景色・ルートと優れており感動ポイントも沢山ある、あまりの素晴らしさに何度か泣いてしまった(T_T)
距離が長めなので初めは走っていたが、絶景と心地よい気候で目標タイムより大分早く走れたので途中から景色を堪能する為、また無理をして筋肉痛になり仕事ができなくならないように三俣辺りからは歩きに切り替えた。

【アルバム その弐】太郎・雲ノ平・三俣蓮華・黒部五郎


アルバム その弐

プライベート山行を終え勤務先山小屋へ移動。

7/19

小屋へ到着し挨拶をすると従業員部屋に案内された。部屋は個室!なんて事は無くタコ部屋だった。。タコ部屋初体験、こんな所で安眠できるのだろうか?プライベートな空間が無いとストレスが溜まるのではないか?
しかしこんな事は予想の範囲だったので特に動じなかった、まぁ何とかなるだろう。
やる事も無いので、帳場(受付)で従業員と話でもしようかと思ったら、小屋番に厨房で指示を仰げと言われた。
私は何故仕事を探さなければならないのかその言葉を理解できなかった。
まだ業務期間が始まっておらず(無給)、且つ私が勤務する小屋は別の小屋(グループで複数営業している)で明日の朝に移動しなければならない。システムも内容も異なる仕事場でたった数時間働く事に意味があるのだろうか?教える側も忙しいのに無駄な時間を使う訳だし、、厨房の責任者に指示を仰いだところ、今日はゆっくり休んでいてくれと言われた(そりゃそーだ)。

やる事が無かったので部屋で待機していた。夕飯はご馳走になりビールまで頂いた、従業員は好きな飲み物を一日一缶飲む事が出来るそうだ。これはありがたい!
ひょっとしてタダ飯を食わせないために働けって事だったのかな?セコいなぁ~
SさんとYさんと話をして10時頃就寝した。
7/20

夜はほとんど寝られなかった。
朝番が3:40に起き4時頃手伝いをしようと声をかけるが特にやる事が無く部屋に戻ってボーっとする。朝食後朝礼がありそこで自己紹介をした。
朝礼後UさんとY岳に移動、途中休憩でUさんがタバコを吸っていたので、半日ぶりにタバコを吸った(小屋内で誰も吸っていなかったので昨夜は禁煙した)。
Y岳でHさんと落ち合い備品を受け渡し暫し休憩、お互いの小屋の状況を聞いていると人間関係が大変らしく愚痴をこぼしていた。
Uさんは小屋に戻り、私とHさんは修行小屋へ向かった。Y岳からは急なガレ場が続き歩きにくい。Hさんは山歩きに慣れていない為、往路で膝を壊してしまい痛みを抱えながら歩いていた。ゆっくりと話しながら小屋まで歩いた。
これから一緒に働く小屋番のIさん・中期のOさんに挨拶をして部屋に案内される。
寝床は何と個室(^_^)しかも広い!これなら周りも気にならないから安眠&音楽鑑賞&書物ができる!
夕方からお仕事スタート!初仕事は夕飯の調理。冷蔵庫が無く作れるものに限りがあるのでレシピは簡単な物が多く、メニューは固定(連泊する客がいる場合は変更)なので何とか覚えられそうだ。クオリティもそこまで要求されない。

実は私は家では料理は全くやらない、そして嫌いだ。出来れば他の体力仕事や接客だけやりたかったが山小屋の仕事というと調理は必須業務となる。
料理は嫌いだが、子供の頃は両親が共働きで忙しい時期は私が食事を作っていたので基本的な物なら作ることはできる。食べる事は好きなので味の違いを細かく判別できる。
ただ素材や調理方法について知識を広めようとする気も無いので細かい事は解っていない。

今日は8名+Gパト(高山植物保護・清掃・小屋の手伝を行う組織)が2名の10名の宿泊者。Gパトは皿洗いを手伝った後、私達と一緒に飯を食べ酒を飲んでいた。
山経験の少ない若者が適当に山を歩き、山小屋を利用し縦走する。手伝いと言っても外部なので簡単な皿洗い位しか頼めない、う~ん目的がヨクワカラン組織だ。
若い女性が来ると期待していたので男が2人で皆がっかり。。
片付けが終わり7時頃から自由時間になった、こっちの小屋は8時に消灯。日記を書き10時に就寝。

7/21

朝は4:30起き、朝食は仕込み済みなので盛り付けのみとなり楽、私はみそ汁を作った。
朝礼後くじ引きで掃除場所を決める、今日は客室を担当した。布団は小屋独自の特殊なたたみ方があり、たたみ方が異なる場所(お客さんが利用した場所)を掃き掃除する。終わったら床や共用部を掃いて水拭き。客室は二階と一階。

午前中の作業は、小屋番とOさんが登山道整備、Hさんと私は使わなくなった布団を償却する作業。長年の汚れが付着した布団を割いて焼却炉でちびちびと燃やす、羽毛の毛が絡みつき、汚れも酷く(汗や色々な汚れや動物の糞)、そして熱い!細かく割かないと燃えないので意外と時間がかかる。枚数も多く夕方前に作業を終えた(数日かけてやってもよかったが体に付着する羽毛が不快なので一日で終わらせた)。

日中、おばちゃん二人組が小屋に立ち寄った。暑さで疲れていて、Y小屋まで辿り着けるか心配していた。ここまでのコースタイムが大分遅れていたので、小屋泊を勧めたが進む判断をしたのでそれ以上止めなかった。後日、無線で何も無かった様なので無事辿り着いたのだろう。この手の質問の受け答えは難しい、適当に行けると言って遭難でもされたら後々問題になるし、エスケープルートが無いこの小屋では進める時に進まないと悪天候などで停滞を余儀なくされるし、コースタイムや疲労度だけでは判断しかねぬ。

今夜は4名全員素泊まり!食事は従業員のみという事で私が夕飯を担当した、カレー指定だったので何とか作れた。夜は従業員で飲み会、親睦が深められた。
小屋の生活に少し慣れた、はじめに過ごした小屋よりこっちの方が合っている。人数が少ないので気を使わない点、分業制でなく仕事が全般的という点、アバウトなので自由度が高い点など。
少々不満はあるが耐えられる範囲なので何とか最後まで続けられそうだ。山での新生活に安堵すると、先々の下りてからの下界の生活を考えた、色々と不安な事だらけで嫌になる;;とりあえず山生活をエンジョイしよう。23時頃就寝。

7/22

朝は客食無し、弁当の数も一個なのでゆったり5時起き、朝食後8時半まで休憩。
掃除後は雑用して昼から交代でお風呂。お風呂はシャワーが無いので特大の寸胴鍋で湯を沸かして入る、寸胴から湯をすくい風呂場でかけ流して体を洗う。昼という時間もあり熱い風呂(湯)は気持ちが良かった。今日の客食は4つなのでのんびり調理しても時間が余った。

お風呂&休憩で眠くなり、夕飯の準備は緊張感が無い状態で何も考えずに行動していたのでちょっとしたミスが多かった。夕飯後も気の抜けた状態が続いた。少し生活になれ気が抜けた、共同生活の疲れも出て来た事もあるのだろう。
数日間働いた感想は、この仕事は自分には合っていないと感じた。この小屋(他のグループも)はやる気が感じられなく、来た客を何も考えずさばくだけ。
おもてなし精神や新しいサービスを考えたり等、時代に合わせた対応が無い。この小屋に限らず向上心の無い山小屋は多い。怠慢営業という訳ではないがやり甲斐は感じない仕事だ。
代替わりで若いオーナーの小屋などは、新しいサービスを模索している所も多い。改善を考えても老害オーナーにより阻まれるケースが大半だろう。
また山に詳しくない・興味がない人間が山小屋で働いている事にも疑問を感じた。どうやって応対するのだろう?登山者のイメージは「山のことなら何でもお答えます」と想像しがちだが、実際は経験のない人聞きの情報で突き詰めて話すこともできない。雇用事情もあるので何とも言えないが、顧客化する為には従業員の山スキル(山好き)は必須だと思う。

7/23

朝食弁当無しなので、5時半起き、掃除後8月の注文書(ヘリ輸送)作成の為、在庫確認作業。
朝礼で現金の残が合わないと報告を受けた、、昨日数えたら2万円程合わないらしい。。えっ?そんな事があるのか!?一体誰の仕業か?
動物が盗むわけ無いし客か従業員ということになる、昨朝~晩までの時間だと客という事はあり得ない、となると従業員の誰かという事になる。4人しかいないのにそんな事誰がするんだ?それに盗むなら売上金が溜まった時でそのまま下山して逃亡した方がいいでしょ。どうせ記入ミスか数え間違だろう、そうでないと今後安心して過ごせなくなる。

今日は月曜日&雨で人が少なく特にヒマだ。お昼の従食は私が担当した、時間のかからない物で具を足したレトルト牛丼とみそ汁を作った。午後もやる事が無い、日記を書いていると目が疲れて眠くなる。日記をつける事自体面白くないし、何か夢中になれる事が無いものか?暇なをうまく使いたいところだ。

今日の客は外国人2名、何故か外国人に人気の小屋(ルート)らしく、午前中も3名通過したりと良く見かける。
山に来てから暴食気味になってきた、規則正しい生活をしている所為か?それともストレスか?この調子だと確実に太る、時間がある時は走ってカロリーを消費しよう!

7/24

今日も雨(~_~;)
小屋番とOさんは水場の点検へ、Hさんと私はボケ~と小屋で待機。昼前になってお客さんがチラホラ来た。宿泊の受付はまだ教えてもらっていなかったので(その時は小屋番の仕事だった)、とりあえず面倒な記帳だけしてもらい、後で宿泊費を徴収すると対応したら、顔を覚えるために記帳と支払いはまとめやると注意を受けた(人数少ないし書くの面倒だしどっちでもいいのに細かいなぁ)。
最近Oさんの言動がウザい、たった1ヶ月先の差で大した経験の差も無いのに上から目線で指示されると正直腹が立つ。そういう事が気になる若者なら未だしも、いい年した中年が小屋内の立場を気にするとは山小屋で働く人はやはり変わり者が多いのかね?
仕事内容も微妙(やる気ないし)だし、薄給だし、経験もこれ以上望めないし、今後に活きる事もないだろう、新しい経験も少なくメリットより理不尽なストレスのが大きいと、お金を稼ぎに来たわけではないので継続を考えてしまう。

今日は雨でY小屋&G小屋までを断念した人が多く8名といつもより多かった。雨で小屋入り時間も早く、乾燥室・自炊室で会話する機会があり皆仲良く談笑していた。
知らないもの同士が打ち解ける展開は見ていて嬉しい。山小屋がコミニケーションの場として機能することは、副次的ではあるが山小屋を利用するひとつの利点として気に留める必要がある。
今夜は8名なので一卓4名でゆったり座ってもらおうと2卓で用意しようと思っていたら、小屋番が一卓でいいと言った。テーブルが空いているのに何故詰めて座らせるのか理解出来なかった、客も同様に始めは『なぜ空いているのに?』と不満げだったが、暫くすると密接したそのテーブルは会話で賑わっていた、今日は単独の客が多かったので、会話がしやすい様配慮した配置という事を狙って一つにした??
朝水場点検にいった二人が採って来た甘菜をみそ汁に入れたら好評だった。従食で茹でた甘菜を食べたが甘みと歯ごたえが絶妙で美味かった。
私は高山植物(花や食材)には全く興味がなく知識を得なかったが、こんな美味いものがあるなら少しは覚えてみたいと思った、山行時に採りながら歩けば食事が楽しくなるね。
食い過ぎでヤバイ、食後でも空腹感がある。朝食後の休み時間に運動しよう。

7/25

今日は本店に届け物をする(定期的に売上金や日報を小屋に届ける業務)予定だったがお客さんが届ける事になり中止となった。カロリー消費の機会を失ったので朝食後その辺を走ってきた。朝の客対応でいつもより作業完了時間が遅れ、7時半から8時半までの一時間しかなかったので、M岳点前のコルまで走り小屋には8時15分頃戻ってきた。朝の時間帯は涼しくて走りやすい、継続して明日も走ろう。

朝礼で重大発言、海の日から朝食は5時(いままで5時半)に変更するが、今まで対応していなかった・・・明日からは30分早い4時起きとなる。
午前中はPOP(注意書き)作り。いつもならPCで作ってしまうが、パソコンはこの小屋には無いのでカレンダーの裏にマジックで書いた。アナログ感があり山小屋らしい注意書きである。
午後はヒマ(^^;; 単独3名・テン場に医学山岳部10名。客と話をしたりボーっとして、3時から夕食作り、従食でペペロンチーノを作ってみたが失敗した。。私は料理本は基本見ない、今まで食した経験から想像しながら感覚で作っている。書かれた通りになぞる行為より想像しながら作り上げていく事が好きだ、結果オリジナリティ溢れる微妙な料理が出来上がる。
ペペロンチーノはソースに味を付けるのが難しい、具はニンニクとハム、先ずオリーブオイルとニンニクで煮込む、肝心の鷹の爪は小屋に無かったので諦めた(唐辛子の無いペペロンチーノとはいかに?)。塩気が無いので塩を入れるがオイルに馴染まず沈殿したり、具にくっ付いてしまい具がどんどん塩辛くなってしまう、ハムで塩気を引き出してみるも、うまく味がつかない。そのまま煮込んでいくと少しオイルに染み込んできた、このまま味を染み込ませていくのは時間がかかるので途中で諦めた。
初めにニンニクとハムを煮てから取り出し、そのあとオイルに味を染み込ませていけば美味くなるかもしれない。

今日から夕食が5時になったので片付け後の自由時間が増えた。今日は風呂日(昼)だったが小屋番が忘れていて夜入る事になった、どうせ昼はヒマなんだから明日でもいいのに、変なところで細い、その細かさを客のサービスに注げばいいのになぁ。
風呂で洗濯をしたら「お湯は貴重だから洗濯機を使え」と注意された、自分に割り当てられた湯をどう使おうが勝手だろう。
小屋の洗濯機は全自動では無いので洗い・排水・すすぎ・脱水と一々設定し時間がかかるのである。洗濯機を使うには発電機が動いている時間となり食事の用意をする忙しい時間帯に洗濯する時間が無いので、お風呂で洗っているというのに。お湯は皆と同じ量で(洗濯機の燃料も節約してるのに、なぜ注意されるのか意味がわからん。
理屈が合っていない細い指摘には正直腹が立つ、下界のバイトだったらすぐに辞めていただろう。先輩として経験の部分は認めるが、性格が子供すぎてついていけない。
社員でも無く経験も昨年始めたばかりの人徳の無い新米小屋番のバイトに気を使うのは私には無理だ、ギスギスして悪化しないようにしたいが、あまり関わりたくないから今後もトラブルは避けられないだろう(^O^)
Hさんが「この小屋は修行だ」と言っていた意味がようやく理解できた。う~ん山小屋選びを間違ったようだ(~_~;)

同じグループの小屋で遭難事故が発生した。無線が飛び交い現地の状況が刻々と伝わってくる、沢筋での事故で、原因など詳細は不明だがどうやらお亡くなりになったようだ。小屋のオーナーはその時下界にいたが、事故の連絡を受けすぐ小屋に急行し事故対応をしていた。うーん、ただの野次馬だ(^_^;)
着いた早々前日の様子(ケンカをしていなかったかなど)を訪ねていた、他殺ですかwwwサスペンスの見過ぎですな・・・静かな山生活には刺激が必要なのかね?

7/26

今日の朝運動はS岳の途中まで、行きは下りなので12・3分くらい、戻りは20分くらい、朝礼が7:30分に早まったので、自由時間も減ってしまい一時間しか休憩が取れない(^^;; E岳かM岳まで行かないと、カロリーを消費できない、腹筋でもやろうかな?
昼食は広島風お好み焼きとオニオンスープを作った、初めてお好み焼きを作った(1人で)。
少し山芋が多かった、膨れて火を通す加減が少し難しい。
昼頃、スウェーデン人の女性一人が立ち寄った。今回は上高地から槍を抜けて劔までの山行で、その前は一ヶ月間北海道にいて山を登りまくっていたらしい。日本在住ではなく観光ということで異常なまでの山情熱に感心した。なんだか北海道に行きたくなってきた。外人と話す機会が多いので久々の英会話にも大分慣れてきた、しかし年なので単語が思い出せず部分的に理解できない事も多い。

今日は団体が入っていて28名の予約、最終的には21名のテン場2張り。今回は初の二回戦(客数が多く2回に別けて食事をする事)。5時からと45分の予定だが、小屋番がG方面の客を迎えに行っていた為、帳場(売店)の対応に追われ、初回の食事時間が遅れてしまった(^^;;
といっても5分程の遅れ二回戦は6時となった。初の二回戦で少々テンパった、動きっぱなしだったので足も疲れた。初めて仕事をしている実感を得た。
28名分のみそ汁を作ったら半分くらい余ってしまった。。お客さんは小屋に着いてから酒を飲み続けていたから食事は抑えていたようだ。その辺の調整は難しい、、しかし減らして足りなくなるより規定量を作り余った方が良い。
22回戦でこれだと3・4回戦となるとどうなってしまうのだろう?調理・盛り付け・配膳・片付け・洗い物のフル回転、何回戦まで対応できるかな?
夜は晩酌して22時頃寝た。

7/27

朝食は昨晩より減り一回転となったが満席だったので片付けに時間がかかり作業が終わったのが8時近く、お陰で朝の運動が出来なかった(~_~;)
午前の仕事は部屋割りのプレート作り、いつものようにカレンダーをカットしマジックでカキカキ。昼は親子丼を作った、鳥肉が無いからシーチキンとベーコン、魚と豚だから他人丼か。なんか私が昼食担当になりつつある。。
最近は雨続きで日焼けができない、今日は土曜日ということで16名の宿泊、昨日に比べると少ないので余裕を持ってのんびり対応していたら、ギリギリの対応になった(~_~;)
今日のみそ汁はダシを煮干しで取り具は長ネギと揚げと豆腐。分量は大きな鍋いっぱいで作ったら従食4人と合わせピッタリ無くなった。昨夜は同じ量で余った、具の問題か?客の食欲か?分量がイマイチ掴めない。

マイペースに緊張感を持たずに対応しているので、細いところでミスしたり忘れる事が多い。やり甲斐のある仕事内容か高給か尊敬できる人でもいないと一生懸命に取り組めないね。このままではだらけて疲れるので切り替えて対応したいが、氣分が乗らない。

7/28

よく眠れない、他の人は8時に消灯するとすぐ寝る、朝休みや昼休みも寝ている、よくそんなに寝られるものだ。
消灯後音楽を聴かずに周りの音を聴いていると色んな寝言が聞こえてくる。昨夜は小屋番が「金が足りない!」とつぶやいていた。心労を察するが、自業自得というか小屋の発展や従業員の事は蔑ろにして自分の心配だけしている人間に同情の余地はない。
癖のある自己中小屋番は他の小屋でも多いので、彼もそれを経験して当たり前の行動と勘違いしているのかもしれない。
人の寝言も聞こえるが私も寝言をつぶやくので、自分が何を言っているのか気になる。。小屋の人間の愚痴でもきっとつぶやいているのだろう(*^^*)

朝の仕事が6時過ぎに終わったので、今日はS岳を目指してみた。6時35分に出たがS岳の手前100mでひきかえした。あと5~10分で山頂に着きそうだったが、途中で何度か登山者と話していたのでその分時間をロスしてしまった。小屋を利用したお客さんなので無下にはできず話混んでしまうと数分消費してしまう、一時間しかない朝のこの時間は一分がとても貴重に感じる。

午前の掃除は客室、宿泊客が増えると布団の掃除は面倒だ。
その後は雑務、昼はナスあんかけラーメンを作った。あんかけの量が少なく、野菜炒めラーメンになってしまった。
今日は予約が55名ということで、午後過ぎから準備をしていたが、最終的には夕食は33名となった。40名で予想していたから作り過ぎて余ってしまった。

立ちっぱなしで腰が痛い、人間観関係にも疲れてきた、集団生活なので息抜きもできない、何か解消法はないものか?適当に距離とってやり過ごしたいんだけど、、、あぁ面倒だなぁ。。

7/29
天気 雨

今日も目覚め良し、少し早めの3時40分に起床。朝食は2回転、朝からどーでも良い指摘を受けて途中から気分がダウン。。もう少し全体の効率を考えて発言してもらいたい、すぐテンパり全体の効率を下げるのも勘弁して欲しい。

朝から雨、こんな調子が一週間続いている。本日のG小屋からの予約もキャンセル、そのまま戻って下山するそうだ(予約22名から5名に…)。
しかし、大雨の為に小屋に人が集まってくる、午後中に到着した学生も予定していた計画を変更してこの小屋に宿泊となった。若いんだから多少無理しても歩けばいいのに、、
結局、夕食21名と予約と変わらない人数に膨れあがった、、昨夜泊まった子供連れのお客さんはY小屋まで行く予定だったが、雨が強く歩くのが困難になり引き返してきた。
雨で外に出られないので食堂を開放したら、午後はずっと満席状態だった。

午後はお風呂、前回風呂の時の洗濯を注意されたが、また洗濯した(^O^)まぁバレなければいいだろう、バレても論破するし(議論すら出来ないと思うけど)。
連客がいたので固定メニューが変わり、メニュー内容について奴がしゃしゃり出てきたので最後の方はゴタゴタした。。ホント効率が下がるから関わらないで欲しいわ。

夕飯が終わった頃、水が止まるトラブルが発生。昨夜の時点で調子が悪く今日水源をチェックする予定だったが、雨が降っているという理由で行かなかった、、怠け者の小屋番のお陰で不要な作業が増える。。朝食用に雨水を溜めて天水仕様に切り替えた。

仕事には大部慣れてきたがこの生活スタイルは合わない、8時に消灯は早すぎる!夜も寝つきが悪く朝も早く目覚めてしまう。人と話すのは楽しいが飯を作るのはダルい、他の雑務も同様に面倒な事が多い。ただ嫌いというわけではないから環境によっては(人間関係が良好なら)好きになれるかも。

7/30
天気 雨

朝から雨、子連れの客は早々に停滞の判断をした。また連泊用メニューを作らなければ、まぁこの天気では流石に子供では危ないので仕方ない。

昼はマッシュポテトにマカロニ・ツナ・ベーコンを混ぜ粉チーズを乗せて焼いてみた、オーブンが無いのでフライパンで周りだけ焼き目をつけてなんちゃってグラタンが完成!意外と上手くできた。
台湾からの二人組みの片割れと長々と話をした、英単語が解らず何度か聞き直しながら会話した。この台湾人も大の山好きで日本も何度も訪れている、台湾の山に来いと勧めるくせに台湾の山の悪い部分を指摘する、そんな話を聞いたら訪れようという気持ちにならないんだけど。。
子供と話したり、外人と話したり、老若男女(若は少ないが)と話す機会がある事はこの仕事の一番のメリットだ。山好きな人の話は聞いていると楽しい気分になる。

夜は連泊用にカボチャコロッケ、台湾人がベジタリアンなので野菜天ぷらにした。朝食もハムがNGなので里芋と切り干し大根に変更した、そんな食事で山歩けるのかね?

7/31
天気 晴れ

今日は売上金と日報を届けに本店へ(^O^)
朝食を片付け6時半頃出発した。久々の晴天、朝なので気温が低く走りやすかった。小屋から本店までノンストップ休憩無しで1:58、予定していた二時間以内に収まって良かった。本店で暫し休憩、こっちは私が勤務している小屋と異なり連日100人越えの大盛況でバイトは皆疲弊していた。。
作業は分業制でメリハリがあり休憩時間も細かく決められている、しかし分業制で仕事も忙しく勤務時間に客と会話する機会は殆んど無い。施設が広くお客さんと従業員の距離が遠いのも問題で、休憩時間も同様に話すという事は無い。そんな仕事環境を見ていると今自分が働いている小屋が良く感じてきた(仕事内容の話で人間界は別)。

帰りは時間に余裕があるのでゆっくり歩いて戻った。
途中、Y岳で登山者と暫く話した、昨年北アルプスの小屋で働いていて今は登山用品店でバイトをしているらしい。若いけど現代の登山事情や小屋の現状について客観的に考えていて、私と同じような疑問を感じており、話し込んでしまった。そしてその後小屋に泊まりにきてくれた。将来の目標を語っている姿を見て自分もしっかり将来について考えようという気持ちになった。
本店から戻る途中、M岳で携帯の電波が繋がったので久々にメールや電話をした。

今日は小屋番が椎茸とコンブと煮干しでダシをとっているから、これで味噌汁作ってくれと言われた。ダシを活かして味噌を抑えめに味付けしたら、味噌汁は濃くしてくれと言われた。ネギの甘みや食感を活かすために太めに切ったら、ネギは太く切ると後に取る人の分が無くなるから(味噌汁はセルフサービス)細くしろと注意を受けた。

客に出す前だったので、その様に調整した方が良いかと尋ねると、今日はそのままでいいと言われた。その汁を出してみると、、、
ネギは最後によそう人まで残っていたし、味付けも数人から味噌汁が美味いと言われお代わりする人が多く鍋の味噌汁は全部無くなった。
意味の無い指摘は本当に疲れる。上辺だけでお客さんに美味しいものを提供しようと気持ちが無い。
料理も知らない、山も知らない、サービスも知らない、従業員からも慕われない。ナイナイ尽くしで困っちゃう(^_-)-☆

8/1
天気 雨

朝から雨(^^)前線がきているのか朝方から雨が降り出した、風も少々あるのでY岳は強風になっているだろう。客は停滞するか悩み天候を尋ねてくるが、こちらとしては停滞されると困るので天気も持ちそうだし進んだほうが良いと伝えた、客が出て暫くすると本降りになった。。適当な答えで追い出してしまい、しかも予想が外れ少し申し訳ない気持ちになった(^_^;)

掃除後、明日の荷揚げの準備をした。小屋前の休憩スペース(机・椅子)を移動し使用済みの燃料タンク、壊れた発電機などはネットでくくり引き上げてもらう。

午前中にまた水が止まった(^^;;
雨の中Oさんと水場にむかう。水源までは途中まで登山道でそこからは藪漕ぎ、水源はM岳付近なので藪を一キロ近く歩く、雨なので長靴を履いていったので歩き難い。
受け口が土砂で埋まっていたので掃除をして、その下のジョイントを外してエア抜きをして補修完了。帰りはガレ沢をつめて登山道で下山した。小屋に戻り飯でも用意しようと思ったら、、あれ?水が来ていない!?
また水源地に戻る。水源地近くのジョイントを再度確認し、問題のありそうな場所の通流を確認しながら小屋よりにどんどん進んでいくと、途中で水が来ていない??
受け口に問題があると考えまた水源地に戻る。受け口のホースを調整し水圧をチェック、とりあえず受け口と第一ジョイントは問題なさそうだ、第二ブリッジも水は来ている。先のジョイント地点まで戻り確認すると、、、
通流していない。。頭真っ白、何が問題なのか解らない。夕飯の準備があるので一旦小屋に戻った。三回も水源地に戻るのは流石に疲れた、昨日の本店往復の疲れも残っていたので少し筋肉疲労が出てきた。そして何度も水源地に行ったにも関わらず治らないという精神的ダメージが大きい。

小屋に帰り報告すると、小屋番が一人で水源地に行く事になった(行ってもどうせ治らないだろうと皆予想していた)。
水が止まっているのでテントの客が騒ぎ始めた。テント泊の人には「水が無い=飯が食えない」と水は死活問題なのである。
小屋番が治してくれる可能性と小屋に少し余っている水をどう配分するかは判断できないのでその場は回答を保留した。しかし今日のテン場は4人なので一人一リットルなら4リットル、これなら何とかなるだろうと考え、私の独断で各人に水を提供した。
食事の準備が終わる5時頃、小屋番が帰ってきた。何と!水が復旧してしているではないか!!!
どうやら第一と第二ブリッジ間で止まっていたようで、その部分を外し降りまくって治したそうだ。小屋番を初めで尊敬した、、、がやはり彼は尊敬に値する人間では無かった。
治した事で威厳を発揮でき満足したようで、食事が終わり皆仕込みや片付けに追われて疲れている中、一人で晩酌モードに入ったり漫画をガン読みしていた。自分の仕事だけしていれば人のことは関係ないというスタンスじゃ誰にも信頼されないわ。ホント子供みたいな人間だ(^^;;
夜は疲れていたので8時に寝た。

8/2

昨夜は疲れていたので久々にグッスリ眠れた。
8時に寝たので3時に起きた。三時半から準備、弁当の用意中に小屋番の指摘、効率効率とその場の事情も考えず発言する癖を直してくれ。

今日は宿泊者も多く夕飯はドタバタした。小屋番のイライラが発生し気分を害す余計な指摘でこっちもイライラ、お客さんへのトラブルも無く仕事はこなせたが、従業員の精神的ダメージは大きく皆疲れていた。夜の片付けを終え従食を済ませ、明日の仕込みをしていた時事件は起こった!

私は自分の仕事が終わったので、タバコを吸おうと外に出た所で呼ばれた。
何の様かと思えば、さっき小屋番が探していた鍋を見つけ渡したのだが、何故それを洗わないんだと怒鳴り付けてきた。様は自分だけ働いていて、従業員が休憩している事が気に入らないのだろう。
こっちも反論して文句を言いたかったが、今日は客室も混みあい近くに客がいて迷惑になるし、暴力に発展する恐れもあるのでその場は折れて流した。
おもーい場のまま消灯・就寝時間となった。

度が過ぎた自分勝手な行動に限界を感じたので、このまま継続するのは無理と判断し、勤務を辞め下山する事にした。小屋番に今後の勤務について考えさせてくれと話をしてその日は寝た。こっちの気持ちを解りやすく伝えたが、向こうは自分の非を感じておらず気にしていなからと返してきた。こっちが気にしているっつーの、やはり相手の気持ちを理解できない様でこちらの意図が全く解っていない。。
タバコを吸って早めに就寝。

8/3

朝は特に変な空気もなく、慌ただしい状態だが小屋番のイライラ発動が無かったので楽に過ごせた。
今日は百人越えの最強Day、団体の20名オーバーが二組、そして個人の予約も重なり定員の二倍超え、午前中からゾクゾクとお客さんが集まってくる。

昨日はヘリの物資輸送日となっていたが天候不良で中止となり今日に延期となった。今日もヘリ日和にならず中止となった。。私のタバコだけでも届けてくれ…。しかし結果的には中止となり良かった、検品や整理する時間が無いので物資の置き場が無い、また食材が届くと手間がかかる料理を作らなくてはならない(食材不足で通常メニューを変更していた)。

いつもは3時からの食事の準備も今日は正午から、百人分となると作る量が増え調理も大掛かりになる、旅館などの調理がいかに大変なのか理解する事ができた。
客室は定員を遥かに超えているので布団は2枚で5人・夕飯は5回転・お弁当は100個、朝食は3回転で90名。
調理は予め人数分作っておいて、盛り付け→配膳→食事中に盛り付け→片付け→洗い物→配膳という流れで4回繰り返す、45分で一回転だが三回転目で5分、4回転で10分の遅れが生じた。動きっぱなしでキツイキツイ。
最終は7時30分となり片付けが終わったのが8時ですぐ消灯となった(^^;;
そこから弁当100個を作る、おにぎり二種類をHさんと別けて各100作る。何という過酷な修行だ、初めから30・40辺りがキツかった、後は機械的に動けたので特に辛くは感じなかった。従食はおにぎり工場中の合間に適当に食べた。
22時頃作業終了、23時に就寝。マジで疲れた腰が痛い(>_<)

8/4
天気 雨
昼飯 ナスとツナの和風スパゲティ
夕飯 玉ねぎとじゃがいもとベーコンのシチュー
タバコ ラッキーストライク6

朝は2時に起きた、昨夜は疲れていたが寝られなかった。。
食堂でも客が寝ているから、音楽をヘッドホンで聴きながら準備をした、コンロで湯を沸かしていたら、何かが台に付いていた様でそれが燃え、それを感知し警報器が反応した。音楽でノリノリになっていて、ピーピーと鳴り続ける警告音に気付かずにいると、客が起きてきた。。そこで異常に気付き警報機の電源を切った。ノリノリ姿を見られてしまった。恥ずかしー(≧∇≦)
朝から三回転、昨日の疲れと不眠でヘトヘトになりながら何とか乗り切った。朝食は夕食より早い30分のターンとなるため回転させるのがキツイ、最後は10分程遅れてしまった。
午前中は風呂と休憩。
マイタバコが無くなりHさんにタバコをもらい続けるのも悪いので、登山者から強請ることにした、宿泊客は後々面倒な事になりそうなので、幕営者をターゲットにした。テン場でタバコを吸っている人を探すが見当たらない、ウロウロしながら待っていると怪しい人に間違われるので、手当たり次第声を掛けていった。
「こんにちわー!小屋の者ですが、タバコお持ちですか?」うーん、怪しい。声を掛けながらテン場を回っていると、男性の横にラッキーストライクが置いてあるのを発見!!
事情を説明してお願いすると、何と6本もゲット!!!
タバコを無料で調達するスキルを身につけた。嫌煙の流れは山でもあり、また心肺機能も低下するので、持ってきても全部吸いきるケースは少ない。嗜好品なので意外と簡単に貰える。

今日は36人といつもより多めだが、昨日の百人越えを経験しているので余裕で対応できた。
夜の従食はシチューを作った。段々調理に慣れてきて短時間で作れるようになってきた、簡単に作れるのは食材がそれなりにあり調味料や調理具が揃っているからで、下界に戻り狭い台所で食材も一々買うとなると料理をする気は失せる。家に帰ったらまた料理は封印されるだろう。夜は8時過ぎに就寝。

昨日は激混みでイライラして、やっぱり降りようと決断をしていたが、小屋番の態度が少し変わった事、客が少なければ楽にこなせる事、他の二人への負担、あと山の生活ももう少し続け新しい経験をしたいという理由で、このまま継続しようと考えている。
ただ次大きなトラブルが即下山する、良いか悪いか別としてくだらない環境で我慢する事も勉強と考え、前向きに捉えることにしよう。

8/5
天気 雨
昼飯 ネギとピーマンとコンビーフの中華丼
タバコ エコー2、ホープ5

夜中12時にトイレに行ったが4時までグッスリ眠れた、精神的に楽になった所為だろうか?
今日も雨、ここ最近ホントに晴れない、、そしてヘリもまた延期。お客様は30人で余裕対応&時間も余ってさあ大変♪嗚呼何か他にやることは無いのか・・・

8/6
天気 雨のち曇時々雨
朝飯 スクランブルエッグ
昼飯 ねっとりカレー&バターライス
夕飯 コーンと豆腐のごま油炒め

いつも通りの雨、雨ばかりでいい加減嫌になってくる。朝の運動はできないし、登山道整備等外の仕事も中止、食堂は客に解放するから休む場所がない。

今日は(こそ)ヘリが来ると思って朝から待機していたが、天候不良で見合わせ。視界良好・不良がコロコロ変わりいっこうに来る気配がない、午前中待機から午後に変わり結局本店すら完了出来ず、15時になりタイムオーバー(~_~;)
小屋側もキツイが、ずっと待機しているヘリ会社の方がキツイだろう、天候不良で終日待機し中止になっても追加料金は貰えない。一日で完了する仕事が5日経っても終わらず、燃料と人件費の経費だけかさんでいく。楽なようで厳しいビジネスですのぉ。

客食はそばの代わりとなる 切り干し大根と油揚げを和えた新メニューを作った。切り干し大根は以前作って失敗したが、今回はレシピ通りに作ったらそれなりの味になった(レシピ嫌いだけど見ることも大事だね)。
今日は山ギャルが一人で宿泊していた!高齢者が大半で若い人は男ばかりこの小屋で20代の山ガールを見るのはかなり珍しい事だ。
この場所は距離が長く人気のある山が少ないマイナーエリアなだけに初心者には人気がない、もっと山ガールこないかなぁぁぁぁ。

8/7
天気 晴れ
昼飯 残り物ガーリックチャーハン
夕飯 カルボナーラ

朝休憩が二時間あったのでN岳まで走った。N岳までちょうど一時間、帰りは客と話ながら戻り50分、天気・気温と良好で走りやすかった。何度か歩いている内にルートを理解しペース配分が解ってきたので、次は本店まで一時間40分代でいけそうだ。

帰るとヘリが予定より早く出発していて、ちょうど到着するところだった。一度目は食材や個人の嗜好品と空ドラムや廃品の回収、二回目は燃料と備品、荷上げや荷下ろしは30杪程度で2回の輸送でトータルで20分程度で作業は完了した。いやーやっぱヘリは早いわ。
午前午後と検品・新聞紙巻き(野菜)・整理に追われた。今日は意外と混み合い38名の二回転となった。
改めて食材を確認してみると必要な物が注文されていない、、、小屋の在庫を理解できているのだろうか?

8/8
天気 晴れのち曇り
昼飯 カツ丼中華風(酢あんかけ)
夕飯 里芋の味噌キャベツ炒め

ヒマ、ヒマ、マヒ。やる事なーい。
従業員が飲むコーヒーも無い、ジュースもも無い、何で注文していないの??
昨日のお客さんの忘れ物のプチクロワッサンを食べた、久々のパン!バターが効いていて美味かった!!
今日は13名で空き空き、ヒマすぎて逆に疲れた。
暇すぎてこの生活に飽きてきた、もっとやり甲斐のある仕事がしたいっス。

8/9
天気 曇りのち晴れ
おやつ ニシンと高菜のマッシュお焼き
昼飯 野菜あんかけラーメン

午前中はのんびり、腐った人参を焼却、段ボールだと燃えないから、灯油で燃やしてみるが、火力が足りず焼き人参になるたけだった(>_<)
3時まではテン場で日焼けしたり、夕飯の切り干し大根&高野豆腐を作った。切り干し大根は手間がかかる割にたいして美味くない、他の使える食材が無くなるまでは封印しよう。

最近増えた仕事のキャベツの千切り、細くないと注意されたから細くなる様に対応したがもっと細くなるよう指摘された(自分では客に出すには十分の細さと認識)。これ以上は時間がかかり他の調理に支障が出るので、自分には出来ないとキッパリ断った。そしてキャベツ切りは小屋番が担当するとになった。
自身が出来る事を強要してくるから困る、自分は研究する程料理好きでそのスキルを身につけたようだが、私は料理は嫌いなのだ。また短期という短いバイトで今後この仕事を続けていく気もないのだ。何故無理して意味のないスキルを身につけなければならないのか?(後日小屋番の切ったキャペツを見てみると差が微妙すぎて笑えた)

今日はその指摘のせいでイライラしてしまった。こちらは怠けているわけでも無く与えられたことに対しては真面目に取り組んでいるのに、細かいどーでもいい要求をされる。
従業員の食事も何故か私が担当しているが、何だかバカバカしく感じてきた、料理が好きでもない自分が毎日毎日作っているのに他の人は代わりに作ろうともしない。世話になっているという実感があれば不満も無いが、こんな状況ではそんな気にはならない。
うぅ修行だ、こんな生活に慣れたら普通の仕事に戻れなくなる。
お客も少なく話す機会も減ってきたし、ホテルと勘違いしている横柄な客の対応も疲れる、他の従業員の自分勝手な行動も最近はイライラする。イライラしないよう自分を見つめなおそう。

8/10
天気 曇り

朝食の味噌汁でキャベツを使おうと半分に切ったら。キャベツの千切りで使うから剥いて使えと言われた、死ぬほどキャベツの在庫があるわけだし、その半分は次の日にまた味噌汁で使えばいいし、千切りにするのだった半分のキャベツを剥いて切ればいいじゃん。。
面倒だから二度とキャベツは使わない事にしよう、というか調理・雑務他決まり事意外は対応しないことにしよう、そうすれは注意を受ける事もないだろう。ただ決められたサービスをこなすだけ、うわぁあツマラン仕事だ。。

夜は昔本店で働いていたTさんという女性が来た。富山在住で観光PRの仕事を請け負いでやっいるそうだ。新幹線開通による立山への呼び込みで写真を撮ったりブログを更新するという仕事内容らしい、う~ん楽しそうな仕事だ。

その参(日記)に続く

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