南アルプス 田代~伝付峠(崩壊中) by 車

連休に山に行って来ました。一ヶ月ぶりの山を満喫しようと思っていたが、不運にも途中敗退となってしまった。。不運というより事前に状況を確認していなかった私の責任なのだが、久々の南アルプスが・・・二度とこの様な事が起こらぬよう以後気をつけよう。
田代~伝付峠
久々の山行、どこに行くか考えてみたが特に行きたい山がなかった。近隣低山ハイクばかりだったので久々にアルプスでも行こう、北は渋滞が嫌なので近場の南アルプスとした。
前々から気になっていた「蝙蝠岳」が真っ先に候補に浮かんだが、地図を見てみると2日かけて登るには物足りないルートだったので、別のルートとした。
南アルプスの中で一番景観が良い荒川・赤石岳を縦走する事にした。入山は田代とし~伝付峠~荒川岳~赤石岳~椹島~伝付峠で途中赤石付近で一泊というルートを設定した。

田代~伝付峠田代~伝付峠
深夜に出発し田代に着いたのが4時半頃。南アルプス街道を走るのは冬の北岳以来の5年ぶり、毎回思う事だが奈良田から真東になぜ道を作らなのだろう?身延まで南下してまた北上するのは面倒である。
田代という登山口を利用するのは初めて、周りには人家は無く殺風景、というか自販機すら無くトンネルとトンネルの間にバス停があるだけ。そしてそこに駐車している車は一台も無かった。3連休なのに誰もいないなんておかしいナ?
南アルプス街道は車が多少走っていたが、全て奈良田に向かっているようだ。
エアリアマップでは登山口まで車が入れると書いてあったが、通行止めの看板があり車は入れない。
通行止めの看板と真っ暗でひと気が無い場所に不安を感じ入山するか悩んだ。やはり人がいた方が楽しいだろうと奈良田に向かう。
奈良田は混雑していた、車を止め転進先を考える。用意をしていた登山者にどこに登るのか質問したところ、殆ど北岳という回答だった。
奈良田だとバスで広河原で千丈か甲斐駒か北岳、バスに乗らず農鳥・間ノ岳というルートしか無い、う~ん今の自分には魅力のないルートばかりである。。
折角の南アルプス、人気が無い登山口だが荒川岳まで行けば人はいるだろうと田代に戻ることにした。
奈良田を往復し戻ってくる頃には明るくなり、嫌な雰囲気(熊がでそうな)も感じなかった。
通行止めとなっているが、崩落か何かで車が通行できないだけだろう。林道歩きもそこまで長い距離ではないので大して時間のロスにはならないだろう。

田代~伝付峠田代~伝付峠
林道を2キロほど進むと車が止まっていた。あれ?どうやって入ってきたのだろう?施錠してあったので工事関係者だろうか。きっと工事関係者が登山しているのだろう、誰にも会わず寂しい山行になると思っていたが出会いの可能性を感じ嬉しい気持ちになった。
暫く歩くと登山口に到着。「至伝付峠」殺風景な登山口に古い道標、ここ登山口なのか?いつもは登山口に来ると「よ~し登るぞ~」と楽しい気分になるのだが、ここでは不明瞭な登山道に不安な気持ちになった。

田代~伝付峠
登山口から左の作業道に進むと眺望が現れた、紅葉前の緑が美しい、雨も少し小ぶりになりこの先の景色が楽しみになってきた。
崩落し埋もれた沢を超えると林道の終点となり、工事中の防堤に着いた。この先どこに行けばよいのか?登山道が見当たらない、道標もピンクテープも無い。あらら?道間違えた?堤防の脇に虎ロープがかかっていたので登ってみたが、結構急な坂でロープも頼り無くこれが登山道とは思えなかったので引き返すことに。
「至伝付峠」の登山口まで戻ってくるが、この二股の一方は方角的に間違っているのでやはり道は間違っていないようだ。再び堤防まで戻る。

12100707.jpg田代~伝付峠
田代~伝付峠田代~伝付峠
とりあえず沢沿いを進めば伝付峠に着くだろう、あとは右岸が左岸か沢沿いか高巻きで進めばいい。一般的な登山道で悪路とも書かれていないので少しでも危ないと感じる場所はルートではないだろう。
堤防のすぐ脇に工事用の通路があるのだが、強引に繋げたせいなのか、または崩れて変形したのかアスレチックな通路となっていた。
その階段部分に「伝付峠登山道進入禁止」のプレートがあるのだが、その上には仮登山道と書かれたプレートが置かれていた。???行けるの行けないの?
とりあえずこの通路しか無さそうなので攀じ登って通過した。
堤防を超えるとピンクテープが現れたが、登山道は崩壊していた。そして長い間誰も通っていないようで大きな蜘蛛の巣が張られた状態だった。
状況が理解できない、、この登山道はいつから廃道になったのだろう?私が持っているエアリアマップは最新では無いが、そこまで古いものではない。この登山道の壊れ具合は5年以上の廃道といった感じである。
となると自然災害で崩壊したのだろう、しかし部分的な崩壊なら特に問題無いだろうと考え先に進む。

田代~伝付峠
樹林帯を超えると開けた沢に出た、ここでまたルートを見失う。
岩にピンクテープが置いてあるのだが、沢沿いは進めない。左岸を巻くと高巻で危ない。渡渉して右岸が歩きやすそうだが最近の雨で水かさが増し渡渉ポイントが無い。靴を脱ぐのも面倒だし、この先もずぅ~とこんな状況だと考えると予定の半分も進めない。
う~ん どうしましょ?

もうやめた!

これは登山ルートではない。クライミングのアプローチより困難である、クライミングのアプローチなら壁の為に歩きにくいルートを我慢できるが、山を堪能する登山で危険な道を歩くのは意味のない行為である。
また遠視用眼鏡をかけていなかったのでエアリアの地図が良く見えない、2万5千の地図でも無いとルートを見つけることができないという不備もあり途中敗退を決めた。

帰宅した調べた所、昨年の台風でルートが崩壊した事を知った(初めに調べていれば…)。
行き当たりばったりの性格&楽しみを損なわないよう事前に情報を収集しないという結果、無駄な山行となってしまった、今後は最低限の状況は確認することにしよう。

このルートは復旧に相当時間がかかると思います、費用をかけ修復しても地盤が緩んでいるので再発する可能性が高く、そうなると廃道という選択もありそうです。

自分に非があるのは認めますが、通行止めの看板では理解し難いので、田代の入り口に解りやすく

「○○年の台風被害により登山道が崩壊しています」

と警告が必要だと思う。

田代~伝付峠
帰りに本栖湖で富士山を眺めて帰りました。雲がかかっている富士山もいいね!
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