石尾根裸足縦走

日曜と月曜の2日間かけて石尾根を縦走してきた。足元は裸足、裸足でのお泊り山行は初体験となる。
石尾根裸足縦走
今回の行為は裸足歩きの本質から外れている。裸足歩きとは自然体でなければならない、ラフな格好に装備は極限まで軽量化する事が前提となり、荷物を重くするのはそれに反している。
しかし、それは理論の話であって一度も試したとこはない。今回は実験的山行、裸足歩きの汎用性や可能性について実体験してきた。

ルートは奥多摩の石尾根、石尾根は石の多い尾根だが岩稜帯ではいのでそこまで苦労する事はないと考えた。
裸足歩きは実際に歩いてみないと難易度が判らない、15kmを超えるルートを一日で歩けるかは計画段階では不明だ。
これまでの記録だと、2014年2月の記録的豪雪、集落が孤立し世間が自粛モードの時に私は石尾根を縦走したが、その時の初日の宿泊地は鷹ノ巣山避難小屋だった。土日で甲武信ヶ岳まで歩いた時は初日に奥多摩駅から将監峠まで(テント装備)、蓼科山まで継続した時は雲取山まで(長期装備)。
裸足の場合だと状態が良ければ雲取山、相当痛くても鷹ノ巣山までは到達できると考えた(深いラッセルよりは進める筈)。

実験結果

結果は初日に雲取山まで歩くことが出来た。しかし、テーマとなる裸足の汎用性については思わしくない結果となった。
裸足歩きは日帰り限定、そして荷物は軽くしなければならない。また、追求の方向性は『より険しく』ではなく『より楽しく』、痛みに耐えることで足裏は進化するが、『enjoy精神』を忘れてはならない。

七ッ石山

ルート距離はそこまで長くはないが、疲労は大きかった。
原因はバランス調整による体力消耗。小石を踏んだ時に痛みからバランスが崩れ、倒れないようと筋力を使うが、距離が長くなるとその回数が増え体力を奪われる。特に小石地帯の下降は痛みも大きいが、痛みが強い分ブレ幅が大きくなりバランス調整による体力消耗が激しかった。

荷物が重くなるとその分痛みが増し、バランスも崩れやすくなる(雪上歩行や大きなザックでの倒木の通過と同じ、荷物の重みで振られる)。
今回の装備は10kg以下だったが、荷物が揺れ肩に負荷がかかる回数が多く、下山時に荷を下ろすと肩に痛みがあった。足裏の衝撃力とバランス補正力をいかに抑えるか、故に裸足歩きの装備は最小限&日帰りでなければならない。

私が登りが楽で下りは辛いとよく書いているが、図で説明するとこんな感じ。
勾配率(90度~-90度)は数値が高いと痛みが弱く、数値が低いと痛みが強くなる。登りは膝に重心がかかるから衝撃力は小さくなり、下降は全身の体重がかかり且つ落下ダメージが加算される為に衝撃力が高くなる。
衝撃力

レベルアップ要因とファイフィンガーズ

裸足歩きを始めて約2年半、初年度は殆ど歩くことはなく、今年になって集中的に取り組んできたが、意外と成長しているように感じる。裸足で丹沢や石尾根を歩けるなんて、始める前は全く想像できなかったし、特殊環境で育った人にしか出来ないと思っていた。

裸足は2年半だが、クッション性の高いトレランシューズからベアフットシューズにして、そこからファイブフィンガーズ(以下VFF)とここまで約4年近くかかっている。
レベルアップ期間は個人差があると思うが、単純に裸足で歩くだけならそこまで時間はかからないのかもしれない。但し、そこに山の要素が入ってくると山の歩行技術も必要となるから、低山を安全に歩けるようになるには、それなりの時間はかかると思う。

私のレベルが上がった要因は、裸足歩行回数もあるが、ここまで鍛えられたのはVFFのお陰だと思う。VFFを履いて色々な山を歩くことで裸足(感覚)の歩き方を学んだこと、それをしなければレベルアップ以前に大怪我をしていた可能性も高い。
ベアフットシューズはソールの薄いサンダルや地下足袋もあるが、私はVFF以外には興味はない。ソールが薄く、グリップ力に長け、足全体を保護し、そして5本指であること。これら要素を持つシューズはVFFしかない。

今回の山行を終え帰宅時にホームで電車を待っていると、ご高齢(70・80位の男性)の人が私に声を掛けてきた。
音楽の音漏れでも注意されるのかと思ったら、用件は私の履いているVFFについて。テレビ番組で裸足や五本指シューズが取り上げられていて、それに興味を持ち詳細を知りたいとの事だった。
私は番組を見ていないから私の経験からメリットやデメリットの話をしたが、興味を持つ人が居ることが嬉しかった。
NHK 美と若さの新常識~カラダのヒミツ~

VFFを履く一般的なメリットは2つ。
【姿勢が良くなる】
これは意識しなくても勝手に体が覚えるようになる。ウォーキングやランニングだけでなく、山歩きや山登りの歩行技術も上がり、安全且つ気持ち良さを感じられる歩行が出来るようになる。

【血行が良くなる】
冷え性や足梗塞(閉塞性動脈硬化症)なんて現代病もあり、裸足やベアフットシューズにはその治療効果がある。下半身以外の動脈硬化にどれだけの影響があるかは不明だが、血流を良くすることは健康上はプラスであることに違いはない。

私のメリットは唯一つ。
何度もメリットについては言っているが一番のメリットは【気持ちが良い事】。健康目的で歩くにしろ楽しさを実感できる方が良い。地面の感覚を知る事は、自分が歩いている事を強く意識させ充実感を与えてくれる。

これまでもそしてこれからも、VFFと共に山を歩いていきたい。
因みに先日も「店員ですか?」と言われたが、自分にとって素晴らしい製品だから薦めている、只の熱狂的ファンなだけだ。
VFF(日光浴中)

ルート



大きいサイズで見る

【全体(2日間)】
 距離:37.611km(車道・林道区間10km)
 累積標高(登り):3068m
 累積標高(下り):2878m
 ※GPSデータはカシミールで作成

【裸足区間】
 距離:17.286km
 累積標高(登り):2072m
 累積標高(下り):681m

山行記録


3連休との事で遠出も考えたが、面倒くさい病の私の重い腰は上がらなかった。アルプスは、寒さを感じるくらいのしんみりした雰囲気を味わいたいからまだ早い(先程、NHK BS4Kの番組を見たら燕が写ってた、山番組は見ると行きたくなるから見ない方がいい)。

そう言えば先日剱岳で若い女性の事故が遭ったが、状況に驚いた。夕方に岩場を登って17時に登頂・・・故人を悪く言いたくないがそれは山を舐めすぎだ。
技術や体力云々の前に危険意識の欠如が一番の問題だ、街中を歩いてるわけじゃないのだから、移り変わりを読み自分で状況を考える事が出来なければ山を登る資格はない(これは初心者以外にも言える事)。
私はトラブルは経験になるから必要だと思うが、どんなに無謀だとしてもリクス管理は絶対に必要だ、生きるも死ぬも全て自分が判断しなければならない、その意識さえあれば別に山を舐めてもいい。

山は楽しい、しかしアニメの延長で捉えるのはどうかと思う。ヤマノススメやゆるキャンを見て山登りに目覚め、ワンピースみたいな冒険をしたい・・・気持ちは少し解るが二次元をリアルに置き換えるには現実という補正が必要な事を理解してもらいたい。
ちょっとした不注意で死んでしまうのは本当に勿体ない。命を大事にし過ぎて何も出来ないのも問題だが、粗末に扱うのも問題だ。


Day1 晴のち曇

奥多摩駅から六ッ石山登山口までのルートは、道路を使った方が体力は抑えられるが、私は必ず羽黒坂の鳥居から石段を登っている。まだ登山口にすら着いていないのに足に感じる疲労感、ここでコケたらいきなり終了という緊張感、石尾根だけにこの石段は登るべきだと思う(この石段が登れれば石尾根も登れる)。
奥多摩駅
奥多摩駅~六ッ石山登山口奥多摩駅~六ッ石山登山口
奥多摩駅~六ッ石山登山口奥多摩駅~六ッ石山登山口
羽黒三田神社奥多摩駅~六ッ石山登山口

登山口から裸足スタート。登山道は台風の影響で枝や葉が落ち荒れた状態だった、裸足歩きの状態は小石が少なく土壌が豊かだったので問題なく進めた。
六ッ石山山登山口
登山口~六ッ石山分岐登山口~六ッ石山分岐
登山口~六ッ石山分岐登山口~六ッ石山分岐
登山口~六ッ石山分岐登山口~六ッ石山分岐

三ノ木戸山を巻き、尾根に出てから小石が多くなった。ここからが本番、石尾根の始まりだ。
登山口~六ッ石山分岐登山口~六ッ石山分岐
登山口~六ッ石山分岐登山口~六ッ石山分岐
登山口~六ッ石山分岐
登山口~六ッ石山分岐六ッ石山分岐

10時前に六ッ石山分岐に到着、登山口から2時間、通常よりは遅いが裸足なら悪くないペースだ。六ッ石山は何度も登っているので山頂には立ち寄らずに分岐から鷹ノ巣山へ向かった。
いつもは尾根通し(将門馬場・カラ沢ノ頭・城山)に歩くが、ピークからの下りはペースが落ちるので今回は巻道を利用した。
六ッ石山分岐~鷹ノ巣山六ッ石山分岐~鷹ノ巣山
六ッ石山分岐~鷹ノ巣山六ッ石山分岐~鷹ノ巣山
六ッ石山分岐~鷹ノ巣山
六ッ石山分岐~鷹ノ巣山六ッ石山分岐~鷹ノ巣山
六ッ石山分岐~鷹ノ巣山六ッ石山分岐~鷹ノ巣山

途中ガスがかかったり、はっきりしない景色だったが、鷹ノ巣山では青空が望めた。途中で出会った人から今日は富士山が見えると聞いていたが、私が到着した時は雲が多く富士の姿を見ることは出来なかった。
鷹ノ巣山
鷹ノ巣山山頂からの眺め

鷹ノ巣山からの下りが今回のルートの核心部だった。急な下りの小石群に体が反応し、痛みから亀の様なのっそりとした動きで下ることになった。
山頂から避難小屋までは約800mの距離だが、所要時間は40分もかかってしまった。
鷹ノ巣山~鷹ノ巣避難小屋鷹ノ巣山~鷹ノ巣避難小屋
鷹ノ巣山~鷹ノ巣避難小屋
鷹ノ巣山~鷹ノ巣避難小屋鷹ノ巣山~鷹ノ巣避難小屋
鷹ノ巣山~鷹ノ巣避難小屋鷹ノ巣避難小屋

鷹ノ巣避難小屋には12時半に到着、距離はあと半分だが到着時刻が全く予想できない。
懸念は下り、鷹ノ巣山の下りで40分もかかると、七ッ石山の下りは1時間はかかるかもしれない。ブナ坂から雲取山までは小石が多いが登り調子なので、ある程度は予測できるが、巻道を含むその他の部分が不透明だ。

装備はテントが無いからビバークが出来ない。夕方から雨の予報だったので出来ればその前に着きたい。日が暮れたら裸足で歩くのは難しい。
鷹ノ巣避難小屋に泊まって翌日雲取山を目指すのが得策だが、鷹ノ巣避難小屋は誰も利用者がおらず、陰鬱な感じがした。このまま話し相手もいないまま、明日まで耐えるのは私には出来そうもない、到着時刻は不明だが、意を決して雲取山を目指すことにした。

鷹ノ巣避難小屋から七ッ石山の巻道は小石と土のミックス。赤い石のレッドデビルが現れた時は焦ったが、グレー系と同じ攻撃力の低い見掛け倒しの石だった(色付きの石は欠けやすく痛い、黒系はブラックサンダーと呼んでいる)。
鷹ノ巣避難小屋~七ッ石山鷹ノ巣避難小屋~七ッ石山
レッドデビル
鷹ノ巣避難小屋~七ッ石山鷹ノ巣避難小屋~七ッ石山
鷹ノ巣避難小屋~七ッ石山

長時間裸足で歩いていると段々と痛みの感覚が強くなってくる。痛みを避け登山道脇の草を踏んでみたところ、これが絨毯のような弾力で気持ち良かった。
今までは登山道を歩かなければならないと勝手に思い込んでいたが、何も拘る必要は無いのだ。集中して盲目になるならまだしも、「痛い痛い」と言ってすぐ近くの安全地帯が見えていないなんてアホ過ぎる。自然歩きにルールなんて無いのに。
緑の絨毯

14時半に七ッ石山に到着。
少し下っていくと登ってくる人とすれ違い、私はその人の行動を心配し声を掛けた。「どちらまで行かれるんですか、七ッ石小屋ですか?」と訪ねると、その人はこれから鴨沢に下山すると答えた。
その回答を聞いた時に自分の過ちに気が付いた。私は自分が裸足で時間がかかっている事から、この時間に七ッ石山に居る状況を心配したのだ。靴を履いていれば下りはそんなに時間はかからず、十分に下山できる時刻だった。
裸足で歩いているとコースタイムの感覚がズレ、人の行動にも疑問を感じてしまう。「何言ってんだこの人?」と思われたんだろーなー、てか人の心配より自分の心配をするべきだ。。
鷹ノ巣避難小屋~七ッ石山七ッ石山
山頂からの眺め

七ッ石山からの下りは、先に発見した緑の絨毯を活用した。植生保護の観点からするとNG行為だが、今回は私のエゴを達成する為の已む無きケースとして草に協力してもらった。部分的に草の上を歩き、途中小石の登山道も歩いてみたが、差は歴然、草のお陰で短い時間でブナ坂まで下ることが出来た。
所要時間は20分、一時間を想定していたが1/3と短縮でき、時間内の踏破が見えてきた。
七ッ石山~ブナ坂七ッ石山~ブナ坂

ブナ坂から先は小石が多くなったが、下りが無い事とゴールが見えてきた事で失速はしなかった。
奥多摩小屋はまだ建物が残っていた。営業小屋が無くなっても幕営は出来るような事が書かれていたが、幕営禁止となっているようでテントを張っている人は居なかった。
ブナ坂~奥多摩小屋跡ブナ坂~奥多摩小屋跡
ブナ坂~奥多摩小屋跡ブナ坂~奥多摩小屋跡
ブナ坂~奥多摩小屋跡ブナ坂~奥多摩小屋跡
ブナ坂~奥多摩小屋跡奥多摩小屋跡

巻道のある奥多摩小屋の先のピークは小雲取山と間違えていつも登ってしまう。。
しかし、ピークからの眺めは良かった。七ッ石山から下る登山道を見て少し感動してしまった、雪山で振り返って自分のトレースを眺めるのと同じで、苦労からなのか軌跡が美しく感じてしまう。
奥多摩小屋跡~小雲取山奥多摩小屋跡~小雲取山
奥多摩小屋跡~小雲取山

小雲取山を過ぎた辺りで(16時過ぎ)、トレイルランナーさんと話をした。MGC(マラソンレース)を見てから山に来て、これから奥多摩駅まで走って戻るそうだ・・・トレランをする人には危険意識はないのだろうか。

小雲取山から雲取山までは最後の抵抗なのか、小石の密度が高く時間がかかった。ガスのかかったピークには雲取山避難小屋が・・・万が一の場合は靴を履く事も考えていたが、何とか辿り着くことが出来た。
奥多摩小屋跡~小雲取山奥多摩小屋跡~小雲取山
奥多摩小屋跡~小雲取山奥多摩小屋跡~小雲取山
奥多摩小屋跡~小雲取山
奥多摩小屋跡~小雲取山奥多摩小屋跡~小雲取山
奥多摩小屋跡~小雲取山奥多摩小屋跡~小雲取山
雲取山避難小屋踏破完了

昨日雲取山山荘のテン場を利用した人の話だと、昨日は混雑していたとの事。
ひょっとして避難小屋は入り切らない位に混雑しているかもしれない、そんな事も考えていたが、外から声は聞こえなかった、こんな早い時間にもう寝ているのか?しかも全員が??
ドアを開けると誰もいなかった・・・満員どころか一人も居ないなんて。。
アンビリバボー!

予想していなかった展開に愕然とした、今日の裸足自慢や、携行したカップメシについて話をしたかったのに、賑やかな雰囲気で過ごしたかったから鷹ノ巣避難小屋に泊まらずに来たのに。。

17時過ぎにドアが開いたが、すぐに閉められ中には入ってこなかった。
私は「リアル山ガールキターーー」と喜んでいたが、一向に入ってくる様子がない。恥ずかしがり屋の女性をエスコートしようと私から外に出てみると誰もいない・・・山荘の人が利用状況を確認しに来たのかもしれない。
それから暫く経ち、今度は二人組の女性の声が外から聞こえた。私は疲労から横になっていて、そろそろ寝ようかと思っていたが、山コンに備えることに・・・しかし、中に入ってくることはなく、また外に出てみると誰もいない。。

その後は誰も来なかったが、野生の客人が訪れてくれた。ドアを開けた時に、ノネズミさんが来訪(侵入)、話す事も寝込みに襲われる事もなかったが、キュートな客人の存在は寂しさを少し紛らわしてくれた。

食事は先日紹介したカップメシのテストを行った。夕飯にカレーメシと朝食にカップヌードルシーフードと日清づくしの献立にしてみた。
ところが、カレーメシは疲労から胃が受け付けず不味さを感じた・・・途中で気持ち悪くなり全部は食べられなかった(´ཀ`;)
カレーメシ

こってりボリューム感のある食事は、自宅なら完食できるが、山は無理。
それと、山で味覚がおかしくなる原因はコッヘルの金属味も関係している。疲労して胃が繊細になると舌の感覚も鋭くなり、少しでも味に違和感を感じると不味く感じてしまう(紅茶は飲めるが味に不満がある)。
その点レトルトは温めるだけ、やはり私は西友のみなさまのお墨付きレトルトカレーとハーブソルトクラッカーしか受け付けないようだ。食事はカロリーや携帯性よりも自分の口にあった美味しさを感じる物が良い。
因みに翌朝も胃がもたれカップヌードルは持ち帰ることになった。


Day2 雨のち曇

昨夜は食事をしてからぐっすり睡眠、深夜に起きて音楽鑑賞をしていたら眠くなり、次に起きたら5時半だった。せっかくのお泊りだから朝焼けの景色でも見たかったのに。。

外に出ると雨が降っていた(雨なら景色が見られないから早出する必要はなかった)。ザックカバーを付けて、手許には傘、雨も風も弱いから傘で十分だ(レインウェアは蒸れるから嫌い)。
雲取山避難小屋雨装備

バランス調整による全身疲労、それと足裏もまだ火照りが残っていて、今日は長く歩けそうもない。
鴨沢は飽きていて歩きたくないから、七ッ石山と高丸山の間の尾根から下山することにした。この尾根には未踏の赤指山がある。
雲取山避難小屋~七ッ石山雲取山避難小屋~七ッ石山
雲取山避難小屋~七ッ石山雲取山避難小屋~七ッ石山
雲取山避難小屋~七ッ石山
雲取山避難小屋~七ッ石山雲取山避難小屋~七ッ石山
雲取山避難小屋~七ッ石山七ッ石山

七ッ石山の下の東屋(神社)で休憩、雨の日は座れないから屋根のある建物は有り難い。
神社兼東屋神社兼東屋

石尾根縦走路の「峰谷」と記された道標から尾根を下っていった。
七ッ石山~峰谷分岐峰谷分岐

コースの景観はあまり良くはないが、始めて歩くコースだったので新鮮に感じた。
峰谷分岐~赤指山峰谷分岐~赤指山
峰谷分岐~赤指山
峰谷分岐~赤指山峰谷分岐~赤指山

雨が降るとカエルさんとよく出逢う。昨夜は避難小屋で寂しい思いをしたから、一方的にカエルに話しかけ愚痴を聞いてもらった。カエルさんは聞き上手、私が近づいて話をしていても逃げようとしない(擬態しているつもりらしい)。
カエルさん
カエルさん

暫く尾根を下り、少し登り返すと赤指山に到着した。山頂は展望はなかったが、分岐(山頂を巻く)から山頂までの景観はそこそこ良かった。
赤指山赤指山
赤指山~林道合流点赤指山~林道合流点

林道に合流してから道がわからなくなった。
赤指山の尾根をそのまま下って深山橋辺りに下りたかったが、林道は尾根から外れている。『峰谷=深山橋』と認識していた私は道標を信じて林道を進むことにしたが、うねうねとした歩き難い林道は長く、明らかに距離がおかしかった(自分のルートと比べて)。
現在地不明の状態にイライラし、カエルさんを危うく踏み潰しそうになり、冷静さを取り戻した頃に林道の終点に到着した。しかし、未だ現在地はわからないままだ。
林道
林道林道
林道のカエルさん林道終点

地形は奥まっていて奥多摩湖に近い景色ではなかった。どうやら進みたい方角と逆に来てしまったようだ(私が歩きたかったのルートの道標は無かったから深山橋のルートは多分バリエーション)。
林道から舗装路に変わるも、道は延々と続いていた。道路歩きはダルいが景色は良かった、山には霧がかかり、山と集落の景色が美しかった。
林道終点~峰谷バス停
林道終点~峰谷バス停林道終点~峰谷バス停
林道終点~峰谷バス停林道終点~峰谷バス停
林道終点~峰谷バス停
林道終点~峰谷バス停峰谷バス停

峰谷バス停は便が少ないから奥多摩湖まで歩いた。山行終了のカフェオレを飲んでから奥多摩湖へ、途中の猫が可愛かった。
カフェオレ
猫さん猫さん

川沿いに歩いていくと、見たことのない不思議な光景を目にした。これまでに緑色の湖は見てきたが、こんなスライムみたいな緑は始めてかも。
地元の人に訊いたところ、台風や気候でこの様な緑になるとの事。奥多摩湖の合流地点では暗い緑となり、峰谷川の一部だけがこの様な色をしていた。今後はこの川を「スライム川」と呼ぶことにしよう。

峰谷コースは林道歩きが長く、石尾根までの景観も良いとは言えない。しかし、集落やスライム川の景色は美しく、歩く価値はあると思う。ルートは鴨沢から七ッ石山に登り、下りで利用するのが良さそうだ。
スライム川
スライム川スライム川
スライム川スライム川
スライム川(奥多摩湖)

何はともあれ石尾根を踏破できて良かった。達成感はあまり無かったが、老後の自慢話のネタとしては良質だ。
「儂は昔、石尾根を裸足で歩いたんだぞ!」
(出たー、裸足ジジイの十八番話・・・もっと人が関心を示す話をしてくれよ。。)

石尾根を踏破できたから、そろそろ中級者を名乗ってもよいだろうか?でもまだ裸足歩きを始めて2年足らず、山行回数もそれ程多くはないからなぁ(そのくせ裸足の説明する時は上級者ぶっている私・・・)。

初心者・中級者・上級者のレベルの定義は難しい、特に中級者、初心者と上級者の境目は曖昧だ。私は山に関しては一応上級者な気がするが、山から学ぶ事は未だに多く、また最近は『上級国民』とマイナスのイメージもあって、上級という表現は使いたくない。
それと山は上下関係が存在しないのが良いところで、変にスキルを意識してマウントを取ろうとする輩は嫌いだ。

しかし、若い人はゲームとかの影響があるから、レベル別けするのは良い案かもしれない。
公認の試験を設けて試験を受けると認定カードが与えられる。カードには1~99Lvまでのレベルと特技が書かれ、それを提示することで山関係のサービスの割引を受けることができる(意味不明だが)。私は『レベル99の山人(やまびと)、特技は道迷いとマシンガントーク』になってみたい。

とりあえず裸足は「初心者の上」とでも名乗る事にしよう。

タイム


【Day1】
奥多摩駅(7:25)~六ッ石山登山口(7:57)~【裸足ON】~六ッ石山分岐(9:57)~鷹ノ巣山(11:44)~鷹ノ巣避難小屋(12:29)~峰谷分岐(13:48)~七ッ石山(14:22)~ブナ坂(14:43)~奥多摩小屋跡(15:22)~小雲取山(16:06)~雲取山避難小屋(16:36) 【裸足OFF】

【Day2】
雲取山避難小屋(6:15)~奥多摩小屋跡(7:15)~七ッ石山(7:25)~峰谷分岐(7:56)~赤指山(9:00)~林道合流点(9:14)~【道を間違える】~林道終点(10:21)~峰谷バス停(11:05)~峰谷橋バス停(11:44)

その他の写真


20190915-16

今回の装備


今回はテント無しの1泊2日装備、今回使用した30Lザックは過去に6日間の装備(GW、テントは外付け)を入れたこともあるというのに、満載になってしまった。
山行を終えた時点で特に無駄な装備は無かった。ハードシェルとレンンパンツは使わなかったが、2000mのお泊り山行では絶対に必要だ(大雨での保温装備)。満載になったのは押し込まずにゆったりパッキングしたからと考えられる。
出発時のザック

避難小屋を利用しテントは不携帯、幕営具はエアーマットとシュラフ。衣類は化繊の長袖とタイツ(パジャマ)、靴下、着替え、薄手のフリース、雨用にハードシェルとレインパンツ(未使用)。食料はカップメシ(2/3)とカップラーメン(未食)、非常食として西友のハーブソルトクラッカーを携行(完食)。
水は鷹ノ巣避難小屋の水場は不確定なので、2日分の水分を携行した(カルピスウォーター1.5Lと水1L)。
装備
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