AXESQUIN - ハゴロモ

「はごろも」と言えばフーズ!・・・ではなくて「羽衣」。黒いハゴロモを纏った私はダーク天女(おかま)となり、優雅に山を駆け抜け、困った人を助けていく。
AXESQUIN - ハゴロモ
最近はめっきり新製品に興味が無くなった。定期的に山ショップに行くこともなければ、ネットで調べたりもしない。
山道具に拘りはあるが、必要と感じた時に探して購入する、これが一番無駄がなく、納得のいくものを買える。

興味が薄れた原因の一つは、カジュアルウェアでも良いと思っている部分があるから。歩ければ何でも良いという事ではなく、カジュアルウェアの軽快さが心地よく、山ウェアでは味わえない感覚に惹かれている。
今の私がウェアに一番求めているのは『着心地』。しかし、山を走ったりする運動機能性や、気温の変化、雨風といった状況対応では、カジュアルウェアは機能を満たしていない。

今回購入したアイテムは2つの要件を満たした、気持ち良く、山での機能性も備わったアイテムだ。

ジャケット選び


アイテムは軽量ジャケット、今使っている物は健在だが、何となく新調したいと購入を考えた。
ネットで調べてリストアップ。候補は、「AXESQUIN - ハゴロモ」「Teton Bros. - Wind River Hoody」「Black Diamond - Deploy Wind Shell」の3点。

アクシーズクイン(結構言いにくい)はオリエンタル感や前衛的なデザインに少し抵抗があった。私はシンプルでタイトなフォルムのウェアを好み、ファッションの系統は異なる。
しかし、カジュアル感のあるデザインや、山の活動(凌)に共感を持ち、いずれアイテムを購入したいと考えていた。
以前は黒系は無かったが(あってもグレー)、近年は私が好きな黒×赤のアイテムがリリースされるようになり、その中で「ハゴロモ」というジャケットに興味を持った。
ティートンブロスはクールなデザインが好み。BDのウインドジャケットは48gという超軽量に興味を持った。

肌触りや着心地を確認したいから、実店舗で見ることに。練馬のソキットさんにBD以外のアイテムが在ったので、この2点に絞ることにした。
BDのジャケットは、汎用性に乏しいから実物を見ても買わなかったと思う。正直50gと100gの違いはそこまで差は感じない(100gと200gはかなり違う)、重量は機能性でもあり軽くなればそれだけ防寒性は低くなるから、用途が限られる。

アクシーズクインとティートンブロス、両方試着してみたがどちらも良く、選択に悩んだ。
一年前の私なら迷わずにティートンブロスを選んでいた。しかし、アクシーズクインには可能性を感じ、このアイテムによって新しい感覚が得られるような気がした。
悩み抜いた結果、アクシーズクインを選択。この選択によって私の新しい扉が開かれた。

AXESQUIN - ハゴロモ


山行で使うまでは後悔の念が少しあったが、山で着てみて購入して良かったと実感した。

羽衣の名前の通り、その着心地はシルクの様なサラサラとした肌触りで気持ちが良い。
この機能は山を感じる感覚にも影響を及ぼし、これを着ることで楽しさが増す。外面(デザイン)も気に入っているが、この内的機能性に一番の魅力を感じた。

襟元はスタンドカラーとなり、フードは付いていない。二択ではフードの有無で悩んだ(あとデザイン)。
フードが無いオーバーレイヤー(一番上のレイヤー)は機能面でかなり劣る。フードの機能とは頭部を保温するものでなく、首周りからの風の侵入を防ぎ上半身を保温する事。
なので、このジャケットは防風性はあまり良くない。風を避ける為にはストールやネックウォーマーが必要だ。
また、防水性も低く、雨予報の場合は携帯傘が必要だ。

結局の所、着心地を求めれば機能性は落ちてしまい、両立させれば中途半端になる。
カジュアルウェアに比べれば十分な機能性があり、工夫することで不足は解消できる。私にとって重要なのは『着心地』、極上の着心地が得られるなら、多少の機能面の妥協は致し方ない。

サイズはゆったりにすれば多少の防風性は上がりそうだ(生地のたるみ)。ただ、タイトにすると密着し保温性は上がるから、好みのフォルムを選ぶのが良いだろう。
私はタイトが好きだからSサイズにしたが、着丈が少し短く感じた。今回は長パンだったが、下がショーツやショートパンツにすれば、気にならないかもしれない。

色使いは独特となり、この点は私の新しいファッションスタイルの変化をもたらすだろう。
本体は炭色、首のジップは少しオレンジを混ぜた朱色の赤、腕と腰回りのパイピングはえんじ色と、『和』の色合いだ。

私のアイテムのは真っ黒が多く、炭色だと微妙に合わないから(変ではないが)、このアイテムを着る時は、色や素材感といったコーディネートはを考えないといけない(オシャレは面倒くさい)。
真っ黒はクール感や孤独感なイメージがあるが、炭色は落ち着きがあって真っ黒よりも自然に似合うのが良いところだ。
但し、炭色などトーンを落とした黒で全体を構成すると、黒スタイルのダーク感が無くなってしまうから、真っ黒と上手く合わせていこうと考えている。

他に白と青と茶色があり、白も気になった。今期モデルは白×赤だが、昨年のモデルは真っ白だった。
私が端正な顔立ちや中性的な容姿であれば白を選んでいたが、白はコーディネートが難しい。女性なら白がオススメ、天女の気分が味わえますよ!

その他の使用感

  • 使用季節は春・夏・秋、冬は防寒性が低いから低山トレランでも厳しそう。
  • 用途はハイキング・登山・トレラン、通気性が高いから走っていてもそんなに暑くならない。
  • 生地が薄い為、藪歩きが心配(草・笹薮は問題ないが、灌木の藪は危険)。
  • プルオーバーは着にくいのが難点、生地が薄いから強引に着ようとすると破ける可能性がある。ただ、このアイテムは着たり、脱いだりするウインドジャケットというよりも、メリノやフリースといった着っぱなしのセカンドレイヤーの特性が強いから、特に問題ないかも(通気性も高いし)。
  • ジップの長さをもう少し長くすると温度調節が楽かも(5cm位)。
  • ポケットが無い。フロントか背面に一つあると良いのだが。

山ウェアはメリノウールやコットンタッチなど着心地に配慮した製品が多くなっている。このアイテムもそのカテゴリ、「気持ち良く山を歩きたい」「天女の気分を味わいたい」そんな人にお薦めしたい逸品です。

製品詳細・評価


ウェア AXESQUIN 「ハゴロモ」

デザイン:★★★★★
機能性 :★★★★☆
価格  :★★★☆☆

◆スペック
Shaft Material : 1.3 mm 7075-T6 Alu
Head/Spike Material : Sandvik Nanoflex Steel
Weight : 316 g (M)
Sizes : XS、S、M、L(ユニセックス)
素材:PERTEX QUANTUM AIR 20dn×20dnメカニカルストレッチ・リップストップナイロン
カラー:灰白、墨色、鉄柑、鶯茶

◆特徴・詳細
・ 通気度25.5cm³/s
・ 軽量、透湿、撥水
・ メカニカルストレッチファブリック
・ プルオーバータイプ(前開き2ウェイ・チンガード)
・ 余裕のある肩巾(運動性)
・ 袖口と裾のストレッチバインダー(ストレッチパイピング)
・ 手甲ループ
製品ページ


4.5点

機能性詳細


防風性:★★☆☆☆
防水性:★★☆☆☆
保温性:★★☆☆☆
携帯性:★★★★★
着心地:★★★★★
耐久性:★☆☆☆☆(1.5)

※着心地と携帯性から機能性は★4と評価していますが、そこに重点を置かない場合は★2位に感じるかもしれません

ダーク天女

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青茶天女

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こんなにコンパクトになる!
AXESQUIN - ハゴロモ

他のセカンド(ミドル)レイヤー製品との比較


アイテム防風性防水性保温性携帯性着心地
ハゴロモ
軽量ウインドJK
軽量レインJK
薄手メリノ
薄手化繊フリース

※各製品の重量は150g程度までとする
※着心地≠快適性。快適性は降雨時を含み、防水性や透湿性が関係する
※防風性+防水性+保温性=防寒性
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現在の探求課題

◆『裸足歩きUP』 低山を走れるようになりたい
◆『音楽鑑賞UP』 もっと気持ち良く音楽を聴けるようになりたい(山で)

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