御坂山地縦走

「一富士二湖三御坂」と縁起の良い夢として知られる御坂山地。この山地を縦走することは、災いを破い、幸運を招くと言い伝えられているとかいないとか。
御坂山地縦走
御坂山地は富士山と甲府盆地の間に広がる山地。東端峰は大月市の高川山(976m)、主峰は河口湖の北の黒岳(1792m)、西端峰は西八代郡の大畠山(1118m)が在り、南西の本栖湖付近からは天子山地に繋がっている。

この山地の縦走は長い年月(3・4年)寝かしていた、こうも長く熟成させたのにはある理由があった。
私は基本的に興味を持ってもすぐには実行しない、『焦らず、のんびり、気が向くまま』これが長く趣味を続ける秘訣だと考えている。気になるルートや山を重点的に攻めたら、すぐに歩く山が無くなってしまう。

とは言え、近隣の山はほぼ歩き尽くしている状況。御坂山地は三ッ峠山と先日歩いた高川山しか手を付けておらず、数年前から縦走を実行したい気持ちはあった。
それが出来なかったのは、この縦走ルートが『関東地方に残された僅かなロングルート』だったから。
30~40kmのルートは歩き尽くしてしまい、初見ルートは殆ど存在しない。富士山が近くにある御坂山地は間違いなく景観の良いルート、この様な歩いてみたいと思う興味のあるルートは、御坂山地しかない状況だった。

だから先延ばしにしていた。食事で例えるならこのルートは『最後の一片のおかず』。
おかずを全て平らげてしまい残ったご飯と味噌汁を食すのか?それともおかずを見ながらご飯と味噌汁を食べ進めていくのか?私はお皿のおかずが消えてしまうことが怖かった。
そうして私はご飯と味噌汁を食べ、そしてそれらも残り僅かとなった。

「もう残しておく必要もない、最後のおかずを食べてしまおう」

熟成させたルートの味

時期は新緑の春か冬に歩きたいと考えていたが、このルートの特徴となる富士山展望を楽しむなら冬がベストだ。2月になると雪が付き歩き難くなる事もあるので1月中旬とした。

ルートの感想は景観は良かったが、予想外にアップダウンが激しく、縦走路としてはイマイチなルートだった。
計画では初日に笹子駅を出発し精進湖まで進む予定だったが、アップダウンに苦しみ行程が遅れ、途中で幕営することになってしまった。累積標高は事前に確認していたが、数値以上のギザギザしたアップダウンルートに心が折れてしまった。

これが今回のルートの標高グラフ、縦走を拒む守備力の高い地形はまるで難攻不落の城のようだ(ピークは櫓、鞍部は堀)。
標高グラフ

各ピークは200m位の標高差があり、これが体力だけでなく精神的にキツかった。地図ではなだらかに繋がっているように見えたが、実際は「これが稜線?」と思う程繋がりが悪かった。南道志山塊や西丹沢の稜線のアップダウンも激しかったが、連続性では御坂山地が上回っていた。

このルートはピリッとスパイスが効いていたが、コクや旨味もあった。
景観という美味しさ、見える景色は富士山、富士山、富士山・・・しつこいくらいに同じような景色が展開したが、美しい富士山は見飽きる事はなかった。
また眺めの良い山頂で幕営し、夕焼け・夜景・朝焼けを楽しめたのも良かった。偶にはキャンプ感覚でも味わおうと、精進湖に幕営しようとしていたが、翌朝は富士山には雲がかかっていたから、湖では美しい景色は見られなかったと思う。
雲は出ていたが稜線からは素晴らしい景色が望めた。ハイカーはハイカーらしく、逆さ富士も美しいが、ハイカーには稜線の景色がお似合いだ。
稜線からの景色
稜線からの景色
稜線からの景色

これで関東地方のおかずは無くなってしまった、今後の食事法を考えなければならない。
初見ルートはいずれ無くなる、その事を踏まえ前からおかずが無くても楽しめる方法を模索していた。理想はご飯と味噌汁、それとお新香だけで美味しく感じられるようになりたい。
『初めてでも二度目でも関係なく、自然と触れ合うだけで満足できる心持ち』今後はこの精神面を磨いていきたい。

もくじ


  1. ルート
  2. 1日目記録
  3. 2日目記録
  4. ルート評価
  5. タイム


ルート



大きいサイズで見る

距離:47.553km (D1=23.470km, D2=24.111km)
累積標高(登り):4192m (D1=2754m, D2=1447m)
累積標高(下り):4536m (D1=1621m. D2=2914m)
※ルートはカシミール3Dで作成

山行記録


Day1 晴れ

7時前に笹子駅を出発。ハイカーはもう一人下車していたが、その人は別のコースとなり、陰鬱な林道を寂しく歩くことになった。
笹子駅
笹子駅~登山口鶴ヶ鳥屋山登山口

林道の終点が登山口となりそこから沢筋に登っていく、コースは景観があまり良くなく踏み跡も薄かった。
途中から谷を登っていくがここは急登で初っ端から疲労を感じた、まだ日が出ていないから気温が低く、体が温まらないから疲労を感じやすい。
登山口~稜線分岐登山口~稜線分岐
登山口~稜線分岐登山口~稜線分岐

尾根に出て鉄塔と林道を越え、少し登っていくと稜線に出た。差し込む朝日を見て、私のワクワクモードのスイッチが入った。「今日はいい景色が見られそうだ」
登山口~稜線分岐登山口~稜線分岐
登山口~稜線分岐登山口~稜線分岐
稜線分岐

鶴ヶ鳥屋山は進行方向と逆なので分岐にザックを置いてピストンした。朝日の当たる稜線を走れる幸せ、なぜ山を走る事はこんなにも気持ちいいのか。
稜線分岐~鶴ヶ鳥屋山稜線分岐~鶴ヶ鳥屋山
稜線分岐~鶴ヶ鳥屋山稜線分岐~鶴ヶ鳥屋山

分岐から鶴ヶ鳥屋山までは1km位の距離だったが、アップダウンが激しく意外と時間がかかった。
山頂は樹木に覆われていたが富士山の眺めは良かった。本社ヶ丸は遮るものがなく富士山の裾野まで見えたが、鶴ヶ鳥屋山は頭の白い部分しか見えない。しかしそれは美しくもあり、静かな雰囲気に似合った景色だった。
鶴ヶ鳥屋山
鶴ヶ鳥屋山
山頂からの眺め

分岐に戻ってザックを背負う、「うーん、重い!」一泊二日の装備だからそこまで重くはないのだが、走れない制約は心の重りになってしまう。
鶴ヶ鳥屋山から本社ヶ丸は登りの稜線、清八山まではきれいに稜線が繋がっていた。角研山を越え、電波塔を過ぎた辺りの登りからは雪が付き、暫く登っていくと本社ヶ丸に到着した。
本社ヶ丸の稜線
角研山角研山
角研山~本社ヶ丸角研山~本社ヶ丸
角研山~本社ヶ丸角研山~本社ヶ丸
角研山~本社ヶ丸本社ヶ丸

本社ヶ丸の山頂は360度のパノラマビュー、富士山も美しかったが、南アルプスなどの白い山脈の景色に心が奪われた。
山頂からの眺め
山頂からの眺め
山頂からの眺め
山頂からの眺め

本社ヶ丸と清八山の間に在る展望地からの景色も素晴らしかった。御坂山地の稜線は写真だと繋がりが良さそうに見えるが、実際は深い鞍部が隠れている。
本社ヶ丸~清八山本社ヶ丸~清八山
本社ヶ丸~清八山
本社ヶ丸~清八山

清八山は秀麗富嶽十二景の一つだが、そこまでの良さは感じなかった。
今回十二景の2峰を登ったから残りは「笹子雁ヶ腹摺山」と「真木お伊勢山」の2つ、でもこの2峰はあまり興味が無いから、制覇するにはあと数年はかかりそうだ。山梨百名山も数えていないが大分登っているような気がする、ネタが完全に無くなった時は○○名山を頼りに登るようになるのかもしれない。
清八峠清八山
山頂からの眺め

三ッ峠山の分岐から西へ進む、分岐に御坂山の表記が無いのはこの先の景観が悪いことを意味している。
女坂峠分岐 ⇒ 八丁峠 ⇒ 御坂峠と確かに景観はあまり良くなかった、山地の名がついた御坂山は展望はなく、その先苦労して登り返した主峰の黒岳も展望はなかった・・・
しかしそれもまた一興、つまらないからつまる時はより感動するし、人が少ない静かな道は嫌いじゃない。落ち葉に座り込み冷たいピルクルを飲みながら黄昏れる、こんな空間だと味わいが深く感じられるのも良いところだ(レトロな雰囲気の喫茶店のコーヒーが美味しく感じるのと同じ)。
三ッ峠山分岐女坂峠分岐
八丁峠御坂峠
御坂山御坂山
御坂山~旧御坂峠御坂山~旧御坂峠
冷たいピルクル
御坂山~旧御坂峠旧御坂峠
旧御坂峠~黒岳
旧御坂峠~黒岳黒岳

黒岳からすずらん峠に下って、破風山に登って、新道峠に下って、中藤山と不逢山に登って、大石峠に下ってとアップダウンは続いた。
この区間は富士山や河口湖が見えるようになって景観は良くなった、中藤山からの展望も良かったが、大石峠の圧巻の展望には感動した。
黒岳~すずらん峠すずらん峠
破風山破風山~新道峠
新道峠新道峠~中藤山
中藤山中藤山
中藤山からの眺め中藤山~不逢山
不逢山不逢山
大石峠
大石峠からの眺め

北面は雪が残っていて、西に進むに連れ範囲が広くなっていた。積雪は数センチだったのでトレランシューズでも問題なかった。
大石峠~金堀山大石峠~金堀山
大石峠~金堀山

大石峠から節刀ヶ岳までの登りは辛かった。金堀山からの急登では、これまでのアップダウンで気力を失っていたこともあり、のっそりとしたペースになってしまった。
金堀山金堀山
金堀山~節刀ヶ岳

三ッ峠山分岐からのコースは踏み跡が薄かったが、節刀ヶ岳の山頂付近はよく踏まれていた。これは先の分岐とは逆にここから景観が良くなるという事を意味している。山頂は予想通りの絶景、苦労が報われる景観で良かった。
節刀ヶ岳節刀ヶ岳
山頂からの眺め
山頂からの眺め
山頂からの眺め

初日の精進湖までのルートは、距離32kmの累積標高(UP)が3200mだったので日暮れ前に到着できると思っていたが、ペースが遅く節刀ヶ岳に着いたのが16時前となってしまった。一般登山道だからヘッデンを付けて歩く事は可能だが、精進湖の到着時刻は何時になるか見当もつかない。
精進湖は諦めて途中で幕営することにしたが、さてどこに幕営するか?17時には日が沈むからあと一時間しか行動できない、出来れば見晴らしの良い山頂で幕営したい。

金山を越えて16時半に鬼ヶ岳に到着、この先見晴らしのよい場所は王岳となるが、30分では着きそうもない。「今日はここで幕営しよう」富士山も見えるし、甲府や河口湖の街も一望できるこの場所は幕営地としては最適だ。
節刀ヶ岳~金山金山
鬼ヶ岳
山頂からの眺め山頂からの眺め

シェルターを設営して日暮れの景色を楽しむ、ギリギリまで行動していたらこんな景色は楽しめなかった。
設営完了
マイシェルターと富士山
マイシェルターとお月さん
日暮れ

テントに入って食事タイム。今回も西友産、夕食はソルトクラッカーとバターチキンカレー、食後のお菓子に紅茶のクッキー、朝食は鴨だしカップそば。レトルトカレーは飽きてきたから今後は絶品クラッカーに合いそうなスープに変えていきたい。
今回の食料

食後も音楽を聴きながら景色を楽しんだ。いつもはテントに入ったらトイレ以外は出ることはないが、この景色はいつまでも見ていたいと思わせる景色だった。
甲府の街
日暮れ
夜のお月さん

日が暮れると室内は寒かった・・・どうやらテント選びを失敗したようだ。最近、ワンポールテントやタープを使った雪山キャンプ動画を見て、密閉型テントじゃななくてもイケると思っていたが、それは勘違いだった。。
換気性の高いシェルターは密閉できないから隙間から冷たい空気が侵入してくる。密閉型テントだとガスストーブをつければあっという間に室内が暖かくなるが、シェルターは全然暖かくならない。キャンプ動画だと焚き火や煙突付き薪ストーブで暖を取るが、あれは相当燃料を燃やさないと室内は暖かくならないだろう。電車や車もそう、古い型は隙間風が入ってきてめちゃくちゃ寒い。
冬は外気を遮断し効率よく室内を温めることが出来る密閉型テントに限る。キャンプ動画はわざと寒いテントにして過酷さを演出しているんだと思う。
※密閉型は温かいですが、一酸化炭素中毒には注意してください


Day2 曇り時々雪or雨、朝方は少し晴れ

夜は月が明るくてヘッデンをつける必要なかった。このコースは利用者が多いようで、夜の動物の往来は無かった(気が付かなかっただけかも)。
夜中は満天の星空だったが、未明からは雲が出てきて、出発の時刻になると空は雲に覆われていた。もし精進湖に泊まっていたら雲のかかった富士山しか見えなかった・・・「ありがとう御坂山地のアップダウン、君のお陰で行程が遅れ、結果的に美しい景色を見ることが出来たよ」
鬼ヶ岳鬼ヶ岳
鬼ヶ岳

夜明けの時間帯の稜線を歩きたいから6時前に出発、少し風が出ていたから上はダウンジャケットを着た(今回はハードシェルを携行していなかった)。
ヘッデンで道を照らしながら稜線を歩いていく、スパイクを忘れてしまい雪の斜面が不安だったが、特に危ない箇所はなかった。
節刀ヶ岳から西の稜線は険しさがあり楽しさを感じた、同じ様なアップダウン(高低差)でも険しい方が景観は良くなるし、景観が良ければそれだけ疲労も軽減できる。危険な岩場は嫌いだが、この様なアップダウンの稜線では多少の険しさが必要だ。
鬼ヶ岳~鍵掛
鬼ヶ岳~鍵掛鬼ヶ岳~鍵掛
鬼ヶ岳~鍵掛鬼ヶ岳~鍵掛

鍵掛では地平線から朝日が顔を出した。この数分の時間は照らされたものはオレンジ色に発光するが、私はこの色の樹林帯が大好きだ。心を落ち着かせる色合い、朝日と夕日の短い時間しか見れない貴重な点でも価値を感じている(普通の山歩きの時間帯では見れないし)。
鍵掛
鍵掛~吉沢山
鍵掛~吉沢山
鍵掛~吉沢山
鍵掛~吉沢山

風もあるし今日の富士山は登頂できないだろう、昨日五合目に泊まった人は残念だ。
吉沢山の次のピークが王岳、ここも幕営に適していたが展望は南側しかない。石祠には賽銭が多く、ご利益のある山として人気があるようだ。
鍵掛~吉沢山
鍵掛~吉沢山鍵掛~吉沢山
王岳
石祠王岳

王岳からは急下降となり、暗い時間帯だと危なそうだった。
女坂峠までは下り調子となり、途中には横沢ノ頭と五湖山のピークがあるが登り返しは殆ど無かった。
それにしても五湖山の山名の由来が気になる。王岳から下ったら山中湖・河口湖・西湖は見えなくなるし、尾根に隠れて本栖湖も見えない。見えるのは精進湖だけ、それなのに五湖山なのはおかしい。
王岳~横沢ノ頭王岳~横沢ノ頭
横沢ノ頭横沢ノ頭~五湖山
五湖山五湖山
五湖山~女坂峠
女坂峠女坂峠

女坂峠では小雪がチラホラ、太陽は完全に隠れてしまいテンションはだだ下がり。そんな気分もあって女坂峠から三方分山の登り返しはキツかった。。
御坂山地は三方分山から蛾ヶ岳(大畠山)までを含んでいるが、地形的にはこの部分は天子山地に属しているようにも見える。歩いてみて明らかにこれまでの御坂山地の地形とは異なっていたが、天子山地らしい地形かというとそうでもなく、「ここは御坂にしとくか」と安直に分類された可能性が高い。

頑張って登った三方分山は展望ナッシング・・・このコースは何が良いのか?登りの道で2組のハイカーと出会ったから何かしら優れた点があるのだろう。
三方分山三方分山

三方分山からは踏み跡は薄くなり景観が悪くなった。釈迦ヶ岳は少し期待していたが展望はなく、その先も退屈な景色と歩き難い道が続いた。
このコースは「廃道か?」と思わせる内容だったが、真新しい道標が立っていたから一般登山道となっているようだ。新しい道標は「歩いて欲しい」という願いが感じられるが、これという特徴のないコースを歩く物好きな人は少ないだろう。西側から登ったとして、ゴールが展望のない三方分山、精進湖が見たいなら他のコースを歩いた方が良さそうだ。

地蔵峠から大平山を巻くと、蛾ヶ岳までは長い登りとなる。この登りは今回のルートの中で一番辛かった、盆地に向かって歩いているのになぜ標高が高くなるのか?この悪天候だから良い景色は見られないし、楽な道で早く下山したいのに。。
三方分山三方分山~釈迦ヶ岳
三方分山~釈迦ヶ岳三方分山~釈迦ヶ岳
釈迦ヶ岳釈迦ヶ岳
釈迦ヶ岳~地蔵峠釈迦ヶ岳~地蔵峠
釈迦ヶ岳~地蔵峠釈迦ヶ岳~地蔵峠
地蔵峠地蔵峠~蛾ヶ岳

蛾ヶ岳は三方分山とは異なり苦労に見合った対価が得られた。天気は悪いが展望は良好、山頂から見える四尾連湖が美しかった。
蛾ヶ岳
山頂からの眺め

因みに蛾ヶ岳は「ひるがたけ」と読むらしい、今回は読めない山名が多かった(「」は私の読み方)。
  • 鶴ヶ鳥屋山(つるがとややま)「つるがどりややま」
  • 本社ヶ丸(ほんじゃがまる)「ほんしゃまる」
  • 清八山(せいはちやま)「きよはちやま」
  • 蛾ヶ岳(ひるがたけ)「ががががが・・・」

蛾ヶ岳からは一変して景観が良くなった。一般的には四尾連湖や碑林公園から登り、蛾ヶ岳の先は禁断の地という認識があるようだ。四尾連湖は登り返しが面倒なので立ち寄らず、四尾連峠から碑林公園登山口に下って今回の山行を終えた。
蛾ヶ岳~大畠山蛾ヶ岳~大畠山
蛾ヶ岳~大畠山
大畠山大畠山
大畠山~四尾連峠四尾連峠
四尾連峠~登山口四尾連峠~登山口
四尾連峠~登山口
碑林公園登山口碑林公園
碑林公園市川本町駅

ルート評価


御坂山地 東西縦走ルート

景観  :★★★★☆(4.5)
ルート :★★☆☆☆(2.5)
体力  :★★★★☆(4.5)
アクセス:★★★★☆


2.5点

アップダウンが激しく縦走には適していない山地です、単体のコースを歩きゆっくりと展望を楽しむのが良いでしょう。

景観は、本社ヶ丸から清八山の区間、節刀ヶ岳から女坂峠(阿難坂)の区間、蛾ヶ岳から四尾連峠の区間が良かったです。これらの区間はよく踏まれていて歩きやすく、その他の区間はあまり踏まれていない状態でした。
ルートは各ピーク間の標高差が激しく、視界に映る次のピークを見てゲンナリしてしまいます。危険箇所・不明瞭箇所は無かったですが、積雪が多い場合はアイゼン(浅い又は凍結ならスパイクでも可)が必要となります。三方分山から蛾ヶ岳の区間が悪く、また鶴ヶ鳥屋山はピストンとなり、この2つは省いてもよいかと思います。
アクセスは駅から登山口までが近く良好です。コースは沢山あるので緊急時のエスケープは容易です。

区間ルート評価


【笹子駅~鶴ヶ鳥屋山】

景観  :★★★☆☆(3.5)
ルート :★★★☆☆(2.5)


鶴ヶ鳥屋山は富士山の展望と静かな雰囲気が良かったです。
沢コースは急登があり疲れます。鶴ヶ鳥屋山に登らない、または縦走しない場合は、笹子駅 ⇒ 角研山 ⇒ 本社ヶ丸 ⇒ 清八山 ⇒ 清八峠 ⇒ 奥野沢川沿いの登山口 ⇒ 笹子駅の周回ルートが良さそうです。

【角研山・本社ヶ丸・清八山】 オススメ

景観  :★★★★☆(4.5)
ルート :★★★★☆


秀麗富嶽十二景の2峰があり、コースの景観も良好です。清八山から三ッ峠山への縦走も良さそうです。

【御坂山~黒岳~節刀ヶ岳】

景観  :★★☆☆☆(2.5)
ルート :★★☆☆☆(2.5)


清八山から御坂峠まで下り、御坂峠・黒岳と急登の登り返し、この2つの山は展望がないので悲しい気持ちになります。黒岳から先もアップダウンが激しく節刀ヶ岳までは辛い道のりとなります。景観は中藤山と大石峠の展望が良いです。

【節刀ヶ岳~女坂峠】 オススメ

景観  :★★★★★
ルート :★★★★☆(4.5)


節刀ヶ岳は180度、鬼ヶ岳は360度の眺望がありこの2峰の景観が特に良いです。鬼ヶ岳からは西は少し険しい地形となり、稜線の景観や富士山や湖の眺めが良好です。ルートは王岳からの下降が急となり、深い積雪や凍結している場合は注意が必要です。

【三方分山~蛾ヶ岳】

景観  :★★☆☆☆
ルート :★★☆☆☆


道は荒れていて歩き難く、どのピークも展望はなくコースの景観も悪いです。

【蛾ヶ岳~碑林公園】 蛾ヶ岳はオススメピーク

景観  :★★★★☆
ルート :★★★☆☆(3.5)


今回は天気が悪かったので良さをあまり感じられませんでしたが、良コースだと思います。蛾ヶ岳の展望、四尾連湖周回(今回は歩いていない)、仏岩の展望は天気が良い時に歩いてみたいです。

タイム


【Day1】
笹子駅(6:47)~鶴ヶ鳥屋山登山口(7:03)~稜線分岐(8:03)~【分岐に荷物デポ】~鶴ヶ鳥屋山(8:28)~稜線分岐(8:50)~本社ヶ丸(10:01)~清八山(10:28)~八丁峠(11:03)~御坂山(11:55)~黒岳(13:08)~新道峠(13:48)~大石峠(14:51)~節刀ヶ岳(15:51)~鬼ヶ岳(16:24)~【山頂に幕営】

【Day2】
鬼ヶ岳(5:56)~鍵掛峠(6:43)~王岳(7:40)~五湖山(9:07)~女坂峠(9:31)~三方分山(10:10)~釈迦ヶ岳(10:58)~地蔵峠(12:02)~蛾ヶ岳(12:54)~大畠山(13:43)~四尾連峠(13:57)~碑林公園登山口(15:11)~市川本町駅(15:30)

その他の写真


20190119-20
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