冷たい稜線(笠取山縦走)

風は標高が上がると温度が下がり豹変する。谷から尾根、尾根から稜線へ、出口を求め暴走する風の群によって稜線は冷やされていく。
冷たい稜線(笠取山縦走)
今回は2日かけて奥秩父を縦走してきたが、両日とも風が強く、2日目は曇りという事もあり寒さに悩まされた。
この時期の奥秩父なので、ウェアは化繊のベースとハードシェルで十分だと思っていたが、奥秩父主稜線では寒さを感じ、薄手のメリノウールを着て調節した。
風の強さで体感温度は変わってくるが、将監峠から雲取山のような巻道では寒さを感じやすい。巻道は風を受けやすく、また尾根通しの道なら登り下りの運動で体が温まるが、巻道は平坦だから体温があまり上がらない事が要因となる。

天気予報では晩秋から冬にかけて起こる「木枯らし1号」が吹いていないようで、暖冬を予想しているが、山間部は風が強く例年並みかそれ以上の寒さを感じた。
暖冬でも山は寒い。特に風にはご用心、装備によっては低体温症になる恐れがある。標高の高い山は勿論、低山でもダウンジャケットなど防寒着の備えが必要だ。

笠取山

雲取山から金峰山までの奥秩父主稜線上でロケーションの良い場所を3つ挙げるなら、雲取山周辺・笠取山周辺・金峰山周辺だろう(次点で将監峠・雁坂嶺)。
魅力のある場所は魅力をより感じる時間帯に歩きたい。3つの中で早朝の時間帯に歩いていないのは笠取山だけ、今回は『朝笠取』を楽しむ山行を計画した。

笠取山は3つの稜線の合流点となり、主稜線(東の唐松尾・将監、南西の雁坂嶺・甲武信)とは別に甲府盆地に下る稜線がある。笠取山は3つの川(荒川・多摩川・笛吹川)の分水地点でもあり、笛吹川沿いのこの稜線は地形を知る上でも歩く価値があると感じた。

起点は塩山駅、稜線南端の小倉山から入山して、高柴山 ⇒ 倉掛山 ⇒ 笠取小屋。2日目は早朝に笠取山周辺を散策をしてから、唐松尾山 ⇒ 将監峠 ⇒ 前飛龍山 ⇒ 丹波山 ⇒ 鹿倉山 ⇒ 奥多摩湖というルートとした。

結果は2日目の朝が曇ってしまいご来光を見ることが出来なかった。。夜中は雲が無く星が見えたのに、朝方になって雲が出始めるというタイミングの悪さ・・・・・・でも、それなりの景色と静かな朝の笠取を満喫できたので満足はしている。
笠取周辺は心が落ち着く独特の景観だから、半日・一日居ても飽きることはない。縦走路のポイントとして早々と通過するよりも、のんびり、ゆっくり、じっくりと過ごすのが笠取の楽しみ方だと思う。

防火帯

2日目は強風地帯、初日は『防火帯』に苦労した。防火帯とは山火事被害を食い止める為に伐採した地帯をいい、ここは急登且つ歩き難いので一般的な登山道よりも体力と時間を消耗してしまう。
初日は早い時間に笠取小屋に着いてのんびり過ごす予定だったが、高柴山や倉掛山の防火帯の通過に手間取ってしまい、日暮れ時の到着となってしまった。。

防火帯はスッキリとした見た目で展望も良いのに、何故か魅力を感じない。
その大きな理由は歩き難さだと思う、つづら折りに歩く事が難しい急斜面に、地面は風化していて滑りやすい。ここでは登ることに一生懸命になってしまいゆっくりと景色を味わう余裕はない。
また、見晴らしが良すぎる事は逆に精神的な疲労に影響する。頂点が見えるから疲れる、先々まで見えるから疲れる、樹木に覆われ黙々と登っている方が実際は精神的には楽だったりする。

倉掛山付近は巻道もあったが、初めて歩くエリアなので稜線の道を選択したが、想定を超える激しいアップダウンの連続に泣きそうになった。。奥多摩の鷹ノ巣山から七ツ石山の間にも防火帯があるが、ここも急登となっていてかなり辛い(積雪が多い時に歩いた時は号泣した)。但し、ここは巻道があり殆どの人は巻道を利用して回避している。

『見晴らしの良い尾根道(激)と景観の悪そうな巻道(楽)』この2つの選択は意外と難しい。
  • 美しい景色は見たい、でも急登はなるべく歩きたくない
  • 目的は別の場所だから、その区間に拘る必要はない
  • ピークを踏まなければ地形や山域は理解できない
  • 巻道は敗北感ある、困難であっても尾根道を選択するべきだ

と色々な理由があり一概に正解の選択はないが、ハイカーの心理としては尾根道を選択したいところだ。

今回は稜線を辿ったが、二度とこのアップダウン路を歩きたいとは思わない。私の感想を見て、回避したいと思うか、それとも歩きたいと思うか。私がもし事前に誰かの記録を見ていたら選択は違っていたかもしれない(それが嫌だから人の記録は見ないが)。

蛇足となるが、防火帯という名称は体のいい言葉であって、これって唯の主伐(再造林しないで禿山にする事)じゃないの?
急登の尾根にこの様な場所が多いのは、急斜面だと木材の運搬が楽だから。側面には林道(笠取林道)が通っているし、自然破壊という過去の遺物を隠す表現のような気がしなくもない。一旦火がついてしまえば100m程度の幅の伐採なんて意味がないと思う。

もくじ


  1. ルート
  2. 1日目記録
  3. 2日目記録
  4. ルート評価
  5. タイム


ルート(2日間)



大きいサイズで見る

距離:49.327km(Day1 27km)
累積標高(登り):3995m(Day1 2595m)
累積標高(下り):3778m(Day1 1230m)
※ルートはカシミール3Dで作成

山行記録


Day1 Sunny 🌞️

塩山駅から小倉山の登山口までは歩いて移動、途中のセブンイレブンで朝食を食べてから、小倉山の登山口に向かった。
目的地までは6km位の距離だからそんなに時間がかからないと思っていたが、今日は大きなザックを背負っていて走れない事を忘れていた。。重量は軽くても走るのに対応していないザックだと腰や肩が擦れて傷になってしまう。
帰宅してルートについて調べていたら丁度この時間帯にバスがあったようだ・・・でも地形を知るには歩くのが一番、バスでは盆地から山地の移り変わりや周辺の山について細かく理解する事は難しい。
塩山駅塩山駅
セブン塩山駅~登山口

小倉山の山容は美しかった、これも歩き移動ならではの楽しみだ。
笠取山から南の稜線はハンゼノ頭から2つの尾根に分かれ、一つは扇山や鈴庫山の尾根(西)、もう一つは小倉山や高芝山の尾根(東)となる。小倉山が一般登山道なので今回は東の尾根を選択した(写真は上が小倉山、下が扇山)。
小倉山の山容
扇山の山容

小倉山のコースは下がザゼンソウの植生地となっていて景観が良かった。ザゼンソウは冬に開花するので2月から3月なら花を観賞することができる。
玉宮ざぜん草公園入口小倉山登山口
座禅草植生地
座禅草植生地座禅草植生地

植生地を抜け谷を少し登ると尾根に出る、そこから南西に登っていくと展望台のある山頂に到着した。
山頂の展望は非常に良く甲府盆地が一望できた、街の中にぽっこりと盛り上がった「塩ノ山」が可愛らしかった(塩山駅から近いから登ればよかった)。
登山口~小倉山
尾根分岐登山口~小倉山
小倉山小倉山
小倉山からの眺め

分岐に戻って尾根を北東に進んでいく、上条山は展望がなく、植生地と小倉山以外の景観はあまり良くなかった。このコースは一般登山道となるが、冬場しか歩いていないのかよく踏まれておらず不明瞭な箇所があった。
小倉山~上条山
小倉山~上条山小倉山~上条山
上条山上条山
上条山~林道上条山~林道
上条山~林道林道合流点

林道からはバリエーションとなるが、過剰なまでのテープやマーキングが付いていて(たぶん林業用)、先の一般道よりも明瞭だった。
取付点林道~1362m峰

途中からは防火帯となり登り難い急登に難儀した。高芝山手前の1362m峰の登りはザレていて、通過にドキドキする場面もあった。
林道~1362m峰林道~1362m峰
林道~1362m峰
林道~1362m峰
林道~1362m峰滑る・・・
林道~1362m峰林道~1362m峰
1362m峰1362m峰~高芝山
1362m峰~高芝山

高芝山は手間が本峰、尾根の合流点は高芝山東峰となる、両山頂とも展望はない。
高芝山高芝山
高芝山東峰高芝山東峰

高芝山東峰から林道までは細い木が密生していて、踏み跡を外れると進めない状態だった、もし踏み跡が無かったらナタでも無いと通過できそうもない。
林道からは富士山が見えたが、この日は空気が霞んでいて眺望は良くなかった。
高芝山東峰~林道
高芝山東峰~林道林道
林道からの眺め

林道を少し歩くと三窪高原の登山口がある、ここからは一般登山道となり、笠取小屋まで不明瞭箇所や危険箇所はなかった。
三窪高原登山口登山口~柳沢ノ頭
登山口~柳沢ノ頭
柳沢ノ頭鈴庫山分岐

このコースはアップダウンが少ないし、展望は良いし、歩きやすいしと非常に良いコースだった。特にハンゼノ頭と藤谷ノ頭からの下りの景色が良かった。
しかし、これだけ良コースなのに誰にも会わなかった・・・私の評価基準はおかしいのか???
分岐~ハンゼノ頭
ハンゼノ頭
ハンゼノ頭からの眺め
ハンゼノ頭~藤谷ノ頭ハンゼノ頭~藤谷ノ頭
ハンゼノ頭~藤谷ノ頭ハンゼノ頭~藤谷ノ頭
ハンゼノ頭~藤谷ノ頭
藤谷ノ頭~板橋峠藤谷ノ頭~板橋峠
藤谷ノ頭~板橋峠

藤谷ノ頭からは防火帯となり、板橋峠の先も防火帯が続いていた。暫く登山道を歩いていくと分岐(写真右)となり、ここを直進すると倉掛山、右は巻道となりアップダウン地獄を回避することができる。
板橋峠~分岐分岐

見晴らしは良い・・・しかし、急登急下降の連続に次第に精神が蝕まれていく。先の進路が見えなければまだ耐えられるが、苦難と解る物をこうもはっきりと見せられると、体が拒否反応を起こしてしまう。。
1700m峰、絵図小屋山と登り、倉掛山に辿り着く。その先も延々とアップダウンを繰り返すと思いきや、倉掛山でアップダウンは終わり、嫌らしい部分まで見えてしまう防火帯も無くなった。
巻道との合流点に着いて一安心、ここは絶対に巻道が必要だと痛感した。
分岐~絵図小屋山分岐~絵図小屋山
分岐~絵図小屋山
分岐~絵図小屋山絵図小屋山
倉掛山倉掛山~分岐
倉掛山~分岐倉掛山~分岐
倉掛山~分岐分岐

白沢峠には古いピックアップトラックが残置してあった、このトラックを使い木材を運搬していたのだろうか。
登山道に事故車が放置していることがあるが、数十年の月日が流れるとゴミでも歴史的価値が出るのかもしれないから、無理に撤去する必要はないのかもしれない。100年後、1000年後、里山に落ちているエロDVDを見て未来人は何を想うのか?
白沢峠
白沢峠白沢峠

白沢峠からは林道歩き、変化のないつまらない景色に眠くなってきた。
林道の分岐からは石保戸山をピストンする予定だったが、防火帯の通過による遅れと、ここまでの景観不良から石保戸山は登る価値が無いと判断し中止することにした。
白沢峠~林道分岐白沢峠~林道分岐
林道分岐林道分岐~ヤブ沢峠
林道分岐~ヤブ沢峠ヤブ沢峠
笠取小屋笠取小屋

笠取小屋に着いたのは16時、14時前には到着して散策でもしようと考えていたのに。。
テントを設営して、水を汲んで、人と話をしていたら日暮れの時間帯に、風も吹き始め急に気温が下がってきたので、夕食はテント内で食べることにした。
笠取小屋からの眺め
水場水場

本日の夕食は普段山では食べないお米さん、アルファ米は不味くて食べられないからパックの白米を持ってきた。パックご飯は湯煎でも温められるが、コッヘルでは全体を浸せないから、今回は朝食のアルミ鍋うどんの容器を使った。温めること15分、ふっくらご飯の出来上がり!おかずのレトルトはイマイチだったが、ご飯は美味しかった。
パックご飯は美味しいが15分の加熱時間は長過ぎる。無駄に燃料を使ってしまうから効率が悪く、後処理は面倒だが生米を炊くのと大差ない。燃料効率が良くて美味しいご飯が食べられる方法があれば、数泊の縦走でもお米を食べたいものだ。

ヒロシのキャンプ動画を見ていると、パックご飯とレトルトというメニューに虚しさを感じてしまう。。出来れば美味しい料理を山で食べたい、食事を充実させればもっと縦走や幕営の機会は増えそうだ。
パックご飯&アルミ鍋うどん

テン場を利用するのは久しぶりだった(一年半ぶり)。
テン場は動物に襲われないという安心感があるのが良いが、話し声や自分の立てる物音を気にしなければならないのが少し煩わしい。あとはトイレ、いつもは靴を履かずにテントから放尿してしまうが、テン場ではトイレを利用しなければならないのが面倒だ。


Day2 Cloudy, fine later ⛅️

朝食はかき揚げうどん、昨晩の米と朝食のうどんといつもよりカロリーを多く摂取している。これだけエネルギーを蓄えたから運動量は上がる思っていたが、体の動きはいつもと変わらず特に違いは無かった(´・ω・`)
かき揚げうどん

出発は6時半、4時過ぎには起床していて、もっと早い時間に出発も出来たが、周りの人の迷惑を考え遅めの出発とした。
「赤ザック!」「青テント!」「黄テント!」「緑テント!」「・・・」、ピンクテントがいればヒーロー戦隊だったのに。。因みに私は白テントでした。
ヒーロー戦隊「アウトランダー」

空は曇り空だったが、オレンジ色の光が隙間から漏れていたから、山頂から日の出が見られる事を期待した。
くもり
笠取小屋~分水嶺分岐笠取小屋~分水嶺分岐
笠取小屋~分水嶺分岐
笠取小屋~分水嶺分岐分水嶺分岐

笠取山の前に雁峠に立ち寄った、ここに来て雁峠をスルーしてしまうのは勿体無い。分水嶺に戻ってから笠取山へ、雲は多いが果たして日の出は拝めるのか?
雁峠
分水嶺分水嶺~笠取山

・・・残念。。北の空は晴れていたが南は雲に覆われいて太陽の姿は見えなかった。雲の多い幻想的な美しい景色は嫌いじゃないが、朝は太陽を見てテンションを上げたいところだ。
展望地からの眺め展望地からの眺め
展望地からの眺め
展望地からの眺め
笠取山西峰笠取山西峰からの眺め
笠取山笠取山からの眺め

稜線は風が強く、景色を楽しめる状態ではなかった。風は南から北に吹いていて、東西の主稜線は風の影響をモロに受けてしまう。
ご来光を拝めず、風は強く、空はどんより、それに加えて風の影響なのか標高の問題なのかわからないが、イヤホンの接続が悪くなり、音楽が途切れてしまうトラブルまで発生した(高音域の音だけ途切れる現象)。
分岐分岐~唐松尾山
分岐~唐松尾山
分岐~唐松尾山分岐~唐松尾山
分岐~唐松尾山
分岐~唐松尾山分岐~唐松尾山
分岐~唐松尾山

唐松尾山の手前で単独の人と話し、唐松尾山から分岐の下りでは数パーティーとすれ違った。笠取山に縦走する人は少ないが、唐松尾山は人気があるようだ。
しかし、展望のない唐松尾山に登る理由が私には理解できない。将監峠からピストンするなら東仙波方面一択でしょう(その時主稜線は曇っていたが東仙波は晴れていた)、なぜに唐松尾山?唐松尾山の魅力を教えて欲しい。
唐松尾山唐松尾山~分岐
唐松尾山~分岐唐松尾山・東仙波分岐

将監峠には張り紙があり、来年の春に奥多摩小屋が閉鎖すると記されていた。春以降はこれまで通りテント泊は出来るが、売店がなくなるらしい。利用者がお酒を持参し、購入しないから閉鎖になったのではないか?
奥多摩小屋はこれまで一度も利用したことがなかったら、閉鎖する前に利用してみようかな。
将監峠奥多摩小屋閉鎖

毎回通過の度に感じる事だが、将監峠から飛龍山区間の沢筋に架かる橋は苦手だ、地震で支柱が歪んだりしないのかね?
飛龍山は始めはガスに覆われいていたが、近づくにつれ山容が見えるようになった。禿岩の展望は灰色のつまらない景色だったが、ここで風を受けすぎて寒さから体調を崩してしまった。。
将監峠~分岐恐怖の橋
将監峠~分岐将監峠~分岐
禿岩からの眺め
禿岩からの眺め禿岩からの眺め

分岐から前飛龍の尾根に入るも風は強く、更に体が冷えてしまった。寒気がしてきたから化繊シャツの上にメリノウールを着て、帽子も化繊からフリースに変更した。まだこの時期だからテルモスを携行していなかったが、暖かい飲み物が必須な天候だった。体を温めるのは防寒よりも飲み物の方が即効性があり効果が高い。
飛龍山分岐分岐~前飛龍山

前飛龍の山頂標識の文字が消えていたが、もしマジックを携帯していたら山頂名と自分の名を書けたのに。。
山頂標識は一度制作してみたいが、何せ設置場所が無い。誰も歩かない藪山の標識を作っても意味ないし、多くの人が訪れる山の標識を作ってみたい(制作依頼受付中です!)。
前飛龍
前飛龍の標識前飛龍の標識

前飛龍は展望がないが、岩岳の分岐辺りは展望が開けた。
展望地岩岳分岐

分岐から急下降すると尾根はなだらかになり、風も収まった。見慣れた低山の景色はマイホームに戻ってきたようで安心した。
分岐~熊倉山分岐~熊倉山
分岐~熊倉山分岐~熊倉山
熊倉山熊倉山

熊倉山からは更に緩やかな尾根となり、凍てついた私の心と体を癒やしてくれた。「やっぱり低山は最高だ!」
サオラ峠の先のピークが丹波山となるが、山頂は三角点のみとなり、標識は立っていなかった。
熊倉山~サオラ峠
熊倉山~サオラ峠
熊倉山~サオラ峠サオラ峠
熊倉山~サオラ峠丹波山

丹波天平付近は熊倉尾根の中で最も景観が良かった。枯木と落ち葉の落ち着く冬景色は、一人よりも誰かと歩いた方が楽しめるだろう。
丹波山~丹波天平
丹波山~丹波天平丹波山~丹波天平
丹波天平
丹波天平丹波天平

計画は分岐から一旦丹波に下り、大丹波峠の尾根から(鹿倉山・大寺山)奥多摩湖に下る予定だったが、ここまでの景観が良かったのでそのまま熊倉尾根を下ることにした。下りの道は廃村した高畑集落跡があり歴史を感じられる道だった。
親川バス停は便が少ないので西鴨沢まで歩こうとしたが、途中バスを待っているハイカーさんが居て、西鴨沢発のバスも時刻が変わらないとの事だったのでお祭バス停からバスに乗った。
分岐分岐
分岐~登山口分岐~登山口
分岐~登山口
分岐~登山口分岐~登山口
分岐~登山口
丹波天平登山口親川バス停
時刻表ボロボロのファイブフィンガーズ

今回の山行は、全体を通して歩いている人が少なかった。
高芝山から下った林道で1人、白沢峠で1パーティー、笠取小屋が3張、唐松尾山手前で1人、将監峠付近は4パーティー位と多め、前飛龍山で1人、倉掛山で1人、サオラ峠から丹波天平までが2パーティー、バス停に1パーティーと数えられる位に人が少なかった。
奥秩父は雪が積もると歩ける場所が限られ、冬場は雲取と金峰の単発以外は歩く人が殆ど居ない。この時期の2000m級であれば少し雪が付いている八ヶ岳とかに行っているのかもしれないね。

ルート評価


奥秩父 笠取山逆U字ルート

景観  :★★★★☆
ルート :★★★☆☆
体力  :★★★☆☆(3.5)
アクセス:★★★★★


3.5点

景観は全体的に良く、特に三窪高原・笠取山周辺・熊倉尾根の景観が良いです。

ルートは小倉山から高芝山間(不明瞭)・倉掛山付近(アップダウン地獄)・白沢峠から笠取小屋(林道歩き)・将監峠から飛龍山(巻道)が悪いです。初日の笠取小屋までは距離・累積標高の割に体力を消耗するので、所要時間は多めに想定するのが良いでしょう。

アクセスは起点・終点共にバス停があり便が良いです。今回起点までは歩きましたが、6:53発に小倉山行き(玉宮行)のバスが出ています。それ以降の時間帯であればタクシーを利用するのが良いでしょう。 甲州市バス

区間ルート評価(未踏区間のみ)


【小倉山】

景観  :★★★☆☆(3.5)
ルート :★★☆☆☆(2.5)


登山口付近はザゼンソウの植生地となっていて、冬の開花時期(2月~3月)に歩くのが良さそうです。山頂は展望が良く、甲府盆地が一望できます。小倉山から南東方面は不明瞭な箇所があります(テープあり)。

【高芝山】

景観  :★★★☆☆
ルート :★★☆☆☆


景観は1362m峰付近が良く、高芝山は展望がありません。バリエーションルートとなりますが道は明瞭です。1362m峰の防火帯はザレているので滑落に注意してください。

【三窪高原】 オススメ

景観  :★★★★☆(4.5)
ルート :★★★★★(4.5)


アップダウンの少ない歩きやすい道、展望も良好となりお薦めのコースとなります。アクセスは柳沢峠までバスがあります。

【板橋峠~倉掛山~白沢峠】

景観  :★★★★☆
ルート :★★☆☆☆


板橋峠から白沢峠までは稜線の道と巻道があり、稜線上に倉掛山があります。稜線は防火帯となり展望は良いのですが、アップダウンが激しく体力を消耗します。

【白沢峠~笠取小屋】

景観  :★☆☆☆☆
ルート :★☆☆☆☆


林道歩きとなり退屈に感じます。林道の分岐から石保戸山に行くことも可能ですが(ピストン)、この山は標識も展望もない山なので無理に立ち寄る必要はないかと思います。

【熊倉尾根(前飛龍山~親川)】

景観  :★★★★☆
ルート :★★★☆☆


前飛龍山の山頂は展望がありませんが、岩岳の分岐は展望地となっています。前飛龍山から急下降していくと尾根は緩やかとなり、熊倉山から丹波天平登山口までは落ち着きのある景観となります(個人的には好きな景色)。

タイム


【Day1】
塩山駅(6:52)~【移動】~【セブンで朝食】~小倉山登山口(8:14)~小倉山(8:39)~林道合流点(9:22)~【バリエーション】~1362m峰(10:12)~高芝山(10:43)~三窪高原登山口(11:27)~ハンゼノ頭(11:57)~藤谷ノ頭(12:23)~板橋峠(12:45)~1700m峰(13:15)~【アップダウン地獄に苦しむ】~倉掛山(13:42)~白沢峠(14:19)~【林道歩き】~林道分岐(15:20)~【石保戸山を中止】~笠取小屋(16:00)

【Day2】
笠取小屋(6:30)~分水嶺分岐(6:40)~雁峠(6:46)~笠取山(7:13)~唐松尾山(8:53)~将監峠(9:36)~飛龍山分岐(11:31)~前飛龍(12:03)~熊倉山(12:52)~サオラ峠(13:16)~丹波天平(13:40)~【計画ルートを変更】~丹波天平登山口(14:47)~お祭バス停(15:11)

その他の写真


20181201-02
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