大月周辺の展望地巡り

雨でも降れば体を労り安静にしていられるが、気持ちが良さそうな天気に居ても立っても居られなくなり、山に行くことにした。
大月周辺の展望地巡り
ルートは結構激しめ。膝痛の再発を恐れ軽めに歩くことも考えたが、膝の状態は良く、完治しているようだったので、確認も兼ねて通常のルート設定とした。

結果は最近歩いていないことから足の筋肉疲労を感じるくらいで、膝は完治していた。
これなら連休に縦走ができたような気もするが、重い荷物や高い山は膝の負担が大きく、また数日かける長い縦走の途中で膝を壊してしまうと自力で戻れない可能性もある。
低山日帰りの良い点は大事に至らない事、エスケープが楽だからその点は心配しなくてもよい(判断を誤れば大きな事故にもなるが)。

膝の怪我は長引くから行動が慎重になってしまうが、重要なのは労ることよりも『鍛える事』。適度に負荷をかけ、膝を怠けさせないようにすることが肝要である。

大月市の展望地巡り

今回は大月市の展望地を巡ってきた。扇山 ⇒ 百蔵山 ⇒ 御前山 ⇒ 菊花山 ⇒ むすび山 ⇒ 高川山と3つのエリア(山地)を繋げ、それぞれの山頂から展望を楽しんだ。
この付近の展望の特徴は美しい富士山が見られること。各山頂の距離は短いが、周辺の地形や山頂の構成(植物や岩場)で見え方は変わってくる。

どの山の展望も良かったが、個人的に印象に残っているのは御前山(駒橋御前山)だった。山頂は岩が露出していて、休憩スペースは殆ど無く寛げないが、他の山頂と比べて人が少ないのが良かった。

今回『秀麗富嶽十二景』の「百蔵山」と「高川山」に登ったから、残りは4番の「笹子雁ヶ腹摺山」、8番の「お伊勢山」、12番の「本社ヶ丸と清八山」の4峰となる。
富士を観賞するなら眺望が良く、一番美しい白色の冬の時期が望ましい。ずっと温めておいた、12番を通過する御坂山地縦走(初狩駅から本栖湖)を今冬にでも実行してみようかな。

ルート



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距離:28.941km
累積標高(登り):2790m
累積標高(下り):2647m
※ルートはカシミール3Dで作成

山行記録


扇山・百蔵山

日中は陽が出て気温が高くなるが、早朝は11月とは思えない程の寒さだった。。自宅付近は軽装備でも問題なかったが、高尾を過ぎると一気に気温が下がり、ダウンジャケットでも羽織りたい位の寒さだった。
鳥沢駅
鳥沢駅鳥沢駅

鳥沢駅で缶コーヒーを飲み、体を温めてから出発。
車道を山間に上っていくと案山子が立っていたが、これが遠目から見ると怪しい男性に見えて怖かった。。動かないでじっとこっちをガン見しているし、何か持ってるし・・・リアルな方が効果があるのかもしれないが、初めて通る人にはちょっとしたホラーに感じるだろう。
妖怪人間ベムベラベロ妖怪人間ベムベラベロ

犬目登山口(君恋温泉登山口)の入口には道標が立っているが、私は見落としてしまい通過してしまった(その先で住民に道を訊き引き返した)。
登山口は道標が立っていないが、建物(君恋温泉)の脇が登山口となる。君恋温泉は現在閉館しているが人は住んでいるようだった。
鳥沢駅~登山口
登山口入口登山口入口
君恋温泉登山口君恋温泉登山口からの眺め

道を少し進んでいくと階段があり、ここを下ると不動滝が現れる(道を訊いた人に教えてもらった)。
登山口~不動滝登山口~不動滝
不動滝

隣の尾根に出ると神社があり、そこからからは明瞭な道となった。
分岐分岐
分岐~犬目丸分岐~犬目丸

尾根の合流点から東に進むと犬目丸。扇山とは逆方向になるが、距離が近く山頂の展望も良いので立ち寄る事をお薦めする。
犬目丸犬目丸
犬目丸からの眺め

扇山までの尾根は平坦で歩きやすく(走りやすい)景観も良かった。扇山はまだ早い時間なので誰も居なかった。
犬目丸~扇山犬目丸~扇山
扇山扇山
扇山からの眺め

扇山からは以前時間が遅くなって断念した百蔵山へ、このコースは期待通りの素晴らしい内容だった。
途中の稜線のからは百蔵山の山容を望めたが、その可愛らしい姿を見て私は萌えた。「モエタンに早く逢いたい!」美しい山容の山を見るとついつい心が踊ってしまう。
扇山~百蔵山扇山~百蔵山
モエタンの山容

途中までは歩きやすかったが、山頂付近は急登となりモエタンのツンデレな部分が垣間見れた。
扇山~百蔵山扇山~百蔵山
百蔵山扇山~百蔵山

山頂は居心地が良く展望も良好、山頂付近一体に松が多く生えているのが特徴的だった。
百蔵山百蔵山
百蔵山からの眺め
百蔵山からの眺め百蔵山からの眺め

下りの道は展望地もあり景観が良かった。このコースは人気があるようで多くの人が登っていた。
百蔵山~分岐分岐
分岐~展望地展望地
展望地からの眺め
展望地~登山口
分岐~登山口分岐~登山口
分岐~登山口百蔵山登山口

登山口から街道に下って次の登山口に移動。距離は意外と長いが、岩殿山や先の百蔵山と景観が良かったので退屈には感じなかった。
岩殿百蔵山


御前山・菊花山

2つめのエリアは道志山塊の北西端の山。甲州街道を曲がり、つづら折れの車道のカーブに御前山の登山口がある。
まだ2つめのエリアだと言うのに既に腿は疲労感が・・・体を休めることも大事だが、2週間何もしていないと筋力は相当落ちてしまう(体力維持って面倒くさいなぁ)。
甲州街道御前山登山口
登山口~神楽山
登山口~神楽山登山口~神楽山

御前山の隣にある神楽山は展望がなかった。ここまでの景観もあまり良くなかったし人も歩いていない、ひょっとして御前山も微妙な山のような気がして不安になってきた。
神楽山神楽山

そんな不安に反して御前山の山頂は素晴らしかった。ゆっくり休めるスペースは無いものの、何より静かなのが良かった。
この周辺だと御前山よりも九鬼山の方が人気がありそうだが、九鬼山は急登且つ山頂の展望(富士山の眺め)もそんなに良くないから、個人的には御前山の方が良いと感じた。
御前山
御前山からの眺め
御前山御前山

御前山から稜線を南西に進み、分岐からは北西に方角を変えて菊花山を目指す。区間の景観は普通だったが、菊花山付近は展望が開け、街や山々の美しい景色が望めた。
この山頂も休憩スペースが狭い為に、ガスを使って調理をしたり皿を広げることはできない(おにぎりがベスト)。大人数のパーティーがここで休憩していたらかなり迷惑になりそうだ。
御前山~分岐分岐
菊花山菊花山からの眺め
菊花山菊花山
菊花山からの眺め

下りでは次の高川山の尾根が見えた。丘陵帯の様な平坦な尾根からのアップ・・・「高」の文字が付く山はどこも気持ちを削ぐような標高差を感じてまう(感じないのは高尾山くらいか)。
高川山の尾根の眺め

登山口の鳥居が折れていたがこれは修繕しないで良いものなのだろうか?跨ぐのも無礼だし、いっその事撤去した方が良いと思う。
菊花山~登山口菊花山登山口


むすび山・高川山

3つめのエリアは御坂山地の東端の山。バイパスから見えるむすび山、あの山頂から尾根が平坦になるのはとても不思議だ。
むすび山
登山口~登山口むすび山登山口入口

計画は高川山から、羽根子山 ⇒ 大岩山 ⇒ 屏風岩 ⇒ 初狩駅というルートだったが、腿筋の疲労が蓄積し歩けそうもないので、高川山を最終ピークとした。

先に見えた高い山(高川山)に登れば後は下るだけ、とりあえずサクサクと緩やかな尾根を登っていこう・・・と思っていたらいきなり登山口から道を間違え藪に入ってしまった。。ここは人気コースとなっていて、道を間違える人は皆無だと思われるが、私は道迷いのプロなのでそんな道でも間違えてしまう(悲しい)。
むすび山登山口藪・・・

登山口に戻れば良いものを強引に藪を突破し、むすび山に到着。むすび山は標高が低いため、あまり展望は良くなかった。
むすび山むすび山からの眺め

平坦な尾根は紅葉していることもあり景観が良かった。それにしても下ってくる人が多いのに驚いた、今回歩いたコースでここが一番人気があるようだ。
むすび山~高川山
むすび山~高川山
むすび山~高川山むすび山~高川山
むすび山~高川山

平坦な尾根が終わり登りになった辺りから、急に気温が低くなった。冷たい風に体が冷やされ、動けなくなるくらいの疲労感を感じた。防寒をして、座って休憩を取るも体調は優れず、そのうちに肉離れのようなズキズキとした痛みが襲ってきた(太腿ではなくふくらはぎ)。
そのまま痛みに耐え歩いていると不思議なことに痛みは消えた、体が温まったからなのかわからないが、行動不能にならなくてよかった。
先日のランニングでもそうだったが、最近は急激な気温の変化で体調を崩すことが多くなった、歳を取ると厄介事が多くなりますのぉ(;´_ゝ`)
むすび山~高川山むすび山~高川山

高川山では美しい展望が待っていた。痛みに耐え、苦労しただけにご褒美があるのは嬉しい。
高川山高川山の眺め
高川山の眺め
高川山の眺め高川山

山頂からは女坂を下り、途中の分岐からは沢コースに下ったが、沢コースの景観は悪かった(変わった形状の玉子岩以外はつまらない)。
羽根子山分岐分岐~分岐
女坂分岐沢コース分岐
沢コース沢コース
玉子岩登山口
登山口~初狩駅登山口~初狩駅
初狩駅初狩駅

翌日は太腿の筋肉痛・・・膝も治った事だし筋肉痛が治まったらロードランニングを再開したい。

ルート評価


奥秩父 大月市展望巡りルート

景観  :★★★★☆
ルート :★★★☆☆
体力  :★★★★☆
アクセス:★★★☆☆(3.5)


3.5点

景観は◎ルートは○。展望を沢山見られるのは良いですが、山地が異なり2度街に下るのでルートの繋がりは悪いです(但し外界からの景観は悪くはない)。

時間帯で景色は変わってきますが、個人的には、百蔵山→高川山→扇山→御前山→菊花山→犬目丸→むすび山の順で良かったです。
急登箇所は殆ど無く各コースは歩きやすいのですが、累積標高は高めとなっています(2790m)。高川山のコースはエスケープ路が無いので、疲労感がある場合は菊花山で終了するのが良いかと思います。
アクセスは菊花山と高川山は駅から近いですが、扇山・百蔵山は駅からの距離が長く、バスの運行状況も悪いです。

区間ルート評価


【犬目丸・扇山・百蔵山】 オススメ

景観  :★★★★☆(4.5)
ルート :★★★★☆(4.5)


扇山に登るコースはいくつかありますが、滝が見られ犬目丸の展望も楽しめる犬目丸コース(君恋温泉登山口)がお薦めです。
権現山も悪くはないですが、扇山からの縦走は百蔵山の方が景観が良く歩きやすいです。

【御前山・菊花山】 御前山はオススメピーク

景観  :★★★☆☆(3.5)
ルート :★★★☆☆


御前山は人が少ないので静かに富士山を観賞したい人にお薦めです。御前山・菊花山共に山頂は狭く、休憩スペースがあまり無いので、ピクニック向きではありません。

【むすび山・高川山】 高川山はオススメピーク

景観  :★★★★☆
ルート :★★★☆☆(3.5)


高川山の展望が素晴らしく、コース全体の景観も良好です。単体で歩くなら、順路は逆の初狩駅を起点とする方が良さそうです(高川山から緩勾配の尾根をゆっくり歩ける)。
高川山からの下山コースは、沢コースの内容が悪かったので(舗装路歩き)、尾根コースを選択するのが良いでしょう。

タイム


鳥沢駅(6:57)~【移動】~君恋温泉登山口(7:30)~犬目丸(8:11)~扇山(8:39)~百蔵山(9:36)~百蔵山登山口(10:11)~【移動】~御前山登山口(10:42)~神楽山(11:09)~駒橋御前山(11:20)~菊花山(12:09)~菊花山登山口(12:29)~【移動】~むすび山登山口(12:48)~【道を間違え藪に入ってしまう】~むすび山(13:00)~【急な冷え込みで体調不良→足がつる】~高川山(14:43)~【計画ルートを変更】~高川山登山口(15:21)~初狩駅(15:34)

その他の写真


20181125
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